公開シンポジウム「オールジャパンでの創薬支援体制の構築に向けて」が本日(5月17日)、千里ライフサイエンスセンターにて開催され、参加しました。国内で初めて医薬基盤研究所内に創薬支援戦略室が創設され本部機能を担い、医薬基盤研究所(厚生労働省)、理化学研究所(文部科学省)、産業技術総合研究所(経済産業省)と大学や民間研究機関等の連携協力に対して、マネージメントを行う支援体制が紹介されました。6月から業務が開始されるとのこと。わが国が抱える研究開発の課題の解決や医療関連分野におけるイノベーションの一体的推進が期待されています。

 かつて私は、ICH(日米EU医薬品規制調和国際会議)の活動に、日本の製薬企業側のICHコーディネーターとして携わり、新薬を早く患者さんに届けることに取り組んできました。日本から世界に通用する優れた新薬がさらに活発に創出されるよう願い、できる限り応援していきたいと思います。

  一方で、関西のバイオ産業等が活性化するよう、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の機能の一部を関西へ設置することを提唱してきた一人であり、関係機関や国会議員、府会議員へも働きかけを行ってきました。「PMDA-WEST」が大阪に置かれる見通しとなってきており、創薬への弾みがつくものと、大いに期待しています。

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茨木市 河本光宏
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