Archive for 2012年 3月
政治評論家「森田 実」氏の出版記念会に出席
3月30日(金)ホテルグランディア大阪で、「森田実の言わねばならぬ名言123選」出版記念パーティーが開かれました。
森田氏は、フジテレビ「スーパーニュースアンカー」のコメンテーターとしても活躍されています。
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」とありますが、私はその物腰、大きく包みこまれるような慈愛あふれるお人柄に感銘を受け、ますますファンになりました。
森田氏は「すぐれた格言は、混迷する現代を乗り切るための心の栄養となる」と言われ、この著書は「政治家はどう生きるべきか」「政治とは何か」について示唆を与えられています。老子の言葉を多く引用されていますが、その中で「我に三宝あり」とあります。「一に慈、二に倹、三に敢えて天下の先と為らず」この意味は、「慈悲深いから勇敢であり得る。倹約であるから国が広くなり得る。世の中の先頭に立たないから万人の長になり得る」ということです。
広域避難地 西河原公園、茨木市消防署西河原分室竣工式
3月21日(水)西河原公園内の屋内運動場において、消防音楽隊のファンファーレと共に竣工式が盛大に執り行われました。
大規模災害発生時における市東部地域の広域避難地として拡張整備された「西河原公園」には、救援物資の受け入れや供給を行う屋内運動場、ヘリポートや、災害用かまどベンチ、マンホールトイレなど、様々な防災機能を整備。
あわせて「消防署西河原分署」の立て替えを行い、庁舎は地球温暖化防止対策として、ソーラーライト、太陽熱温水器、空冷ヒートポンプエアコン等の省エネルギー設備を導入しています。4月1日からは、高度救助隊(愛称スーパーレスキューシールド)も発足します。
災害に強いまちづくりのために、公明党がこれまで実施してきました「防災点検」や「女性防災会議」を検証し、市政に反映させてまいります。
一年後の3.11に思うこと・・・。
一年前のあの日、日本中が大きな悲しみに包まれました。私は遠い茨木に居て、自分に何ができるのか?悩みました。義援金募金活動に参加し、5月には「復興支援ボランティアツアー」で石巻市牡鹿半島に行き、がれき撤去を行いました。そこで見て感じたことは生涯忘れないと思います。
環境省によると、被災地沿岸32市町村で発生した「震災がれき」は約2,200万トン、うち処理が済んだのはわずか6%とのこと。これを現地のみで処理すると10年以上もかかってしまいます。放射線物質の懸念や、焼却灰の最終処分場が決まっていないなど課題はありますが、復興を進める大きな障害になっているこの問題について真剣に議論すべきと考えます。大阪府は、受け入れる場合、岩手県の「震災がれき」が対象で安全性を確保されたものです。市民の皆様の不安を払拭していくことを大前提として前向きに進められることを望みます。今、被災地の方々が求めておられることに全力で応えていくこと、行動で示していくことこそが本当の支援であると思います。
また、この3.11に南茨木駅前で「サン・チャイルド」除幕式が行われました。教育委員会が現代美術家ヤノベケンジ氏に依頼し進められてきた企画で、東日本大震災から再生、復興していく人々の心に大きな夢と希望と勇気を与えるというコンセプトで制作されました。4月5日~17日市立ギャラリー(阪急ロザヴィア内)において、「ヤノベケンジ展~サン・チャイルドができるまで~」を開催いたします。南茨木駅に恒久設置される新しいシンボルを是非見にお出かけください