Archive for 2009年 10月

民生常任委員会で行政視察

 〜愛媛県今治市〜 <市民課窓口業務の改善>                             

 ワンストップサービス 今治市では、番号表示が分かりにくい、入り口から記載台が見えない、時間がかかりすぎるなどの市民の声に応えて平成18年から窓口業務改善の取組みがスタート。 

議会質問、ワンストップサービス推進室開設で課題を抽出しパスポート申請など新たな業務を加え解決策を整理。ワンストップサービスとは1度の手続きで必要関連作業を全て完了させる仕組みのこと。フロアマネージャー(総合案内業務)を置く、接遇(職員の意識改善「サービス業であるとの認識」)、市民課ロビーのレイアウト変更など設備、サービスの改善を決定。待合に椅子を設置、番号表示ディスプレイの色分け、届出、証明発行コーナーを分ける、キッズコーナー設置など様々な取組みを実施。アンケートで市民のニーズに応えています。

 市民課に来られる方は、必要な手続きのため貴重な時間を使って来て頂いています。職員の側からもさらに良いサービスを提供するため、何が必要か問題意識を持って職務にあたっていただきたいと思います。


   〜香川県高松市〜 <住民発案の「まちづくり」>            


 きっかけは、少子高齢化を背景にした自治会加入率の低下、地域の連帯感の希薄化に危機感を抱き、地域の衰退に歯止めをかけ、地域力の再生を期すために市民みずからが立ち上がったことです。平成18年、コミュニティ組織が構築され、地区公民館をコミュニティセンターに転換し、地域による自主運営、自主管理を開始。自治会、ボランティア、NPO、事業所、商店街など様々な団体が所属し、お互いに情報を共有し合い、協力し合うネットワーク組織です。小学校区単位で行われ「ひとづくり」「しくみづくり」「ものづくり」に発展する過程で地域力、結束力を育み、「まちづくり」を進めています。市は「地域コミュニティ構築支援事業」「地域まちづくりサポーター制度」「市政出前トーク」「まちづくりアドバイザー設置事業」でバックアップしています。

 地域は人材の宝です。「こんなときにはどうするの?」「もっと住みよい町にしたい」「何か人のお役に立ちたい」など様々な声を上げることでまず小さなコミュニティを作り、活動を開始することから「住みよいまちづくり」を進めていきたい、そして「向こう三件両隣り」の連帯を大事にしていきたいと思います。

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茨木市 青木順子
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