Archive for 2015年 8月

定例の研修会で五百旗頭21世紀研究機構理事長が講演
 日本の自助努力と日米同盟の重要性を強調

 県議会公明党・県民会議(私、谷井いさお政務調査会長の提案による)は8月31日、神戸市内で定例の研修会を開き、五百旗頭真氏(ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長、熊本県立大学理事長、神戸大学名誉教授)が「戦後70年と安保法制」について講演しました。


 五百旗頭氏は、まず、飛鳥時代に倭国が白村江の戦いで唐と新羅の連合軍に大敗したが、相手国に多くを学び国を整備してきた歴史や第2次世界大戦後、戦前の力の体系重視を改め、他国と関係や利益の体系を重視して経済大国になった経緯などを説明。「我が国には歴史上の失敗もあったが、人と人の結びつきを重視したり、民を支えよう国をもっと良くしようという本来持っている再生のバネをそのつど発揮してきた」と日本の誇るべき特性を指摘しました。

 次に、戦後の復興に向けてのさまざまな政治上のエピソードを交えながら「日本は途上国や貧しい国々への支援として青年海外協力隊や政府開発援助(ODA)に尽力し、アジアの安定や平和の構築に寄与し世界から高い評価を得てきた」と振り返りました。しかし「冷戦の終結とともに世界情勢が大きく変わり、我々は難しい問題に直面している」と、冷戦後の日本を含めた安全保障環境の急速な変化にふれ、平和外交の重要性を強調した上で、国会で審議中の平和安全法制の必要性を訴えました。

 また、国際社会の安全について五百旗頭氏は「日本は世界の安全保障に貢献すべきである」とし、これまで特別措置法で実施してきた国連決議に基づいて活動中の外国軍隊への後方支援について、国際法上の正当性がある場合に限り、日本ならではの貢献を進める国際平和支援法案を高く評価しました。

 一方、日本の安全については、自衛隊が防衛のための一定の拒否力しか持たない事実を示した上で抑止力としての日米同盟の重要性を指摘。また、集団的自衛権の限定行使を容認した解釈変更について、「日本の存立にかかわる部分に限定されており、それをしっかり守っていれば問題ない」と説明しました。

 最後に「日本自らが戦争をするのは、憲法9条違反でありこの法案によってもできない。国際安全保障は他国に任せて日本は自己利益ばかり追求するのは通らない。大きく見れば国際安全保障へ日本が参画しないといけない」と訴えました。その上で「今の世界の状況を踏まえ、我が国の安全、国益のために、良い判断をすることがこれからの課題。そのためこれからも多くの国と友好関係を築いていくことが重要であり、公明党の役割りに大いに期待する」と話しました。

地域の要望実現へ全力 医師会など15団体と政策懇談 尼崎市

 下地光次、谷井勲の両県議はこのほど、尼崎市内で開いた政策要望懇談会に出席し、各種団体と意見を交わした。

 公明党の中野洋昌(ひろまさ)衆院議、市議会公明党の開康生(ひらきやすお)幹事長らが参加した。

 懇談会には15団体が参加。このうち尼崎市医師会(黒田佳冶金長)は、地域包括ケアシステムの構築に向け「医療、介護など業種間連携に情報通倍達術の活用が有効」と指摘し、同市を含む8市町の医療機関が患者情報の共有に運用している「阪神医療福祉情報ネットワーク(むこねっと)」の活用などを要請した。

 公明側は仁「地域包括ケアに、むこねっとを生かしていくべきだ。後押ししたい」と応じた。

 このほか、県建設業協会尼崎支部(柄谷(からたに)順一郎支部長)からは、阪神高速3号神戸線の渋滞解消に向けた大阪湾岸道路西伸部の早期着工などが要望され、中野氏は「間違いなく着工できるよう取り組む」と答えた。

市町政策要望会を西播磨地域で開催
 地域の多様性を生かした振興の実現へ

 8月10・11日の2日間にわたり、西播磨地域で、市町政策要望会を開催しました。
当日は、地元の市町長らが出席し、それぞれの地域の課題解決や多様性を生かした活性化に向け意見交換しました。
さまざまな要望を受けて、県議会公明党・県民会議として来年度の予算編成に反映できるよう取り組むことを約束しました。


 主な要望事項等は次の通りです。

【相生市・赤穂市・上郡町・佐用町】
■開催日・場所:8月10日・赤穂市内
■出席者:谷口相生市長、明石赤穂市長、遠山上郡町長、庵逧佐用町長

■主な要望事項

●相生市=相生市千尋地区の浸水対策、砂防ダムの土砂撤去及びその他の対応策について
▼相生市の基盤整備事業について(国道250号の自歩道整備について)
▼「地方人口ビジョン」・「地方版総合戦略」の検討状況及び課題

●赤穂市=アクセス道路網の整備について
▼千種川水系の河川整備等について
▼「地方人口ビジョン」・「地方版総合戦略」の検討状況及び課題

●上郡町=播磨科学公園都市の建設推進等について
▼介護保険制度の安定的な運営について
▼「地方人口ビジョン」・「地方版総合戦略」の検討状況及び課題

●佐用町=農業科学科を有する佐用高等学校を拠点とした地域創生について
▼通学区域特例制度の創設について
▼「地方人口ビジョン」・「地方版総合戦略」の検討状況及び課題

【たつの市・宍粟市・太子町】
■開催日・場所:8月11日・たつの市
■出席者:栗原たつの市長、福元宍粟市町、北川太子町長

■主な要望事項

●たつの市=主要地方道本竜野停車場線道路の整備推進について
▼揖保川の河川改修事業の推進について
▼「地方人口ビジョン」・「地方版総合戦略」の検討状況及び課題

●宍粟市=西日本一のカヌー競技場づくりプロジェクトの継続について
▼県民の健康づくりとしての森林セラピーの活用について
▼「地方人口ビジョン」・「地方版総合戦略」の検討状況及び課題

●太子町=乳幼児等医療費助成事業及びこども医療費助成事業の拡充について
▼皮革排水処理経費に対する財政支援等について
▼「地方人口ビジョン」・「地方版総合戦略」の検討状況及び課題

務調査会を8月6・7日に実施
 県予算の執行状況や事業効果などで質疑

 県議会公明党・県民会議並びに各会派は、8月6・7日の両日、県庁内で政務調査会を開き、今年度予算の状況や事業効果、今後の見通しなどについて県当局の説明を受けました。


 6月の審議会が発足して初の政調会で、1期議員にとっては県政への理解を深める機会ともいえるものです。山積する課題とともにさまざまな角度からの質問に当局側も注視して聞き入っていました。

 また、9月の定例議会には、地域創生戦略案が上程される見込みで、地域の魅力と活力向上に向けた取り組みなどについて鋭くただす場面も見られました。

Twitter
ブログバックナンバー
サイト管理者
兵庫県 谷井勲
tanii-no1ama449@work.odn.ne.jp