平成27年度予算編成に対する重要政策提言を申し入れ
 活力と魅力あふれる地域づくりをキーワードに

 県議会公明党・県民会議は、9月10日、県庁内で平成27年度当初予算編成に対する重要政策提言を井戸知事に申し入れました。

 申し入れ書では、安心で快適な県民生活の実現に向けて、「平成27年度予算では行財政構造改革の着実な推進とともに、防災・減災対策やエネルギー対策、経済活性化のための成長戦略、それを支えるインフラ整備、さらには子育て支援や教育改革、医療・介護・福祉の充実に向けた取り組みなどが必要である」と指摘。そのうえで諸課題を解決していくために不可欠な「地域づくり」をキーワードに最重要事項をはじめとする安全安心な社会の実現を目指して今回の提言を取りまとめたことを明言しています。

 中では、21項目の政策を具体的に示し、予算への反映を求めています。主な事項は次の通りです。

●最重要事項
1、人口減少・超高齢化社会に向けた地域イノベーションの推進
2、地域で支える「地域包括ケアシステム」の構築
3、超高齢社会に向けた安心な医療体制の再構築
4、経験と教訓を活かした防災・減災対策の強化
5、自転車事故防止等の交通安全対策強化

●重点要望事項
1、支え合う地域づくり
2、安心な地域づくり
3、持続可能な地域づくり
4、魅力ある地域づくり
5、活力ある地域づくり

私(谷井いさお)は個別要望として、以下の要望を行いました。
1、丹波市の災害に対する対応
 ①自宅の建て替えや補修には支援策があるが、離れなども対象として欲しい。
 ②倉庫など農業に必要なもの関する支援策を拡充して欲しい。
 ③有機栽培などの土壌改良には約3年程度必要であり、その間の生活支援を検討して頂きたい。
 ④鳥獣対策に伴う防護柵が壊滅状態であるが、再度設置するための個人(集落)負担分を軽減して欲しい。

2、動物愛護政策の強化
 ①殺処分数が全国で一番多いのが兵庫県であるため殺処分数を減少させる対策を早期に実施して欲しい。特に、子猫の処分数が多いため、受取り時の対応や拒否、譲渡への条件緩和などを行うべきではないか。
 ②アニマルポリスの設置(警察官OBの方を再任用し動物愛護センターなどへ配置する)動物虐待から人への虐待や暴力などにエスカレートする犯罪も増えている。特に、ペットの取り扱い(飼い主責任やペットショップなどの販売方法など)が見直しされつつあるなか、それを指導し取り締まる体制整備は急務であると考えております。

3、21世紀森に対するリピーター策について
 ①尼崎市の湾岸地域に21世紀の森構想よる整備が進んでいるが今後利用者の増加を考えた場合、より魅力のある場所にしていく必要がある。特に女性の方々が行きたいと思うものが必要ではないか?阪神間に素晴らしスイーツの店が多い、特別なスイーツが食べられるカフェやレストランが絶対に必要。

以上の大きく3点を申し入れしました。旧産業高校の跡地に来年(平成27年5月)には(仮称)尼崎総合医療センターが開業される予定ですが、バス路線の強化、特に園田方面からの便の新設なども訴えております。また、平成28年は尼崎市制100周年を迎えます。21世紀の森で是非とも100周年記念事業として、花火大会、マラソン大会などのイベントや有名アーティストによる野外ライブコンサート、音楽祭などを企画すべきと強力に県市へ提案をしております。
今後も皆様のご意見を聞きながら県市へ要望して参りますので、ご支援を賜りますよう宜しくお願い致します。

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兵庫県 谷井勲
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