Archive for 2012年 9月

県立高校のいじめ問題で大西県教育長に申し入れ
  子どもの命を守り安心して通わせることができる教育環境を

 県議会公明党・県民会議は9月19日、「県立高校におけるいじめ事案の検証と防止対策に関する申し入れ書」を大西孝県教育長に提出しました。

 中では、今月、川西市の県立高校でいじめを受けていた生徒が自殺した問題で、担任教師が生徒への嫌がらせ等を把握しながら十分に確認せずに、いじめに気付かなかったことや遺族への配慮に欠ける学校長の言動などにふれ「教育委員会制度が機能しているのか疑問である」としています。また「早期にいじめの芽をつみ、最悪の事態回避に取り組む必要がある。子どもたちの命を守り、安心して学校に通わすことができる環境形成を」と強調したうえで、5項目について強く求めました。

1、今回の事件の一刻も早い原因の究明とプライバシーの保護に配慮した情報の開示
2、在校生の心のケア
3、再発防止に向けた調査、検討のため専門家を含めた第三者委員会の設置
4、いじめの早期発見早期対処のため、学校内外の総力を結集したプロジェクトチーム等による取組を学校毎に展開
5、県教育委員会の危機管理能力の強化及び学校サポート体制の充実
これに対し大西県教育長は「学校で子どもが命を失うことは絶対にあってはならないこと。学校全体で取り組む体制をつくっていく」と述べ、申し入れ事項の実行を約束しました。さらに「実態把握や生徒の心のケア、生徒が相談しやすい環境づくりなどに全力で取り組む」と応えました。

梶田奈良学園理事が学校でのいじめ問題について講演
  子どもの命を守る視点を最優先にした教育現場に

 県議会公明党・県民会議は定例の研修会を9月18日に神戸市内で行いました。研修会では、学校法人奈良学園の梶田叡一理事が「学校・教育委員会におけるいじめ対応の課題と提言」をテーマに講演しました。
梶田氏は、これまでにノートルダム女子大学学長や国立大学法人兵庫教育大学学長などを歴任されています。


 はじめに、連日のように報道されている学校でのいじめ問題について学校や教育機関の対応を検証。「子どもを育てて社会の一員にするのが学校の責任。子どもの自殺や傷つけられたりといったことはあってはならない。周囲の生徒の心にも傷は残ってしまう。子どもたちの側に立って学校や教育委員会は考えているとは思えない」との感想を話しました。

 次に、いじめの根本原因について「人間の中には魔性の心がある。誰もが持っている人間の悲しき性ともいえる。それをどうしていくかが問題だ」と述べ、「小学校高学年から中学校に入る時期に自我が芽生え、自己中心性が強くなる。教師は生徒をよく見ながら対処していかねばならない」と自信の経験を思い起こし、日頃からの生徒と教師との人間関係の重要性を強調しました。

 また、これらは1990年前後からスタートしたゆとり教育によるところのものだとし、「結局子どもたちが好きなことを、好きなときにさせ、自分をコントロールできないようにしてしまっている。何事も強制はいけないという人がいるが、これは自分をコントロールできることが前提」とゆとり教育の弊害を指摘しました。

 最後に、これからの教育に望むこととして「政治の影響を受けて、政権交代のたびに教育の根幹が変わってはいけない。戦後、わが国では価値観が180度変わり、人々が学校や社会に不信感を持った歴史がある」と話し、さらに「教育委員会の事務局が情報収集し、伝え、合議制を守ることが大事。教育はどんなことがあっても子どもの命を守るという視点を最優先し、安定、継続、全身を厳守していってほしい」と県教委などに期待を寄せました。

 このあとの懇談では、各県議から高校の生徒会組織の中にいじめなどについて生徒自らが議論する場の設置や小中一貫教育、幼児教育の義務化などについて意見交換しました。

平成25年度予算編成に対する重要政策提言を知事へ申し入れ
    災害に強いまちづくりなど様々な政策の実現を求める

 申し入れ作成おいて、政調会副会長として取りまとめ役を担当いたしました。

 申し入れ書では、県当局に「平成25年度予算では、第2次行財政構造改革プランに基づき着実に行財政構造改革を進めるとともに、防災・減災対策や経済活性化のための内需拡大など数多くの課題に取り組んでいく必要がある」と訴え、会派として『県民の生活を守る』を根本に据え、県民が安心して暮らせる社会の実現へ全力で取り組むことを明言しました。

 その上で、特に重要な以下の15項目の政策を具体的に提言いたしました。

● 最重要事項
1、防災・減災に向けた取り組み
2、いじめ対策・子育て支援に向けた取り組み
3、子ども・高齢者医療の充実に向けた取り組み

● 重要課題
1、エネルギー対策
2、中小企業支援
3、通学路対策
4、高齢者支援
5、医師確保対策

● その他事項
1、東日本大震災からの未来を拓く兵庫の先導的役割
2、財政健全化に向けた着実な県政運営の推進
3、安心して暮らせる医療・福祉の充実
4、経済活性化による活力のある兵庫づくり
5、安全で快適なまちづくり
6、魅力ある農林水産業、環境にやさしい地域づくり
7、確かな教育改革の推進と文化・スポーツ振興

 さらに、予算編成においては一律に削減することなく、今後の事業執行への反映を強く求めて参ります。

☆個別事案(尼崎市地域課題)の申し入れについて、知事に対しまして直接、
  私(谷井)から申し入れを行いました。

1、園田競馬場ナイター実施し関して(9月7日より毎週金曜に開催~秋まで開催)
 ①安全対策の実施状況の把握と検証、更なる安全対策の強化を実施すること。
 ②経営安定対策のための民間人コンサルやイベントコーディネーターなどを配置
  すること。
2、新県立病院建設に伴う要望
 ①アクセスの利便性の確保を行うこと。
  (特に園田方面からのアクセスの利便性向上)
 ②現尼崎病院・塚口病院の跡地利用の利用計画の早期作成。
  (特に塚口病院の地域住民には、丁寧な説明を行い十分理解が得られる慎重な
   対応を行うこと)

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兵庫県 谷井勲
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