Archive for 2012年 3月

研修会で佐竹県立大教授が議会改革のあり方について講演
  これから望まれる地方議員像などで活発な意見交換

 県議会公明党・県民会議は3月23日、神戸市内で定例の研修会を開き、佐竹隆幸・県立大学大学院経営研究科教授が「議会改革のあり方・なくてはならない議会形成を目指して」をテーマに講演しました。

 はじめに、地方議員の現状について国会議員と比較しながら説明。「地方議員は非常勤で、労働に対する報酬が与えられ兼業が認められた地方特別公務員。これに対し、国会議員は、常勤の月給で各種手当ても付き政党助成金などを含めると一人当たり年間約1億円が支給されている」と待遇面から地方議員の位置を確認。

 次に地方議会への市民が持つ危機感として
▽議会の住民代表機能について疑問が持たれている
▽議会の監視統制機能についても、その限界が指摘されている
▽議会の自治立法機能も弱く、議員提出条例は数パーセントに過ぎずほとんどが首長提案条例。それに関連して、立法活動費である政務調査費の使い方への批判がある
―といった声をピックアップして紹介しました。

 また、佐竹教授は近年取り上げられている議員定数削減にふれ、早急な議員の削減は
▽住民体の意思を代弁できなくなる
▽議会としての政策提言機能が低くなる
▽公平公正な事業担保ができないとした上で、「議員を減らして捻出できる歳費は数字としてでてくるが、首長側へのプレッシャーや監視機能の低下など住民にとって数字には表れない損失につながる」と指摘しました。

 これから望まれる議員像に関しては「各議員が福祉や税金など専門分野を持って議員団の中で役割り分担するとともに、地域の代表として地元のニーズをくみ上げていく情報技術を持つことが求められる」とし、議会の活動内容はあまり知られておらず議員自身が後援会やマスコミ、インターネットなどをフル活用し、日頃の活動内容をアピール・情報発信していく必要性を強調しました。

 このあと、今後のエネルギー問題や情報発信の仕方、県民局のあり方などについて活発な意見交換をしました。

県立塚口・尼崎病院の統合移転にあたっての県の考えを示す
  聴覚障害者への災害時の緊急対応策など

私(谷井いさお県議)が、参加している尼崎市選出の県会議員からなる「オール尼崎の会」(県議)が、3月1日に前田県病院事業管理者に要望書を提出したことを受け、県立塚口病院と同尼崎病院の統合移転にあたっての考えを、3月22日県庁内で病院局担当職員より要望に対する現時点における整備の方向性について説明を頂きました。

 これには、県聴覚障害者協会の本郷善通理事長や尼崎市身体障害者連盟福祉協会の岡崎正樹副理事長、同寺岡睦事務局長、尼崎ろうあ協会の岩本吉正会長らが同席されました。

 要請書では、ユニバーサルモデル病院としての整備を求めるとともに、障害を持つ患者らも安心して活用できる病院を目指して具体的な改善整備を12項目にわたり強く望んでおります。

 今回病院局からの各項目への考えとして、聴覚障害者への呼び出しについて「電光掲示板等による受付番号表示で対応する」とし、病院内にいる外来患者への無線式振動呼出器などでの対応の検討も約束して頂きました。

 また、緊急時の対応として「自動火災報知設備、非常放送設備等の設置に加え、各階の最終出口に設置する誘導灯には音声とフラッシュによる案内機能を付加する」と述べ、他の項目への対応も解説がありました。

 さらに、医師の氏名掲示に顔写真をつける要請に関して顔写真付きの名札の着用のみとの回答について、寺岡氏らが聴覚障害者は顔で医師を認識していることを強調し理解を求めました。最後に、病院局担当職員は「これらは最終回答ではなく、今後も意見を聞きながら検討していきたい」との考えを示されておりました。

 私(谷井両県議)は、「できる限り意見交換の場を設け直接声を聞き反映させていきたい」「障害者に優しい病院として全国に様々なものを発信していく」と更に強く再度要望させて頂きました。

 新病院は、平成26年度中の開院を目指し、尼崎市東難波町の市立尼崎産業高校跡地に建設が進められておりますので、詳細設計案が完成する時期に再度意見交換間を行いたいと考えております。

県立塚口・尼崎病院の統合移転にあたっての要請書を提出
  障害者が安心して利用できるよう県に要望

 下地光次・谷井いさお両県議をはじめ尼崎市選出の県会議員で構成する「オール尼崎の会」が、3月1日、障害者の皆さんが安心して利用できるよう県庁内で、県立塚口病院と尼崎病院の統合移転にあたっての要請書を前田盛病院事業管理者に提出しました。

 統合に向けて尼崎市東難波町の市立尼崎産業高校跡地に、新病院の建設が進められています。そこで、下地・谷井県議が尼崎市身体障害者連盟福祉協会や尼崎ろうあ協会を訪れ、さまざまな要望を伺うとともに意見交換しそれらを要請書に盛り込みました。
また、同会県議にそれぞれ聴覚障害団体や地元市民から寄せられた声を反映させた内容となっています。

 中では、まず新病院を「福祉のまちづくり」や県が展開しているユニバーサル社会づくりの理念を取り入れた「ユニバーサルモデル病院」としての整備をし、県ホームページで公開されている「県立尼崎病院・塚口統合新病院基本設計の概要」の「施設の特徴」に「ユニバーサルモデル病院」であることを付け加えることを求めています。

 さらに、新病院の設計には障害者等の意見が取り入れられるよう、障害者等を対象としたヒヤリングを行ってほしい、とした上で
▽専門知識を持つ正職員の相談員の配置
▽患者の呼び出しについては、聴覚障害者が視覚的に確認できるよう音声での名前の読み上げ、番号パネル方式の採用
▽面接室等への補聴器での聞き取りがしやすくなる磁気ループ設備の設置
▽緊急時には赤色回転灯を作動させ避難誘導灯は床に埋め込み式で設置し、煙の中での誘導を可能にする
―など12項目にわたって具体的な改善整備を指摘、要望しています。

 要請書を受け取り説明を受けた前田病院局事業管理者は、前向きに検討し回答することを約束しました。

 新病院は、救急・小児・周産期医療をはじめとする診療機能を充実させ、より高度な医療の提供を目指しています。鉄筋コンクリート造、地上11階・地下1階建、延床面積が約67,200㎡で730床を有します。平成26年度中に開院を予定しています。

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