県議会公明がドクターヘリ視察 昨年度(全国最多出動)上回るペース
早期到着で救命率が向上 兵庫・豊岡市

兵庫県議会公明党・県民会議議員団はこのほど、豊岡市の公立豊岡病院を訪れ、昨年4月より同病院を拠点に運航しているドクターヘリの出動状況について、関係者から説明を聞いた。
公明党が導入を強力に推進してきた同病院のドクターヘリは、兵庫県、京都府の各北部と、鳥取県を対象地域とし、2010年度の出動件数は847件(1日当たり2・4件)で、全国最多を記録。
今年度は6月末現在で288件の出動(同3・2件)があり、「昨年度を上回るペース」と関係者は明かした。
出動件数が多くなった理由については、「救急要請の中に一定のキーワードが入っていれば直ちに出動する方式や、出動要請を行う消防本部との連携がうまくいったから」とし、「より早く現場に着くことで、救命率は上がった」と効果を強調した。
当初は、出動ごとの給油や夜間駐機のため、但馬(たじま)空港に寄っていたが、同病院のヘリポートに、給油棟と格納庫が昨年度未までに完成。運航者の精神的ストレスが軽減されたという。
また冬期は、降雪や濃霧など出動できない天候が多いため、昨年12月にはドクターヘリを補完するドクターカーを導入し、救命救急医療体制を強化している。