Archive for 2011年 6月

戸ノ内自主防災会におかれましては、6月26日に『災害避難訓練』を開催され、参加させて頂きました。サイレンの音が小さいなど課題を発見することもでき、日頃の重要性を痛感することが出来ました。東日本大震災、また、16年前に発生した阪神淡路大震災の教訓を生かすことは重要です。また、いつ起こるかわからない東海、東南海、南海大地震を想定して地域が自ら実施されていることが大変重要であると思います。

戸ノ内町北地区まちづくり協議会に参加しました。
以前より大変強い要望がございます山手幹線の豊中側への延伸について、大阪府議、市議へ連携し池田土木事務所に働きかけを行いたいと思います。

定例研修会で貝原前知事が東日本大震災後への対応について講演
  広域復興機構の設置や創造的復興の推進を提言

 県議会公明党・県民会議は、定例の研修会を6月14日、神戸市中央区内で行いました。
研修会では、前知事でひょうご震災記念21世紀研究機構の貝原俊民理事長が「東日本大震災後の現況と今後の対応について」をテーマに講演しました。


 貝原理事長は、まず3月11日に発生した東日本大震災について地震・津波・原発事故という複合的な災害で、広域的な被害を受けた上に人口減少や高齢化が進む中での発生を指摘。そのため、企業が東北地方出て行ったり、機能を他府県に移す動きが見られる現況を説明しました。

 次に、今回の震災への対応について、阪神・淡路大震災のときと比べてスピーディな対応ができていないことについて「財源や責任の所在が明確になっておらず、各省庁も地元も動きにくくなっている」と政府の対応のまずさを挙げました。
また、地元主導の復興の重要性を示し、東北地方のみならず関東地域も含めた、東日本広域復興気候という大きな共助の仕組みづくりを提案しました。

 さらに、今後の防災プラス減災という考え方による安全なまちづくりや高齢者の社会参加への環境づくりの大切さを強調し「東北の特性を生かし食料・エネルギー問題といった我が国が直面する諸課題を、復興を進める中で解決していければ先導的なモデル地域になれる」と早期の創造的復興を願いました。

 講演後各県議が、震災を経て復興を成し遂げてきた兵庫県としての東北地方への継続的な支援の仕方や住民の意向も取り入れた復興の仕方などについて、貝原理事長の考えを聞くとともに意見交換しました。

駒林立命館大教授を招いて研修会 「首長と議会の権限やあり方」などで意見交換


宮城県庁内の兵庫県現地支援本部

 県議会公明党・県民会議の1・2期目の県議を対象とした研修会を6月13日、神戸市内で開きました。研修会では、駒林良則・立命館大学法学部教授が「行政法を中心とした諸法律の基礎」について講演しました。
今回が第1回目となるもので定例化していく予定です。
今回は、議会と首長の関係やあり方が注視されていることもふまえ、事例などを検証しながら首長や議会の検眼などについて法的見地から再確認しました。


 駒林教授は、はじめに憲法における議会と首長の関係について、憲法では、議会は住民を代表する機関であり、団体(当該自治体)の意思決定機関である
▽議会の住民代表制は住民意思による自己決定を前提にすれば住民意思を的確に反映させることを要請する
▽議会は国会のような最高機関でもなく唯一の立法機関でもないとされている
▽議会と長は、それぞれの役割を担いつつ対等でチェックアンドバランスの関係にあるとされている
―と説明。
「憲法93条では骨格のみが示されており、それを具体化しているのが地方自治法。しかし、戦前の市制町村制の規定を引き継いだ内容が多いため、現在の社会状況などとの整合性を見ていく必要がある」と付け加えました。

 地方自治法上での議会と首長の関係については、議会の権限として立法権能(条例制定権、予算決定権、決算認定件)と行政事項についての事前関与としての議決があることや行政の活動への監視的権限があることなどを解説し、首長の権限として統括代表権や事務管理執行権(議案提出権、予算提出権など)を示しました。

 また、阿久根市で議会と前市長が対立し、前市長は議会を招集せずに補正予算案や副市長の全員同意などを専決処分によって決定した事例について解説しました。
さらに、今後進められるであろう地方議会改革の内容として地方自治法の改正と各議会の自主的改革を挙げ、議会改革の成果としては議員提案条例の増加や地方議会運営の基本原則となる議会基本条例の制定などを挙げました。

 賛否両論が出されている「議会内閣制」に関しては「議会の持つチェック機能が発揮されるのかという疑問などがでてくる」と問題提起しました。
 終了後に、議会改革を進める上での課題やポイント、議会のあり方などについて質疑応答しました。

大阪の南港で防災展が開催された。今後の防災施策に活かせていきたいと思います。

真に動物を守る法律へ『動物愛護管理法改正へ向けて』シンポジウムに参加しました。

Twitter
ブログバックナンバー
サイト管理者
兵庫県 谷井勲
tanii-no1ama449@work.odn.ne.jp