投石氏(中小企業診断士)招き研修会を開催 中小企業のこれからの生き残り策を探る

 県議会公明党・県民会議は、8月16日神戸市内で定例の研修会を開催。
中小企業診断士の投石満雄氏を講師に迎え「中小企業の生き残り策」をテーマに、これからの中小企業のあり方について研修しました。


 まず変化の激しい時代を生き残るため「これまでの考えや活動を打破し、変化していかなければない」と述べ、現状打破のためには会社外の経営資源活用の必要性を強調。具体的な事例として、小野市で地場産業の小麦を洋菓子店で加工し、地元高校生のアイディアを用いた特産品のそろばんをデザインしたお菓子が好評を得ていることや赤穂市の商店街で各々のお店の特徴を市民が機関紙やインターネットで発信する応援団制度ができたことなどを紹介しました。

 次に「自社を変えたいが何をすればいいか戸惑っている中小企業の経営者が多い」とした上で「経営資源や自社の強みを生かすとともに外部環境やマネジメントなどを整理し、新たな目標設定が不可欠。大変だが最初の一歩を踏み出すことだ」とポイントを示しました。

 また、お客が商品を買わない理由として
▽商品自体を知らない
▽商品の良さが伝わっていない
▽良さを知っているが買わない。これは競争力の問題である
―などを挙げ、「情報発信力が重要になってくる。
内・外両方への発信が大切で、従業員ら内部への発信はモチベーションを上げることができる」と訴えた。

 さらに、成長し続ける仕組みをづくりについて言及し「中小企業は最初の商品で信用をつくって2番目、3番目の商品で着実に信用を積み上げ会社の仕組みをつくっていき、変わるのが当たり前という継続的革新体質の確立を」と期待を寄せました。

 このあとの懇談で、議員からの「中小企業や商店街の活性化へのアイデアや方途は」との質問に投石氏は「さまざまな公的支援があるのを知らない人が多い。その情報を得ることと、社内でのトップとの双方向でのコミュニケーションの場作りが重要だと思う」と話しました。また、「団塊世代のリタイヤした人の創業が、若い人の働く場づくりにつながるのでは」との意見に対し投石氏は「シニアの方の創業は大きな投資をしなかったり、地域ごとに特徴が見られるので、一概にこうすればよいと言うことは言えない」と話しました。

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兵庫県 谷井勲
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