Archive for 2007年 8月
東北方面の医療機関・CSR事業など状況について視察を行いました。
1 日 時:平成19年8月29日(水)〜31日(金)<詳細は日程表参照>
2 調査先:(1)8/29「花巻市起業化支援センター」
(2)8/30「宮城県庁調査課」
(3)8/30「仙台市役所調査課」
(4)8/30「スポパーク松森」
(5)8/31「公立置賜総合病院」
3 調査団:野口団長、渡部議員、岸本議員、谷井議員 4名
視察内容:
(1)「花巻市起業化支援センター」
(1)訪問日時:8/29(水)14:00〜15:00
(2)受入者:松田豊・センター長、工業振興主査・菊池郁哉、
副主査・及川哲也、岩手大学客員教授・対馬登
(3)調査内容:企業誘致、内発振興、商業振興⇔労政・雇用対策を行っている。貸研究所、貸工場などの提供による支援状況・成果などについて説明を受けた。ベンチャー企業など育成の難しさなど聞いた。現在入居企業数:9社 卒業企業:31社
(2)「宮城県庁調査課」
(1)訪問日時:8/30(木)10:00〜11:30
(2)受入者:吉田計・総務部副参事、斉藤敬一・行政経営推進課副参事
千坂智彦・政務調査課主任主査
(3)調査内容:「地方機関再編の基本方針について」と「行政改革について」
に説明を頂いた。どの県においても同様の悩みであることが確認できた。宮城県は県民局体制ではなく広域事務所体制を引かれている。事業仕分けに関しては、職員の代表によって評価をされているとのこと。
(3)8/30「仙台市役所調査課」
(1)訪問日時:8/30(木)13:30〜14:30
(2)受入者:大西公一郎・政策企画課長、阿部智明・PFI担当
小林隆・仙台市議会事務局調査課係長
(3)調査内容:PFI活用したスポーツ健康増進施設について
4事業の実施と2事業を計画中 給食センターはPFI事業に一番沿う事業。スポパーク松森においては宮城県沖地震による天井崩落事故発生によって活用指針の見直しがあった。
(4)8/30「スポパーク松森」
(1)訪問日時:8/30(木)15:00〜16:00
(2)受入者:勅使河原栄幸・建設第二係長、山口秀夫・建設第二技師
井出浩幸・スポパーク支配人
(3)調査内容:施設概要の説明と施設見学
(5)8/31「公立置賜総合病院」
(1)訪問日時:8/31(金)10:30〜12:00
(2)受入者:嶋貫栄次・事務局長、小野田新一・総務課長
(3)調査内容:拠点病院の先進例として注目を浴びている総合病院である。
所感
平日においても利用者が多く、昼間は高齢者の利用者が多い。19年度の月平均利用者数は33,193人(計画:21,100人)と計画を大きく超えている。特に温水プールが人気。
サテライト病院とは15分程度で行き来ができるため医師の派遣は問題なく運営されているが、人事では調整が難航しているとのこと。また、患者の意識は総合病院志向が強く患者の分散については必ずしもうまくいっている状況ではない。
今回、岩手県、宮城県、山形県と東北地域の視察調査において、さまざまな施策について学ぶことが出来た。特に拠点病院のあり方やPFI事業の取り組みについて意見交換が出来た事など大変有意義な視察となった。今回学んだことを今後の県政に生かして参りたい。
兵庫県立いえしま自然体験センターについて、会派視察を実施。
1 日 時:平成19年8月23日(木)
2 調査先:「兵庫県立いえしま自然体験センター」
3 行 程:
12:50 姫路港 集合
13:10 姫路港 出発 (坊勢汽船)
13:46 桟橋 到着
〜 「兵庫県立いえしま自然体験センター」現地調査
15:46 桟橋 出発 (坊勢汽船)
16:30 姫路港 到着 後、解散
4 調査団:野口団長、橘議員、羽田野議員、下地議員、谷井議員、大加記者
5 受入担当:丹野所長、有本参与、沢野総務課長、その他1名
6 調査内容:
(1)調査団・あいさつ 橘議員
(2)調査団・自己紹介 各議員
(3)受入担当・あいさつ 丹野宏幸所長
(4)センター概要並びに主な事業説明 有本参与
説明資料:平成19年度施設運営概要、施設チラシ、コンセプト資料
(1)職員数:12名
(2)施設概要:
昭和54年 「母と子の島」建設推進会議設置
昭和59年 野外活動地区一般共用開始
昭和60年 財団法人兵庫青少年本部が管理運営を受託
平成19年 兵庫県立いえしま自然体験センターに改称
(3)利用者数:平成18年度31,015人(学校利用数50校)
4月〜6月:自然学校で予約一杯になっている。
7月〜8月:繁忙期 (4月〜8月に集中している。)休暇も取れない。
9月〜3月:施設整備・アピール活動・多彩な主催事業を開催して
利用者増をいっている。カラーチラシは好評にて増刷した。
休暇取得の調整時期にもなっている。
(4)課題・要望:
指定管理者制度の検討をされているが、センターの指名を果たすためにも現状の運営を維持できるよう支援して欲しい。
(5)施設見学
(1)シンボルゾーン(ロッジ収容定員217人)
(2)アクティブゾーン(テント収容定員156人)
(3)クリエイティブゾーン(多目的棟、ログハウス2棟、丸太小屋1棟)
7 所感
今回の調査視察において、同センターが自然教育に大変寄与されている状況とリピーターの獲得、子供から年配者まで利用可能なプ多彩なログラムなどを立案されておりセンターの努力にも関心致しました。自然とふれあうセンターとして更なる発展を期待したい。
大自然の中で、環境について学ぼう兵庫県姫路市に5月、「県立いえしま自然体験センター」がリニューアルオープンし、“環境学習”の新拠点として、子どもたちや関係者から喜ばれている。23日、県議会公明党・県民会議(野口裕団長)の一行が同センターを訪れ、職員から概要を聞くとともに、各種施設を視察した。
視察団は、野口団長のほか、羽田野求、橘泰三、下地光次、谷井勲の各県議。
同センターは、姫路市の離島・家島諸島の一角にあった、自然体験の施設「母と子の島」に、新たに海の環境学習の機能を付加したもの。名称を「いえしま自然体験センター」と改めた。
体験内容も、これまでのキャンプや磯遊びのほかに、磯の生き物を観察する海中観察、生きたタコなどとの触れ合い、海洋汚染や海の生態系を学ぶ漂着物調査などを導入。小・中学生を中心に、青少年の環境保全意識を高める体験・実践型のさまざまな活動を実施できる拠点に生まれ変わった。
施設面では、既設の大小連続ロッジ、中央管理棟、多目的棟などに加え、環境学習センター、魚と一緒に泳ぐ海中探検ゾーン、アサリやワカメなどを対象とした養殖体験ゾーン等を新設。海中観察のためのクリアカヌー(艇底をアクリル板で加工)を新たに配備した。
一行は、丹野宏幸所長ら関係者から、同センターの小・中学生の利用率などを聞くとともに、「こうした自然体験、環境学習を、不登校児にも取り入れるプログラムを組んではどうか」と提案。丹野所長らは「検討したい」と述べた。
次いで、職員の案内で、養殖体験ゾーンやクリアカヌーなどを視察。野口議員らは「自然体験学習のための施設整備は公明党が主張してきたところ。今後は、環境学習も含め、子どもたちや家族に、より開かれた形で利用してもらえるよう推進したい」と語っていた。