掲載日:2010/09/29 面名:7 出稿区分:

今年度「わくわくステージ」がスタート/本物の舞台で本物の演劇を/中学生対象に無料公演/阪神地域でモデル事業 来年度から県内全域で/「表現力身に付けて」と公明議員が提案/兵庫県

 「迫力満点で胸がどきどきした」と話題を集めているのは、今年度からモデル事業としてスタートした兵庫県の「ピッコロわくわくステージ」。本物の舞台で本物の演劇をと、9月上旬に阪神地域の中学生を対象に5回の劇場公演を行った。評判は上々で、来年度からは県内全域に広げる方針。同事業は公明党議員の提唱によって県単独事業として実現したもので、関係者から注目されている。
 「わては、どんどん年をとって……」と、老いたピーターパンが関西弁で泣きを入れると、場内は大きな笑いで沸き返った。演目は、劇作家・別役実氏の作品「さらっていってよピーターパン」。
 永遠の少年であるはずのピーターパンが、年をとって闘争する意欲をなくすが、子どもたちに励まされ、再び元気を取り戻し海賊と戦うというストーリー。最後はピーターパンが会場に向かって、冒険心を持とうと呼び掛ける。
 歌や踊りをふんだんに取り入れたミュージカル風の作品で、鑑賞者に親しみが持てるよう関西弁をあちこちにちりばめている。鑑賞した中学生らは、リズミカルなテンポ、奇抜なストーリーに興奮したり、爆笑したりと、場内は終始、熱気に包まれた。
 中学生らは鑑賞後、舞台監督らから、舞台装置や小道具などについて説明を受けた。また、出演者が再びステージに上がり、生徒の声援に応えていた。
 県芸術文化課によると、「感性を刺激し、心の豊かさをはぐくむ」ことを目的に、今年度は、阪神地域7校の中学生約1400人を対象にして、県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアター(尼崎市)を会場に、県立ピッコロ劇団による無料公演を実施。来年度からは、対象を全県の中学生に拡大する予定という。
 中学生を対象としたピッコロ劇団による無料公演の実施については、県議会公明党・県民会議の谷井勲議員が昨年2月の議会で「優れた生の演劇に触れる機会があれば、一人一人の創造力が刺激されて(中略)表現力やコミュニケーション力を身に付けるきっかけにもなる」として提案。
 その際、県立芸術文化センター(西宮市)で、中学生への音楽演奏が実施されている点を評価し、劇団の公演実現を強く主張した。これに対し、井戸敏三知事は「広く青少年に鑑賞の機会を提供したい」と実施への意向を示していた。
 なお、ピッコロシアターの藤池俊館長は、「小学生に対しては(同劇団の)“おでかけステージ”がある。中学生には、本物の劇場の感動を味わってもらいたい」と、同事業に期待の声を寄せていた。

掲載日:2010/09/03 面名:6 出稿区分:

市民の憩いの場が残った!/「魚つり公園」が存続、賑わう/民間活力生かした 指定管理者制度を導入/公明県、市議の連携実る/兵庫・尼崎市

 憩いの場が残った――。兵庫県尼崎市立魚つり公園が毎年の赤字続きで存続の危機に立たされていたが、市は今年4月から指定管理者制度を導入した結果、民間の活力で賑わいを取り戻しつつある。
 指定管理者となった㈱ハウスビルシステム(本社・大阪市)の村上賢司さん(責任者)は、「夏場にこんなに多くの釣り客が訪れるのは珍しい。4月からホームページ(HP)を開設しPRに力を注いだ効果も出ている。年間で釣り客が最も多い秋には、もっと客足は増えるだろう」と、持続的に経営努力を行っていると強調した。
 同魚つり公園は1982年のオープン以来、阪神間の憩いの場として人気を博してきた。ところが、利用者数は93年度の約5万9000人をピークに2007年度は3万人弱に半減。年間の赤字も1600万円を超えた。
 この事態に危機感を持った市は、07年度から同魚つり公園の廃止を含めた検討を開始。
 これを知った地元の阪神釣船業協同組合(宮本久男代表理事)らは廃止に反対の立場から、当時、同市の沿岸部活性化に取り組んでいた公明党の谷井勲県議に打開策を相談した。
 谷井議員は早速、公明党の仙波幸雄市議と連携を取り、市公園課から廃止の検討に至る詳しい経緯を聞いた上で、廃止反対の意見が根強いことを伝えた。
 その後、両議員は宮本代表理事ら関係者と共に市に対し、「存続と指定管理者制度の導入」を趣旨とする申し入れを正式に行った。
 こうした訴えと、市民アンケートの調査結果をもとに、市は翌年度から存続への方針を打ち出し、指定管理者制度の導入へ向け、魚つり公園の設置条例改正案を09年9月議会に提案。議会の可決を経て同年12月に指定管理者の公募に乗り出した。これに対し市内外の6団体が応募していた。
 谷井、仙波両議員は、「市臨海部は、県の“尼崎21世紀の森構想”に位置付けられ、スポーツ施設が開設されて人気のスポットとなっている。魚つり公園の存続は、活性化の弾みになるはず。市民をはじめ観光客も呼び込める魅力ある地域づくりに今後も尽力したい」と語っていた。

掲載日:2010/07/31 面名:6 出稿区分:

公道走行の解禁めざす/視覚障がい者も乗れるタンデム自転車/竹内氏らが出席 盛大に試乗イベント/大阪・守口市

 2人で同時にペダルをこいで走るタンデム自転車の大阪府内での公道走行を実現させようと、「タンデム自転車と出会う会」(守口市視覚障害者福祉協会主催、守口市など後援)が25日、守口市の淀川河川公園で盛大に開催された。これには、公明党の竹内譲国土交通部会長(衆院議員)らが出席し、参加者と交流した。
  この日、会場にはボランティアらの協力で14台のタンデム自転車が用意された。約70人の参加者が指導員のアドバイスを受けながら、1周約250メートルの陸上トラックを走行し、サイクリングを楽しんだ。
 このうち、全盲というハンディを抱えながら、兵庫県三木市で6月27日に開かれたトライアスロン大会に初挑戦した柏木佳子さん(大阪市在住)は、「兵庫県では、タンデム自転車の公道走行が解禁され、視覚障がい者でもトライアスロン大会に参加できる。全国どこでも公道走行できるようにしてほしい」と訴えた。
 また、自身も視覚・聴覚障がいがありながら、こうした二重障がい者の支援活動に取り組む門川紳一郎さんは、「タンデム自転車は視覚障がいがある人でも十分に乗れると思う。社会参加への意欲も高まる」と笑顔で語っていた。
 柏木さん、門川さんら参加者と対話を重ねた竹内氏は、「タンデム自転車の公道走行の全国解禁に向けての視察・調査で訪れた。障がいのある人たちが夢と希望を持てる政策づくりを進めたい」と抱負を述べた。
 なお、この日のイベントには、兵庫県で公道走行実現を推進した公明党の谷井勲・兵庫県議のほか、党大阪府本部の榎本幸子・堺市議、井上照代・守口市議、内海久子・大東市議、新垣節子・寝屋川市議、瓜生照代・四條畷市議が出席した。

掲載日:2010/07/17 面名:7 出稿区分:

携帯電話の回収呼び掛け/エコあまフェスタ2010 県、市がコーナー開設/兵庫・尼崎市

 「レアメタル(希少金属)を再利用しよう」と、兵庫県と同県尼崎市は、同市内で先ごろ開かれた「エコあまフェスタ2010」で、多くのレアメタルが含まれる使用済み携帯電話の「リサイクルキャンペーン」を実施。訪れた市民に協力を呼び掛けた。
 これには、同キャンペーンを推進した兵庫県議会公明党・県民会議の谷井勲、尼崎市議会公明党の前迫直美、福島さとり、眞田泰秀の各議員が参加、担当者から反響などを聞いた。
 同フェスタは毎年、尼崎市などが主催し、大勢の親子連れや買い物客らで賑わっている。今回は、県環境整備課と市ごみ減量推進課が共同で、「使用済み携帯電話リサイクルキャンペーン」のコーナーを初めて開設した。
 同コーナーでは、携帯電話の回収ボックス設置のほか、携帯電話のリサイクルの流れを解説したパネル展示なども実施。訪れた市民らが、使用済みの携帯電話回収の呼び掛けに快く応じていた。
 兵庫県は今年度、尼崎をはじめ、神戸、伊丹、三田など県内6市とタイアップし、回収イベントを展開する予定。
 レアメタルの回収、再利用については、公明党・県民会議の岸本一尚県議が09年9月議会で、レアメタルが“都市鉱山”として期待を集めている現状を指摘し、「県として広報・啓発活動を行うべき」と要望。井戸敏三知事が「広く普及啓発を行っていきたい」と答えていた。
 一方、福島市議も啓発活動を訴えてきた。

掲載日:2010/07/15 面名:7 出稿区分:

視覚障がい者がトライアスロンに挑戦/日ごろの練習を条件に協会が初の受け入れ/全盲の女性 タンデム自転車で完走/一般公道での走行を実現した公明議員が激励/兵庫県

 視覚障がい者がトライアスロンに挑戦――兵庫県三木市で6月27日に開かれた「グリーンピア三木 トライアスロンフェスティバル2010」(兵庫県、大阪府トライアスロン協会などが主催)に全盲の女性が初参加し、見事に完走した。兵庫県協会は、自転車競技の危険性が高いため視覚障がい者の参加は、これまで認めてこなかった。しかし、兵庫県内では公明党議員の推進でタンデム自転車の一般公道走行が2年前から解禁されており、「日ごろの練習が可能」とみて、今回初めて受け入れに踏み切った。
 全盲というハンディを抱えながらトライアスロンに初挑戦したのは、大阪市在住の柏木桂子さん。「初心者体験」の部門に参加した女子19人のうち16位でゴールイン。
 トライアスロン歴18年の大西健夫さん(大阪市在住)を伴走者に、水泳0・3キロ、自転車9・5キロ、マラソン3キロを走り抜き、大勢の参加者から祝福を受けた。
 大会の会場には、タンデム自転車の公道解禁を推進した公明党の谷井勲県議が駆け付け、柏木さんらに「みんなで応援しています。最後まで頑張って」と声を掛けた。
 柏木さんは「完走できたのは周囲で支えてくれた皆さんのおかげ。全国の視覚障がいの人たちにも、自転車に乗れる楽しさをぜひ知ってほしい」と熱く語った。
 タンデム自転車の普及や公道の走行については、武庫川河川敷(兵庫県西宮市)でボランティア活動をしていた愛好家から要望を受けた谷井議員が、県道路交通法施行細則の改正を議会などで粘り強く訴えた結果、2008年7月に実現した。
 これにより、公道から同河川敷へ、タンデム自転車に乗ったまま出入りできるようになり、障がい者らも公道でタンデムを楽しんだり練習できたりと、便利になった。
 協会側によると、これまでの競技大会では聴覚障がい者を受け入れたことはあったものの、視覚障がい者は危険性が高いため、参加へのハードルが高かったという。
 ところが、「兵庫県では公道でタンデム自転車の練習ができる」として参加への強い要望が寄せられたため、「日ごろの練習がしっかりできれば、安全面もクリアできる」と判断し、視覚障がい者の受け入れにゴーサインを出した。
 なお、柏木さんをよく知る大阪府守口市議会公明党の井上照代議員は、自宅近くの河川敷で練習に励んだ柏木さんの苦労話を聞き、谷井議員から詳細な取り組みを聞いた。「大阪府内でもタンデムが公道を走れるよう、府議会公明党と連携して推進したい」と話す。
 ◆タンデム自転車 複数のサドルとペダルがあり、2人かそれ以上が前後に並んで駆動させる自転車。健常者と視覚障がい者が一緒に乗ってサイクリングを楽しむことができ、競技会もある。

掲載日:2010/05/17 面名:2 出稿区分:

国民不在の鳩山政権/浮島さん 事業仕分けの手法批判/兵庫・尼崎市

 公明党兵庫県本部の街頭演説会が16日、尼崎市など県内3カ所で開かれた。これには浮島とも子参院議員(参院選予定候補=比例区)と、地元県・市議らが出席した。
 浮島さんは、阪神・淡路大震災を機に米国から帰国し、劇団を設立して、文化・芸術を通じ子どもたちの心の復興に全力を尽くしてきた体験を紹介。
 その一方で、鳩山政権の事業仕分けで文化・芸術関係の事業が相次いで廃止・縮減と判定されたことに対し、「政治の役割は国民の切実な要望に耳を傾けることだ」とし、国民不在の政治手法を厳しく批判。「国民の目線で最後まで戦い、走り抜く」と決意を述べた。
 谷井勲県議は、民主党のマニフェスト違反を追及し、参院選への絶大な支援を訴えた。

掲載日:2010/04/30 面名:7 出稿区分:

定例会ダイジェスト/瀬戸内海側にドクヘリ配置せよ/兵庫県議会

 合田博一議員は、県議会公明党・県民会議が訴えてきた兵庫、京都、鳥取の3府県共同によるドクターヘリの運航実現について高く評価。その上で、「今後は、県北部での取り組みを検証しながら、瀬戸内海側においてもドクターヘリの配置を」と要望した。
 谷井勲議員は、心の問題を抱える生徒が増加する半面、心の病について教えている学校が少ないとの調査結果を紹介。「心の問題に迅速かつ的確に対応できる体制の確立が必要」と訴えた。
 県側は、「精神科医やスクールカウンセラーによる相談体制の充実に取り組みたい」と答えた。

掲載日:2010/01/30 面名:7 出稿区分:

ハイチ大地震/公明、募金活動に協力/兵庫・尼崎市

 兵庫県の住民らでつくる「ハイチ大地震救援県民の会」(福井常三朗代表)は24日、尼崎市のJR尼崎駅前など2カ所で街頭募金活動を行った。これには、公明党の冬柴鉄三常任顧問(前衆院議員)と谷井勲県議、尼崎市議会公明党のメンバーも応援に駆け付けた【写真(3)】。
 冬柴常任顧問らは「15年前の阪神・淡路大震災を経験したわれわれだからこそ、被災者の気持ちが痛いほど分かる。真心の募金をお願いします」と呼び掛けた。これに対し、駅前を通る買い物客らが快く募金に応じていた。

掲載日:2010/01/14 面名:7 出稿区分:

若い力で政治変えよう/党青年局と冬柴氏「成人の日」に街頭演説/兵庫県

 公明党兵庫県本部青年局(谷井勲局長=県議)と冬柴鉄三党常任顧問は11日、尼崎市内の2カ所で「成人の日街頭演説会」を開催した。これには、県議、市議らが参加した。
 冬柴氏は、「公明党は国会、地方議員の総数が昨年末に、共産党を上回る3064人となった」と日本一の議員集団になったことを報告。「議員が一体となって国民の目線に立ち、庶民の声を政治に反映させてきたのが公明党だ」と強調した。
 その上で、「公明党は“日本の良識”として大衆の中に入り込んで闘い抜く」と訴え、参院選勝利への絶大な支援を呼び掛けた。
 谷井局長、下地光次県議らは「希望の持てる社会を築くため、若者の力で政治を変えよう」と行き交う新成人らに呼び掛けた。

掲載日:2010/01/09 面名:7 出稿区分:

若者の雇用を守れ!/各地の党青年局が総点検運動/効果大きい「自立塾」/政府の廃止方針に疑問の声/兵庫県本部

 公明党兵庫県本部青年局(谷井勲局長=県議)はこのほど、神戸市の勤労会館を訪れ、「こうべ若者自立塾」などを運営する特定非営利活動法人(NPO法人)「こうべユースネット」から、若者雇用総点検の一環として聞き取り調査を行った。これには、谷井局長をはじめ、神戸、尼崎、川西、宝塚の各市議会公明党の青年議員が参加した。
 今回の聞き取り調査には、「こうべ若者自立塾」の佐伯隆義塾長が応対。同塾長は、現政権が事業仕分けで来年度から廃止とした「若者自立塾」について、「これまでの実績からかんがみても廃止は疑問。よりきめ細やかな支援を行うためにも、政府と各団体・機関との連携強化が不可欠」など、雇用問題の改善へ意見を述べた。
 谷井局長は「現状の課題をしっかり把握した上で、政策に反映していく」と語った。

掲載日:2009/10/09 面名:6 出稿区分:

あのまちこの街/交通量多い交差点に信号機/兵庫・尼崎市

 尼崎市の若王寺1、2丁目地域を走る県道606号の交差点に押しボタン式信号機が設置され、9月24日から供用開始された。当日は午前10時に点灯式が行われ、地元の社会福祉協議会役員らと一緒に、信号機設置を推進した県議会公明党・県民会議の谷井勲議員が出席し喜び合った【写真】。
 地域の人たちによると、同県道の車の交通量が増えている上、近隣には市立高校校舎が新設される予定。危険を察知した若王寺1丁目社会福祉協議会の南畑進副会長が公明党員を通して谷井議員に相談。谷井議員は現地を視察した上で、尼崎東警察署に対処を申し入れていた。役員らは「迅速に設置が実現し安心して渡れるようになった」と語っていた。

掲載日:2009/03/16 面名:7 出稿区分:

定例会ダイジェスト/中学生に劇団公演の鑑賞の場を/兵庫県議会

 岸本一尚議員は禁止されている自転車の3人乗りについて質問。大手新聞のアンケートで母親と幼児の3人乗りが13・2%に上るとの調査結果を示し、自転車の安全性を確保した上で3人乗りを認めるよう求めた。
 谷井勲議員は県立尼崎青少年創造劇場「ピッコロシアター」を活用して、県内の中学生が劇団公演を鑑賞できる場を作るべきと主張。その際、「優れた生の演劇に触れる機会があれば、コミュニケーション力を身につけるきっかけになる」と訴えた。

掲載日:2008/08/05 面名:7 出稿区分:

語学教育の充実を/国際高校訪れ意見交換/兵庫県議会公明党

 「国際社会に貢献できる人材輩出を」――兵庫県議会公明党・県民会議(大野由紀雄幹事長)は先ごろ、語学教育などに力を注ぐ兵庫県立国際高校(大久保昇一校長、生徒数361人)を視察。大久保校長、教頭らと意見交換した。同校は、2003年4月、県下初の国際科のみの専門高校として芦屋市に開校。教育目標に、「地球市民の自覚」「コミュニケーション能力」などを掲げ、語学力や国際感覚を養う教育を実施している。
 一行は、大久保校長らから、こうした学校の特色や概要について説明を受けた後、活発な意見交換を行った。公明党議員らは、「徹底した語学教育の実施を」「外国に対して日本がどういう国かを語れるような教育が大事」と主張。大久保校長らは、「語学教育に力を入れるのはもとより、社会のことを幅広く考えられる人間教育が必要と思う」と語った。
 なお、視察には大野幹事長のほか、羽田野求、松本義宏、合田博一、松田一成、北条泰嗣、岸本一尚、谷井勲の各議員が参加した。

掲載日:2008/07/26 面名:7 出稿区分:

視覚障害者も自転車楽しんで/タンデム(複数人乗り)自転車が一般道走行可能に/県道交法施行細則を改正/公明県議が尽力 愛好家ら「普及に拍車」/兵庫県

 視覚障害でも自転車OK――兵庫県は県道路交通法施行細則の一部を改正し、7月1日から公布・施行した。これにより、視覚障害者が健常者の後ろに乗れるタンデム自転車の公道(一般道)での利用が可能になり、ボランティア団体や愛好家から「普及に拍車がかかる」と喜ばれている。公明党の谷井勲県議が推進し実現にこぎ着けた。
 タンデム自転車は複数のサドルとペダルを装備し、複数人が前後に並んで乗ることができる自転車で、兵庫県は今回、2人乗車までに限り、公道利用ができるように改めた。
 2人乗りタンデム自転車の利点は、健常者が前に、視覚障害者が後ろに乗ることで、障害のある人も健常者並みに風を切って走る“爽快さ”を満喫できること。
 今回のタンデム自転車の“公道解禁”について県警察本部は、(1)視覚障害者の新しい交通手段の確保(2)県民によるタンデム自転車の幅広い利用促進――が目的という。
 これまで県下では、ボランティア団体が視覚障害者とタンデム自転車を楽しむため、武庫川河川敷(西宮市)で定期的な大会を開いてきたが、公道を走れなかったためタンデム自転車の会場への持ち運びが大変だった。
 愛好家の一人・前田一郎さんから「何か良い知恵はないか」との相談を受けた谷井議員は、今年3月議会の予算特別委員会で、「タンデム自転車を一般公道で利用可能にすれば、視覚障害者を含め楽しむことができる」として利便性の拡大を促進する善処を要望。
 その一方で、県が整備を進めている「尼崎21世紀の森構想」の中央緑地周辺にサイクリングコースを整備するよう提案した。この結果、前者は7月1日付で実現し、後者についても当局は「実現に取り組みたい」との前向きな答弁を行った。
 また、谷井議員は、自転車教室が開かれている県立西武庫公園(尼崎市)にタンデム自転車置き場(2台分)を確保。6日、西武庫公園に集った前田さんら愛好家と谷井議員は、タンデム自転車で公園内を走るとともに、タンデム自転車置き場などを見学した。
 前田さんらは、「谷井議員のおかげで、タンデム自転車への行政側の理解が進んだ。大会会場へもタンデム自転車で乗り付けられるし、愛好家と障害者が自宅付近の公道を走ることもできる」と喜びを語っていた。

掲載日:2008/04/09 面名:7 出稿区分:

初期の小児救急 365日OK/安心の子育て環境が前進/兵庫県の3市1町

 子どもの初期救急医療引き受けます――兵庫県の3市1町でつくる「阪神北広域こども急病センター」が1日、伊丹市(昆陽池2)にオープンした。一次救急を対象に、365日無休で夜間(午後9時30分から翌午前6時30分)、休日の診療に当たる。共同運営するのは、伊丹、宝塚、川西の3市と猪名川町。15歳未満の在住児童数は約9万人で、年間2万1000人の来院を見込んでいる。
 3市1町は2006年2月に、兵庫県と医療施設設置について基本合意。翌07年8月、財団法人「阪神北広域救急医療財団」を設置し、同センター開設へ準備を進めてきた。
 建物は鉄筋2階建て、延べ901平方メートル。1階が診療室、臨床検査室、薬局など、2階は医局、スタッフルームなどで構成。診察には、3市医師会の小児科医らが輪番で当たる。同センターは、市立伊丹病院など二次救急病院と役割分担することで、適切な医療を提供し、子育ての拠点をめざす。
 同センターの設置については、県議会公明党・県民会議の合田博一議員が07年9月議会で、小児救急をめぐる医師不足への県の支援を訴えたほか、各市町の公明党議員が子育て支援の観点から、予算要望などを行ってきた。
 オープンに先立ち、公明党・県民会議の合田、谷井勲、篠木和良の各県議と、藤田静夫、北原速男(伊丹市)、岩田秀雄、大矢根秀明(川西市)の各公明党市議らが、診察室など館内を視察。「安心の子育て環境が一歩前進した」と語っていた。

掲載日:2008/01/14 面名:7 出稿区分:

定例会ダイジェスト/小口資金貸付制度のPRを/兵庫県議会

 谷井勲議員は、県社会福祉協議会(社協)が昨年12月1日からスタートさせた「緊急小口資金」貸付制度の活用について、当局の姿勢をただした。
 同制度は、厚生労働省が2003年から各都道府県の社協を窓口に実施している生活福祉資金の貸付制度だが、兵庫県では未実施だったため、昨年9月に谷井議員が早期実施を県当局に申し入れていた。こうした経緯を紹介する一方、同制度が「緊急的かつ一時的に生計の維持が困難となった場合」に利用できることから、「貸金業者への借り入れに頼らなくて済むセーフティーネットとして期待できる」と強調し、積極的なPRを行うよう求めた。

掲載日:2007/11/25 面名:4 出稿区分:KS

強じんで魅力ある党へ/奮闘する地方議員/<4>

 『“市民の声”実現へ奮闘/兵庫県尼崎市議会/安田雄策議員』
 庶民性豊かな兵庫県尼崎市で、住民一人一人との対話を繰り広げるのは市議会公明党の安田雄策議員。3期10年、尼崎独自の“カフェコン”と呼ばれる喫茶店で住民との懇談会などを続ける。市民相談を機に「尼っ子リンリン・ロード」や「新人お笑い尼崎大賞」を実現し、絶えず党勢拡大の先頭に立ってきた。
 先月下旬、550万本のコスモスが咲き誇る武庫川河川敷を県の土木担当者らと訪れた。以前はごみの不法投棄などで荒れ果てていた河川敷だが、安田議員が公明党県議(当時)、市民のボランティアと連携を取り、2003年から花畑が実現。
 だが、県は来年度からあらゆる事業の大幅削減を進める方針で、花畑の維持費がカットされる恐れも。現場を訪れた安田議員に、ボランティア団体の一員である仲宗根キヨ子さんは、「こんな立派な花畑ができて皆喜んでいる。これまで通りの予算を」と存続を訴えた。
 安田議員は県の担当者に「地域の声を大切にしてほしい」と訴える一方、公明党の谷井勲県議に応援を依頼。素早い動きに一層の信頼が集まる。市民の声を断固実現――この信念のまま、安田議員の奮闘は続く。
 『安心の出産・育児へ全力/奈良県議会/畭真夕美議員』
 2010年に平城京遷都1300年を迎える奈良県。歴史と文化が薫るこの郷土を舞台に、畭真夕美議員は日々、住民との対話を重ねている。
 14日。奈良市内の住宅街で小さな子どもを連れたお母さんらと懇談。8月に起きた妊婦たらい回しによる死産事件に触れ、県議会公明党の主張などによって、県の周産期医療や救急体制が見直され、救急搬送マニュアルの整備やドクターヘリの広域活用体制などが実現したことを報告。「奈良県にとっては、大変な試練ですが、ピンチをチャンスに変えて、安心して子どもを産み育てられる環境をつくっていきます」と抱負を語ると、「期待しています」と明るい笑顔が広がった。
 この力強い言葉が物語るように、畭議員は妊婦事件後、「何としても改善策を」との思いで周産期医療の先進地域を奔走。
 10月には、大分県の総合周産期母子医療センターや宮崎県の周産期医療体制を視察。福岡市では産婦人科医師と活発な意見交換を行った。
 党県本部女性局長として、11月末には荒井正吾県知事に子育て支援策を要望する予定。現在、妊産婦健診公費負担の拡充を求める街頭署名活動の先頭にも立つ。

掲載日:2007/11/23 面名:6 出稿区分:

手づくりで花畑に/公明議員と住民が整地や種まき行う/兵庫県尼崎市の武庫川河川敷

 兵庫県尼崎市の武庫川河川敷に造られた花畑に、約550万本のコスモスが咲き誇った。
 同河川敷は、ごみの不法投棄などで荒れ果てていた2002年当時、「何とかしてほしい」との住民相談を受けた市議会公明党の安田雄策議員が、地元選出の公明党県議(当時)に連絡し、県当局に改善を要望。同年11月、県がごみを撤去し、下地整備を行ったのを受け、翌年から地域のボランティア団体とともに整地や種まきを行い、花畑作りを推進してきた。
 安田議員はこのほど、公明党の谷井勲県議や党員、市民とともに、ピンクや黄色など鮮やかに咲くコスモスを観賞した【写真】。
 地域の「髭の渡し花咲き会」の松井定雄会長は、「阪神間では最も大きな花畑となり、多くの人に喜んでもらっている」と語っていた。

掲載日:2007/09/13 面名:2 出稿区分:

地域課題の解決に全力/橋梁補修支援など冬柴国交相らに申入れ/赤松、赤羽氏と兵庫県会公明党

 公明党の赤松正雄、赤羽一嘉両衆院議員と兵庫県議会公明党・県民会議議員団(松本義宏幹事長)は12日、国土交通省で、冬柴鉄三国交相(公明党)に地域課題解決に必要な施策に関して要望を行った。松本幹事長、松田一成、合田博一、下地光次、谷井勲、北條泰嗣の各県議が参加した。
 一行は、安全、安心な交通基盤の確保や災害から人命を守るため、橋梁補修や河川、海岸事業における排水機場の更新に対する支援を要望した。冬柴国交相は、「全力で取り組む」と述べた。
 これに先立ち一行は、被災者生活再建支援制度の見直し、産科・小児科医療の環境整備、福祉人材の確保、道路特定財源の安定的確保、地上デジタル放送の環境整備などについて、財務相、総務相、厚生労働相、内閣府担当相あてに要望した。

掲載日:2007/08/29 面名:7 出稿区分:

海洋環境学習の新拠点に/自然体験センター改装しオープン/公明議員らが現地視察 磯の生物など観察の場提供/兵庫県姫路市

 大自然の中で、環境について学ぼう――兵庫県姫路市に5月、「県立いえしま自然体験センター」がリニューアルオープンし、“環境学習”の新拠点として、子どもたちや関係者から喜ばれている。23日、県議会公明党・県民会議(野口裕団長)の一行が同センターを訪れ、職員から概要を聞くとともに、各種施設を視察した。
 視察団は、野口団長のほか、羽田野求、橘泰三、下地光次、谷井勲の各県議。
 同センターは、姫路市の離島・家島諸島の一角にあった、自然体験の施設「母と子の島」に、新たに海の環境学習の機能を付加したもの。名称を「いえしま自然体験センター」と改めた。
 体験内容も、これまでのキャンプや磯遊びのほかに、磯の生き物を観察する海中観察、生きたタコなどとの触れ合い、海洋汚染や海の生態系を学ぶ漂着物調査などを導入。小・中学生を中心に、青少年の環境保全意識を高める体験・実践型のさまざまな活動を実施できる拠点に生まれ変わった。
 施設面では、既設の大小連続ロッジ、中央管理棟、多目的棟などに加え、環境学習センター、魚と一緒に泳ぐ海中探検ゾーン、アサリやワカメなどを対象とした養殖体験ゾーン等を新設。海中観察のためのクリアカヌー(艇底をアクリル板で加工)を新たに配備した。
 一行は、丹野宏幸所長ら関係者から、同センターの小・中学生の利用率などを聞くとともに、「こうした自然体験、環境学習を、不登校児にも取り入れるプログラムを組んではどうか」と提案。丹野所長らは「検討したい」と述べた。
 次いで、職員の案内で、養殖体験ゾーンやクリアカヌーなどを視察。野口議員らは「自然体験学習のための施設整備は公明党が主張してきたところ。今後は、環境学習も含め、子どもたちや家族に、より開かれた形で利用してもらえるよう推進したい」と語っていた。

掲載日:2006/12/13 面名:6 出稿区分:

2007統一選/公明党予定候補のプロフィル/県、政令市議選/兵庫県議選/尼崎市 定数7/谷井いさお 新

 『面倒見抜群の若手リーダー』
 ◎新しい課題に挑戦し続けるバイタリティーあふれる若手リーダー。面倒見の良さも抜群、「頼りになる存在」と期待は大きい。
 ◎長年、営業マンとして介護や医療の問題にかかわり、福祉への関心を深める。職場では、組合書記長として福利厚生を改善。
 ◎生まれ育った尼崎への若者の定住促進、誰もが安心できる持続可能な社会保障制度の確立、人が輝く教育の実現を目指す。
 *たにい・いさお 党県民運動局次長。市立尼崎産業高校卒。42歳。

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