H22年12月第307回 定例議会 谷井県議 一般質問

谷井いさお県議が12月9日、第307回県議会で一般質問に登壇しました。投票への棄権防止につながる期日前投票手続きの簡素化への提言をはじめ観光・文化振興に向けての県内での映画製作への支援拡充、防犯カメラ設置への支援策、また、地元尼崎の活性化に向けての山手幹線の大阪府側への接続、兵庫東エース周辺整備事業など幅広い観点から持論を展開し、県の姿勢・考えをただしました。

第307回(平成22年12月)定例県議会 一般質問 谷井いさお

質問項目

  1. 飼い主のいない猫への対策と支援について
  2. 期日前投票における手続きの簡素化について
  3. 山手幹線の大阪府側への接続について
  4. 兵庫東エース周辺整備事業について
  5. 21世紀の尼崎運河再生プロジェクトを核とした尼崎臨海地域の活性化について
  6. 防犯カメラ設置に対する支援の拡充について
  7. 映画製作に対する支援の拡充について

質問・答弁のダイジェスト

2.期日前投票における手続きの簡素化について
谷井議員
期日前投票の利用は順調に広まっているが、受付窓口での住所・氏名・宣誓書への記入など煩雑な手続きへの意見が寄せられている。
そこで各選挙人に郵送する投票入場券の裏面に宣誓書を印刷し事前に記入できるよう、手続きの簡素化を考えてはどうか。
できれば、来年の統一地方選挙から実施すべきである。
村上選挙管理委員会委員長
住民にとって日時・場所選ばずに記入できるという利点があり、期日前投票所の混雑の緩和や投票しやすい環境づくりにもつながるため投票率向上に一定の効果があると考える。
来る統一地方選挙から各市町選挙管理委員会に対し積極的に導入するよう働きかけていく。
3.山手幹線への大阪府側への接続について
谷井県議
10月10日に山手幹線全線開通を祝すウォークが実施されたが、府県境の大阪府側との接続道路が未整備のままである。
地元尼崎の戸ノ内地域では早期接続を強く望む声が上がっている。
これまで協議等が行われてきたが、未だ具体的な計画がなされていない。
県ではどのような認識を持ち、いつまでにどのような対策を講じるのか。
井戸知事
大阪府では、三国塚口線約1.6㎞の内、穂積菰江線との交差点部220mについて平成24年度の完成を目指して事業を推進中。
阪急神戸線との立体交差化区間は、現在の都市計画を2車線から4車線に変更する必要があるので、今年度から調査を開始している。
 しかし、三国塚口線の抜本的な整備には時間がかかるため、戸ノ内工区に接続する尼崎市道の拡幅や椋端への歩道橋の設置等、特に狭隘な区間となっている府県境付近から大阪池田線までの迂回路の確保に努めている。
県として、大阪府と連携し円滑な交通の確保に努める。
4.兵庫東エース周辺整備事業について
谷井県議
未執行の約3億6千万円はすでに尼崎市から整備計画が提出されていると聞いているが、早期実施に向け推進すべきである。
また、未徴収の約17億3千万円はどのように徴収するのか。
井戸知事
事業中断後7年が経過しているが、県は事業再開に向け「尼崎21世紀の森構想」などと合致した事業計画を検討している。
今後、尼崎市と協議のうえ事業計画案を作成し、関係市町の合意を得てできるだけ早く、未執行金の活用と未徴収負担金の徴収再開ができるよう取り組む。
5.21世紀の尼崎運河再生プロジェクトを核とした尼崎臨海地域の活性化について
谷井県議
県では、運河尼崎運河周辺で容易に喫茶・レストラン等の集客施設が作れるように特区提案をしているが、あわせて整備中である尼崎宝塚線沿道(臨港線以南の工業専用地域)も含めて、21世紀の尼崎運河再生プロジェクト核とした尼崎臨海地域の一層の活性化策を総合的に推進すべきであると考えるが所見を伺う。
井戸知事
工業専用地域に指定されているこの地域は、飲食店等の建築が原則禁止されており、国への用途規制を緩和する構造改革特区の提案をしている。
また、尼崎宝塚線沿いを含め一定のエリア内で飲食店等の建築を可能とする特別用途地区等の都市計画制度の活用もあわせて検討している。
今後、運河や工場の景観などを観光資源として利活用し、この地域の活性化を総合的に推進していく。
6、防犯カメラ設置に対する支援の拡充について
谷井県議
10年連続で街頭犯罪の認知件数が全国ワーストを記録している大阪府は2009年度、防犯カメラ設置補助事業を実施し、大阪市等の防犯カメラ設置補助事業とあわせて、約6,800台以上を増設した。
その結果、2010年1月から6月の街頭犯罪の認知件数は前年比17.3%減と大幅に減少した。県でも街頭犯罪防止のための具体的な設置目標を設定し、設置目標を達成するための支援策、補助拡大を実施すべきである。
さらに、「プライバシー保護のための条例化」に向けた有識者による検討会議を早期設置する必要があるのではないか。
高井総合政策室長
本年度はモデル事業として当面1市区町1ヵ所程度という想定で50ヵ所分を予算計上したが、計上分を上回る申請があり県会に予算の補正をお願いした。
これからも防犯グループ等の希望を踏まえながら、今年度と同程度の補助を続けられるよう予算化に努めるとともに、市町に対しても積極的な取り組みを働きかけていく。
プライバシー保護については、すでに県としての防犯カメラ運用基準を定めて、これをパンフレットにして広く周知に努めている。
これまでに条例化している市川市、三鷹市などの効果も見極めながら地域安全まちづくり審議会で制定の是非について議論を深めていく。

H22年2月第304回 定例議会 谷井県議 一般質問

谷井いさお県議が、第304回県議会で2月24日、一般質問に登壇しました。若年層に広がり社会問題にもなっている薬物乱用への防止対策をはじめ地元の課題などについて県の考えを求めました。

第304回(平成22年2月)定例県議会 一般質問 谷井いさお

質問項目

  1. 武庫川下流浄化センターが増設を予定していた土地の利活用について
  2. ひょうご防災リーダーの活用について
  3. コミュニケーション能力に寄与する県立ピッコロ劇団の活用について
  4. 尼っこリンリン・ロードの利用促進と北部への展開について
  5. 心の問題を抱える生徒への支援体制の確立について
  6. 若年層への薬物乱用防止対策について
  7. 自転車マナーの向上対策について

質疑ダイジェスト

①武庫川下流浄化センターが増設を予定していた土地の利活用について
谷井議員
未活用になっているこの土地の利活用について、早急に検討する必要がある。武庫川ファミリーパークがあった場所であり、魚つり公園なども隣接していることから地域住民が楽しめるような利用形態を考えていくべきである。
鈴木理事
買収済みの浄化センターの未利用地については将来の施設整備用地として確保しているものだが、今後の増設・改築等の整備計画に支障が生じないなどの条件を満たせば、暫定的に芝生広場や運動場など下水道以外の目的に利用可能。未利用地については尼崎市において魚つり公園等と一体的に多目的広場や緑地などの整備計画を検討していると聞いており、尼崎市から具体的な申し出があれば協議に応じる。
③コミュニケーション能力に寄与する県立ピッコロ劇団の活用について
谷井議員
ピッコロ劇団は県立劇団として教職員や県職員等の研修の場においても演劇的手法を活用したコミュニケーション能力の向上に寄与する活動を行ってはどうか。
井戸知事
来年度は県職員を対象に自治研修所において監督職候補者が受講する研修の中で、劇団による演劇ワークショップを行い、コミュニケーション能力の向上を図ることにしている。今後、市町や教育研修所からの希望に応じて職員研修へのプログラム導入などを進めていきたい。
④尼っ子リンリン・ロードの利用促進と北部への展開について
谷井議員
尼っ子リンリン・ロードについて、どのように利用促進を図るのか。また、尼崎北部にある近松記念館、田能遺跡、武庫川にあるコスモス畑など観光資源へのアクセスとして尼崎全域に広げるべきである。
井戸知事
今後はさらに尼崎の森中央緑地の湾岸線以南の本格的な整備、そしてその外緑部の整備にあわせて自転車の利用を考慮した園路整備を行っていく。尼崎運河の整備にあたっても自転車の活用を検討していく。そして、尼崎宝塚線の広幅員の自転車歩行者道の整備なども行いながら、自転車を活用した自転車利用のネットワークの充実を図ることで地域の魅力が一層高まると考える。
⑤心の問題を抱える生徒への支援体制の確立について
谷井議員
近年、精神疾患などの心の問題を抱える児童・生徒が増加している。その問題の深刻化は顕著で、養護教員への相談件数も増加している。県下の中学校・高等学校の心の問題を抱える生徒の状況を把握するとともに、学校で具体的な相談支援や関係機関とのネットワークの構築を図り、児童・生徒の心の問題に迅速・的確に対応できる体制の確立が早期に必要であると考えるが所見を。
大西教育長
スクールカウンセラーの全公立中学・高等学校への配置に加え、小学校への拡充を進めている。また、校内で全教職員対象にスクールカウンセラーの指導による事例研究や養護教諭研修で精神科医を活用した研修を行っており、教職員が生徒の心の変化を早期に捉まえ、情報共有により対応する体制の整備に努めている。
さらに、学校を中心とした子ども家庭カウンセラー等の福祉機関との連携に加え、ケースに応じて精神科医らで構成する学校支援チームの整備にも努めている。今後、さらなる実態把握に努めつつ、1つには心の問題の共通理解や対応方法に関する教職員研修の充実、2つには外部人材の活用による相談体制の充実、3つには各学校の校内体制づくりや学校と医療機関等とのネットワークづくりを推進するといった取り組みを進め、子どもの心の問題に迅速・適切に対応する体制の確立に取り組む。
⑥若年層への薬物乱用防止対策について
谷井議員
若者への薬物汚染の現状をどのように認識し、いかにその取締りの強化を図っていくのか。さらなる防止策について一歩踏み込んだ支援体制の整備が必要だ。
北村県警本部長
各学校、事業所等に積極的に働きかけをして、平成21年中では小学校190校、中学校185校、高等学校92校、大学13校等に警察官を派遣し、薬物乱用防止教室を開催するなど、薬物の有害性、危険性を正しく認識させる指導啓発活動を推進している。今後も、教育委員会、学校、地域住民等と連携した支援体制を拡充し、若年層の薬物乱用の防止、薬物乱用者の立ち直り支援等の再発防止対策に取り組む。

H21年2月第299回 定例議会 谷井県議 一般質問

谷井議員が、第299回県議会で2月25日に一般質問を行いました。環境問題に配慮した県民オーナー制太陽光発電所の推進をはじめ地元尼崎の観光名所づくり、県立病院の統合などについて県の姿勢をただしました。

第299回(平成21年2月)定例県議会 一般質問 谷井いさお

質問項目

  1. こころ豊かな人づくりと芸術文化立県ひょうごの実現について
  2. 防犯カメラの管理・運用基準の条例化について
  3. 輸血後検査の推進強化について
  4. 県民オーナー制太陽光発電所の推進について
  5. 尼崎の新たな観光名所づくりについて/li>
  6. 塚口病院と尼崎病院の統合について

質疑ダイジェスト

①こころ豊かな人づくりと芸術文化立県ひょうごの実現について
谷井議員
ピッコロ劇団は青少年に本物の演劇に触れる機会を提供している。劇団の公演を県下中学生が広く鑑賞できる場をつくることが、心豊かな人づくりと芸術文化立県ひょうごの実現に寄与すると考えるが。
井戸知事
中学生が演劇にふれることの教育効果は大きい。ピッコロシアターや芸術文化センターを活用し、地元教育委員会や中学校を中心に働きかけていく中で鑑賞の機会を提供していきたい。
④県民オーナー制太陽光発電所の推進について
谷井議員
県民オーナー制太陽光発電所の推進は、本県と本県内企業、そして県民が一体的に環境問題に先駆的に塵組んでいることを大きくアピールできる。
井戸知事
新年度から集客施設でのカーボン・オフセットや日常生活のCО2排出量を自宅のパソコンで計算しオフセット代金を支払う仕組みづくりに取り組む。これによりグリーンエネルギー基金を活用した県民発電所を設置する。今後も太陽光発電の普及を図る。
⑤尼崎の新たな観光名所づくりについて
谷井議員
「尼っ子リンリン・ロード」を再整備し、スポーツの森周辺にサイクリングコースを整備することで、自転車による来場者の促進などが期待できる。尼崎の南部臨海地域を新たな観光名所としてどのように整備していくのか。
井戸知事
中央緑地外緑部の園路は「尼っ子リンリン・ロード」と接続し、気軽にサイクリングが楽しめるような環境を整える。また、尼崎スポーツの森の施設を活用したスポーツ大会の開催などにより地域の魅力を高め環境にやさしい交通システムの実現に努める。
⑥塚口病院と尼崎病院の統合再編について
谷井議員
外部委員会で塚口病院と尼崎病院の統合再編に向け検討されているところだが、塚口病院が担ってきた阪神南圏域の医療機能及び阪神北圏域のバックアップ機能を確保するためにも、塚口病院の存続も含めてどのように県立病院としての診療機能を強化するのか。
黒田病院事業管理者
統合再編に際して、医師等の医療資源を効率的に活用できる体制を確立し、小児救急医療や周産期医療等塚口病院が担ってきた診療機能を充実するとともに、阪神南圏域における医療の現状を踏まえ、救急医療の充実などについても検討する。

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