市議会の市民厚生委員会として、「お年寄りはお年寄りの施設」「障がい者は障がい者の施設」と仕切るのではなく、高齢者も、こどもたちも、障がいがあってもなくても一緒に楽しく過ごす・・・そんな福祉サービスを実現していると、お聞きして富山市に視察に伺いました。
富山型デイサービスの始められたNPO法人このゆびとーまれの代表・惣万佳代子さんに、直接話を聞くことが出来ました。
文書やホームページの資料では理解しえない事が、視察で理解できました。
1・障がい者の就労(ボランティア)場所になっていること。
2・高齢者と障がい者・子どもたちが共にいることで、危険や混乱は生じないこと。
3・介護保険は、預ける家族中心の制度で利用者中心でないこと。
以上3点のうち、1点目は障がい者の就労場所の確保とマッチングを、何としてもなし得たいと考えてきた私にとって、素晴らしいモデルを見せて頂き、新たな視点が開かれた思いがします。
2点目は、新しいこと(区分を越えて何か)をしようとすると、先ず問題になる「危険」については、事業者が主体的に受け入れ体制を整えることで解決できそうです。
3点目は、私も何の躊躇も無く「預ける家族の負担が減る」という視点を中心に、介護保険を理解し語っていました。確かに、介護保険はしばしば利用者中心でないことが目につき、素直に感謝されない原因になっている様にも見えます。
特に、「介護保険が預ける家族中心の制度になっている」と、惣万代表が指摘したことで「ハッと」させられました。「私は、介護保険制度を語る姿勢を、今日から180度変えなくてはいけない」と、反省させられました。
利用者中心にサービスの提供を考えたとき、「みんなで生きている」ということを互いに感じあえる活き活きとしたデイサービスが生まれたのだと感じた視察でした。

