視察報告 長野県小諸市 「持続可能な活力あるコンパクトシテイ小諸の再構築について」
平成27年11月12日
長野県の東部、浅間山麓に位置する小諸市は、大部分が高原状の景観に恵まれた約43000人の市です。市制施行60周年事業のひとつとして、本年9月に新市庁舎を開庁。中心市街地に医療資源を活用し、都市リノベーション事業を展開しておられる市です。
写真は、
1.新市庁舎と併設の「こもろプラザ」(市民交流センターと図書館)
2.地下駐車場の説明を受けている様子
3.解体される旧市庁舎(跡地に小諸厚生総合病院建設)
4.新設された隣接の商工会議所会館と公園
持続可能な活力あるコンパクトシテイを再構築して行くことになった経緯ですが、小諸市の喫緊の課題として、1.中心市街地の状況として、商業施設の郊外移転、それに伴う空き店舗増加、人口減少 2.浅間山麓一帯の地域医療を担っていた小諸厚生総合病院の医師不足と施設の老朽化 3.市庁舎、図書館、市民会館の老朽化の3点があり、この状況を打開するため、街再生計画がを打ち出されました。しかしながら、計画を進めてほしいとの声の一方で、市役所移転に反対する声も多く、計画は二転三転。最終的には、平成24年10月に市役所敷地での市庁舎、小諸厚生総合病院の併設、図書館とコミュニティスペースを中心とした複合施設も併設する再構築計画の実施を表明。平成26年3月に市庁舎、隣接の図書館・コミュニティスペース・地下駐車場着工。平成27年6月竣工。旧市庁舎解体後、平成28年3月病院着工の予定と聞きました。
公的不動産の積極的な活用、病院への財政支援による機能維持、公共施設機能の複合化は、大きな注目を浴びている点です。
一方、平成25年3月に第一期低炭素まちづくり計画を公表し、集約都市開発事業、集約駐車場施設整備、建築物の低炭素化、緑地の保全と推進の4施策を進めて来られました。
一帯に様々な機能を集約し市民の皆さまが利用しやすくすること、各施設の駐車場の共有化、エネルギー供給の面での共有化と言うコンセプトは、今後の都市リノベーション事業において大変重要な点だと思いました。




