近年、お墓の承継者不足や遠方への移住等により、「墓じまい」等のお墓の相談が増加しています。こうした市民の不安を和らげるため、9月議会の一般質問で市営墓地への合葬墓の設置と、地域墓地等の相談体制の強化を求めました。市からは、合葬墓の設置について検討を進めていくとの前向きな答弁がありました。写真は市営墓地の一つ。#防府 #防府市 #防府市議会議員 #公明党

まず1点目は、「葬儀と墓地について」です。
○変わる、葬儀の多様化
少子高齢化、核家族化、そして単身世帯の増加が進む現代において、さらにコロナ禍も重なり、葬儀や墓地のあり方は大きな変化を遂げています。
私の地元でも、15年ほど前までは、自治会や近隣住民が葬儀の手伝いをすることは一般的でした。自宅で通夜や葬儀を行うことも珍しくありませんでしたが、現在ではほとんど見られなくなりました。
現代の葬儀は、主に専門の葬儀会館で行われ、家族葬が主流となりつつあります。これは、参列者の範囲を故人の近親者に限定し、少人数で静かに故人と別れたいという遺族の意向が反映されたものです。
また、経済的な負担を軽減したいという理由も、この傾向を後押ししています。
さらに、通夜や告別式を省略して火葬のみを行う直葬(ちょくそう)(「じきそう」とも言いますが)など、より小規模で費用を抑えた形式も増えています。これらの変化は、儀式よりも故人や遺族の想いを大切にするという意向を反映しており、葬儀の多様化が進んでいることを示しています。
そうした中、本市が低所得者対策として提供する「規格葬儀」も、費用を抑えたい方にとって安心できる選択肢の一つとして注目を集めています。
○墓地の課題と新たな選択肢
墓地に関しても、変化は顕著です。承継者の不在や遠方居住などを理由に、代々受け継がれてきた墓を撤去する「墓じまい」が増加しています。これにより、将来的には「無縁仏(むえんぼとけ)」となるリスクも高まっています。
こうした状況に対応するため、墓地運営のあり方も見直されています。近年では、永代供養墓(えいたいくようぼ)や樹木葬、納骨堂といった、承継者を必要としない供養方法も普及し、多くの人に選ばれています。
また、世間では、「ゼロ葬」という、火葬後に遺骨を引き取らない葬送方法も話題になっています。これは、お墓や仏壇を持たない究極のシンプルな生き方・死に方として、子どもに負担をかけたくない、後継者や身寄りがいないといった理由から、増加する、いわゆる「おひとり様」を中心に注目されています。
このような「ゼロ葬」が、マスコミで話題になるほど、お墓の問題は多くの方にとって大きな懸案事項となっており、そのお悩みも深いと思われます。
市民の生活に深く関わる葬儀と墓地について、主に次の2点について、ご所見をお伺いします。
○1点目 規格葬儀の周知について
まず、1点目は規格葬儀です。
本市が提供する規格葬儀は、通夜・告別式を行わず、直葬の形態で、市内の葬祭業者と提携して提供される、簡素で低価格な葬儀です。
公明党として先輩議員が推進し、私も平成29年12月定例会の席上、関連の一般質問をいたしました。規格葬儀は平成29年7月に県内で初めて開始され、「葬儀のセーフティネット」として、多くの方に利用されています。
しかしながら、制度の申込み方法、あるいは、亡くなった方が国民健康保険または後期高齢者医療保険に加入していた場合、葬儀を行った人に支給される「葬祭費」(5万円)の受領を葬祭業者に委任することで、実質的な自己負担額を抑えることができる点などの、制度の詳細が十分に周知されていないように感じています。
そこで、規格葬儀の現状と、主に周知について、お伺いします。
○2点目 墓地の管理について
次に、2点目は墓地の管理についてです。
○市営墓地の運営について
時代に即した墓地運営を行うには、市営墓地もこれらの変化に対応していく必要があります。この市営墓地に関しては、以前、公明党の先輩議員も一般質問で取り上げています。
具体的には、墓じまいに関する相談体制の強化や、多様なニーズに応える新たな墓地形式の導入などが考えられます。たとえば、承継者がいなくても安心して利用できる、維持管理の手間が少ない「合葬墓」の設置などで、選択肢を増やすことなどが挙げられます。
市営墓地が時代に即したサービスを提供することで、市民の不安を軽減し、より安心して最期を迎えられる社会づくりに貢献できるのではないでしょうか。
市営墓地の今後の運営方針について、ご所見をお伺いします。
○地域墓地について
また現在、本市には、市営墓地8箇所、市有墓地25箇所のほか、寺院等が管理する墓地、そして地元で管理するいわゆる地域墓地が無数にあります。私の地元にも、惣金(そうきん)墓地という地域墓地があり、3つの自治会関係者で運営されています。
地域墓地では管理組合や管理委員会等で管理されていますが、管理者の高齢化や、承継者が遠隔地で不在といった理由で、無縁仏(むえんぼとけ)化するなど、管理が困難になっている墓地も多いと思われます。
これは市の管轄ではありませんが、市民の生活に深く関わる墓地として、現状を把握する必要性を感じます。具体的には、地域墓地等に関する相談窓口を設置し、墓地の課題を把握する取り組みを早い段階で進めるべきだと考えます。
以上、2点について、ご所見をお伺いします。
家族葬の普及や葬儀の多様化が進む中、防府市の「規格葬儀」が注目されています。この制度は、葬儀のセーフティネットとしての役割を担っており、この制度が市民に十分に知られるよう、9月議会一般質問で周知の強化を求めました。
#防府 #防府市 #防府市議会議員 #公明党

まず1点目は、「葬儀と墓地について」です。
○変わる、葬儀の多様化
少子高齢化、核家族化、そして単身世帯の増加が進む現代において、さらにコロナ禍も重なり、葬儀や墓地のあり方は大きな変化を遂げています。
私の地元でも、15年ほど前までは、自治会や近隣住民が葬儀の手伝いをすることは一般的でした。自宅で通夜や葬儀を行うことも珍しくありませんでしたが、現在ではほとんど見られなくなりました。
現代の葬儀は、主に専門の葬儀会館で行われ、家族葬が主流となりつつあります。これは、参列者の範囲を故人の近親者に限定し、少人数で静かに故人と別れたいという遺族の意向が反映されたものです。
また、経済的な負担を軽減したいという理由も、この傾向を後押ししています。
さらに、通夜や告別式を省略して火葬のみを行う直葬(ちょくそう)(「じきそう」とも言いますが)など、より小規模で費用を抑えた形式も増えています。これらの変化は、儀式よりも故人や遺族の想いを大切にするという意向を反映しており、葬儀の多様化が進んでいることを示しています。
そうした中、本市が低所得者対策として提供する「規格葬儀」も、費用を抑えたい方にとって安心できる選択肢の一つとして注目を集めています。
○墓地の課題と新たな選択肢
墓地に関しても、変化は顕著です。承継者の不在や遠方居住などを理由に、代々受け継がれてきた墓を撤去する「墓じまい」が増加しています。これにより、将来的には「無縁仏(むえんぼとけ)」となるリスクも高まっています。
こうした状況に対応するため、墓地運営のあり方も見直されています。近年では、永代供養墓(えいたいくようぼ)や樹木葬、納骨堂といった、承継者を必要としない供養方法も普及し、多くの人に選ばれています。
また、世間では、「ゼロ葬」という、火葬後に遺骨を引き取らない葬送方法も話題になっています。これは、お墓や仏壇を持たない究極のシンプルな生き方・死に方として、子どもに負担をかけたくない、後継者や身寄りがいないといった理由から、増加する、いわゆる「おひとり様」を中心に注目されています。
このような「ゼロ葬」が、マスコミで話題になるほど、お墓の問題は多くの方にとって大きな懸案事項となっており、そのお悩みも深いと思われます。
市民の生活に深く関わる葬儀と墓地について、主に次の2点について、ご所見をお伺いします。
○1点目 規格葬儀の周知について
まず、1点目は規格葬儀です。
本市が提供する規格葬儀は、通夜・告別式を行わず、直葬の形態で、市内の葬祭業者と提携して提供される、簡素で低価格な葬儀です。
公明党として先輩議員が推進し、私も平成29年12月定例会の席上、関連の一般質問をいたしました。規格葬儀は平成29年7月に県内で初めて開始され、「葬儀のセーフティネット」として、多くの方に利用されています。
しかしながら、制度の申込み方法、あるいは、亡くなった方が国民健康保険または後期高齢者医療保険に加入していた場合、葬儀を行った人に支給される「葬祭費」(5万円)の受領を葬祭業者に委任することで、実質的な自己負担額を抑えることができる点などの、制度の詳細が十分に周知されていないように感じています。
そこで、規格葬儀の現状と、主に周知について、お伺いします。
○2点目 墓地の管理について
次に、2点目は墓地の管理についてです。
○市営墓地の運営について
時代に即した墓地運営を行うには、市営墓地もこれらの変化に対応していく必要があります。この市営墓地に関しては、以前、公明党の先輩議員も一般質問で取り上げています。
具体的には、墓じまいに関する相談体制の強化や、多様なニーズに応える新たな墓地形式の導入などが考えられます。たとえば、承継者がいなくても安心して利用できる、維持管理の手間が少ない「合葬墓」の設置などで、選択肢を増やすことなどが挙げられます。
市営墓地が時代に即したサービスを提供することで、市民の不安を軽減し、より安心して最期を迎えられる社会づくりに貢献できるのではないでしょうか。
市営墓地の今後の運営方針について、ご所見をお伺いします。
○地域墓地について
また現在、本市には、市営墓地8箇所、市有墓地25箇所のほか、寺院等が管理する墓地、そして地元で管理するいわゆる地域墓地が無数にあります。私の地元にも、惣金(そうきん)墓地という地域墓地があり、3つの自治会関係者で運営されています。
地域墓地では管理組合や管理委員会等で管理されていますが、管理者の高齢化や、承継者が遠隔地で不在といった理由で、無縁仏(むえんぼとけ)化するなど、管理が困難になっている墓地も多いと思われます。
これは市の管轄ではありませんが、市民の生活に深く関わる墓地として、現状を把握する必要性を感じます。具体的には、地域墓地等に関する相談窓口を設置し、墓地の課題を把握する取り組みを早い段階で進めるべきだと考えます。
以上、2点について、ご所見をお伺いします。











