英ウィメンズクリニック 視察
公明党は20年前から、不妊治療について取り組んでいます。不妊治療はまだ保険適用ではなく、補助金制度です(ご夫婦の所得制限あり)。しかし、今のご夫婦の5.5組に1組は不妊治療を受けており、今の小学生のクラスの1組に2~3人は人工授精とのデータも。ほぼ実費負担なので、本当に望むご夫婦にしか行きわたっていません。では、今の不妊治療の医療はどうなっているのでしょうか。兵庫公明党女性局(伊藤たかえ局長)と高橋みつお青年局長と、国内で有数の設備と医療技術が整った三宮の英ウィメンズクリニックへ視察に行きました。不妊治療を受ける理由は、様々。女性のキャリア進出や晩婚化などの社会変化も影響しています。当クリニックの患者の平均年齢は36歳、35歳までならほぼ妊娠できる可能性はあるとのことです。お話しのなかでは、がん治療の方の卵子凍結し、人工授精することも事例としてあると伺いました。事情は様々です。また、このクリニックは関西で初めて男性の治療をするようになったとのこと。初診で3組に1組は、ご夫婦で診察を受けられるとのことです。クリニック内は、ゆったりとした造りになっていました。人工授精は医学以外の課題もありますが、経済的な負担についてはしっかり取り組む必要がある感じました。本日の施設で、生命の神秘と医学の発展について再確認できました。国、県んと連携して地方で取り組めることを考えて参ります。