令和5年6月定例議会
2期目のスタートとなる6月議会で、「プラスチック資源の分別回収」、「養育費確保支援」について質問させていただきました。以下、概要を報告いたします。
プラスチック資源の分別回収について
来年3月から、現在、可燃ごみとして焼却処分しているプラスチックごみが資源として分別回収されます。
従来どおり可燃ごみとして出すこともできますが、リサイクルすることにより、温室効果ガスの排出削減の取り組みを進めるためにも重要な取り組みです。
質問 岡山市の資源化率は事業開始後どの程度向上するのか?
答弁 本市の資源化率は、令和3年度実績で27.34%です。年間8,000トンが再資源化できた場合には、3ポイント程度向上する見込みです。
質問 分別の基準やペットボトルや食品トレイなどは?
答弁 法律の分別基準により大部分がプラスチックであれば回収の対象とする予定です。出し方は、有料指定袋は使わず、透明か半透明の袋で出していただきます。
資源化物として回収しているペットボトルは変更ありません。
質問 回収されたプラスチックは、どのように再資源化されるのか?
答弁 回収したプラスチック資源は、再利用製品の原料となる予定です。
質問 きれいな状態のプラスチックでなければ、再資源化は難しいと思うが、プラスチック資源を出す際の洗浄は必要か?
答弁 汚れが付着したプラスチック製品は、紙でぬぐったり、軽くすすぐなどして出していただくようお願いいたします。汚れの落とせないものは、可燃ごみとして出していただくようになります。
質問 どのように市民と協働して取り組んでいくのか?
答弁 市民一人ひとりの取組がSDGsの達成への大きな貢献となることをご理解いただけるよう、積極的な周知・啓発に努めていきます。
養育費確保支援について
離婚したひとり親家庭の生活の安定と子どもの健やかな成長のため、養育費の確保は非常に重要です。
質問 養育費不払いの相談にはどのように対応しているのか?
答弁 各福祉事務所にある地域こども相談センター窓口で、家庭・女性相談員や母子・父子自立支援員が丁寧に内容をお聞きし、弁護士・司法書士などの専門家による相談窓口におつなぎしています。
質問 養育費履行保証契約支援補助制度とは?
答弁 養育費の支払いがより確実に履行されるよう、今年7月から新たに履行保証契約における費用補助の制度を設け、保証会社と契約する際の保証料に係る経費について、5万円を上限に補助する予定です。
質問 市として養育費確保へ向けてどのように取り組んでいくのか?
答弁 養育費、面会交流、児童扶養手当等の情報や専門相談窓口を掲載したリーフレットを作成し、各区役所、地域センターの情報提供コーナーなど、より手にとりやすい場所に設置することで、別居や離婚を検討している方々へ、早期の情報提供をしてまいります。
また、養育費が支払期間途中で不払いとなった場合にも、早期に専門相談窓口を利用していただけるよう、市ホームページ、今後作成予定のリーフレットなどにより周知に努めてまいります。
養育費履行確保支援について
