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バックナンバー 2015年 10月

毎年恒例の「ひらかた菊花展」の準備がいよいよ始まりました。
今年は10月28日から11月16日までの開催となります。会場となる市役所の周りは、市内の全小中学校が1年間丹精込めて育てた菊を展示する小屋作りでしばらく賑やかです。
枚方市は菊人形が全国的に有名です。
この菊花展にも、市外からたくさんの人に来場してもらいたいです!

10月22日、地元の招提中学校で枚方市において初めてとなるスケアード・ストレートが生徒全員と地元自治会の皆さんの参加の元開催されました。
市内の全中学校における自転車の安全講習会の開催を訴えて、平成26年4月より開始する中、より効果的な方法として、このスケアード・ストレートを中学校で開催することを提案させていただき、地元自治会の皆さんの強い要望を伝えて、この度実現することができました。
生徒の皆さんも、目の前で起こる実際の事故を真剣に見ていました。実際参加させていただき、このスケアード・ストレートの取り組みは大変有効であるとの手ごたえを感じました。今後も、不幸な交通事故を起こさない、また合わないように交通ルールの啓発のため、効果の検証をしながら、全中学校に対しての開催に取り組んでまいります!

10月14日、いつもの牧野駅前の立礼を終えて、現在計画が進行している道路「中宮小倉線」の出入り口の安全対策をどうすればいいか、現場に見に行かせていただきました。
するとバス停のベンチに腰を掛けてバスを待っている老婦人から「公明党の議員さんですか?」と声をかけてられました。そのご婦人はこのバス停のベンチがボロボロで座れなくて困っていたそうで、私は5月にそのようなお声を地元からいただいて、すぐ市の担当課に相談させていただき、新しいものと取り換えてもらったのですが、このご婦人は、そのことをご存知で、「たいへんうれしいです。ありがとうございます!」と喜びの声をいただきました。
今後、道路の工事が始まれば、設計のなかに日差しと雨を防ぐ屋根もつくことになったこともお伝えし、さらに喜んでいただきました。
高齢者に配慮が足らないバス停も市内には多くあります。公共交通について今枚方市として新たな計画の策定も進んでいます。市民の声をしっかりと市政に届け、皆さんにとってより良いものになるよう、しっかりと取り組んでまいります!

10月1日から10月2日の2日間で、東日本大震災の被災地である宮城県に視察に行かせていただきました。
2011年の5月市会議員選挙が終わってすぐの5月に、奥州市の阿部市会議員さんたちの助けをいただいて被災地の状況をつぶさに見させていただき、建築の仕事を議員になる直前までしていた私は、そのような視点で防災を考えながら被災地を回らせていただきました。
その時は、何もかも根こそぎ持って行ってしまう津波の恐ろしさに絶句するなか、RC造りの建物の躯体が残っているのに天井が落ちているのを見て、内装における強度の建築基準の制定の必要性を石川国会議員に報告させていただきました。

今回の視察は、枚方市から1人の職員が派遣されている東松島市と大船渡市(5年前は入っていくことができなかった)に視察に行かせていただきました。復興に向けて急ピッチで進められている街の様子を見させていただき、まず一日目は東松島市役所で復興の取り組みの内容について説明をいただきました。私のほうからは、あらかじめ復興に向けての住宅やインフラの再構築の取り組みについて、津波によって崩壊したコミュニティの再生の取り組みについて、震災の歴史を残す取り組みについて質問をさせていただきました。

東松島市説明

2日目は朝8時30分より「語り部バス」に乗って石巻の被災の様子をつぶさに見て回りました。あの最後まで避難を呼びかけた防災センターにも行かせていただきました。

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語り部の「伊藤文夫」さんはみずからも被災されそのすさまじさを後世に伝えるべく語り部として毎日バスに乗ってあの日の様子を生々しく語っていました。そのお話の中には、枚方市の防災の考え方にも取り入れるべきことがたくさんありました。

語り部バスの秋山文夫さん

語り部バスの秋山文夫さん

また午後からは、石巻市駅前にある子どもセンター「らいつ」にお邪魔させていただきました。
ここは、震災後居場所を亡くした子どもたちのために、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンが、子どもまちづくりクラブを発足させて、施設の設計段階から18歳以下の子どもたちがかかわり、2014年「石巻の活性化のために中高生が中心となってつくり、運営していく施設。みんなが過ごしやすく、子どもの思いを世間の人たちに伝えられる場所」のコンセプトのもと完成したそうです。
そして何より素晴らしいのは27人の18歳までの子どもたちでつくられる「子ども運営会議」で施設の運営をしていることです。

 

子どもセンター「らいつ」の内部

子どもセンター「らいつ」の内部

今回の視察ではその素晴らしいところをつぶさに見させていただきました。掲示板には子ども企画提案シートが張り出されていました。これは子どもたちがやりたいこと自分たちのやりたいことを企画し要望を上げるものです。内容は様々でしたが、自分で企画書を書き、参加者を集めたり、広報したりする中で、実現することのむずかしさや、企画が成功した時の達成感を感じることができる取り組みです。
消しゴムで何度も消しては書き直している企画書をみると子どもたちの生き生きした姿が伝わってくるようでした。

「地元のために何かできることはないか」という思いから子ども運営会議の提案で、昨年、地元の駅前商店街を巻き込んでハロウィンを開催したそうで、その時商店街始まって以来の人出を記録したそうで、商店街の会長からもぜひ今年もという要望もあり、10月31日に開催することが決まっているそうです。子どもたちと地域の連携でみんなが元気になっていく様子は震災を乗り越えていく理想の形ではないかと思います。枚方市においてもこのような、子どもたちが主体となる取り組みができないか、今後ともしっかりと市政にはかっていきたいと思います。

ハロウィンの告知ポスター

ハロウィンの告知ポスター

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