12月の定例議会で「ペット対策について」として、我が枚方市のペットの亡骸の受け入れについて質問と提案をさせていただきました。
平成22年度の枚方市におけるペットの亡骸の受け入れ処理件数は1070件でした。平均して一日に約3件受け入れていたペットの亡骸は、枚方市においては「一般ごみ」として穂谷川清掃工場で専用炉で焼却されていました。
その受け入れ場所は、専用焼却炉につながるコンベアーの入り口にあり、家族同様に暮らしてきたペットと最後のお別れをする場所としては、あまりにも「心足らず」と言わざるをえませんでした。
加えて、第2プラントの解体工事現場のすぐそばにあったため、持ち込まれた方も非常に危険な状況の中にありました。
そこで私は場所の移動と受け入れ場所の改善を提案させていただきました。
環境事業部長の答弁で「改善すると」のことばをもらい楽しみにしていましたが、先日「受け入れ場所が完成しました」との連絡をいただき早速お礼かたがた穂谷川清掃工場に行ってまいりました。
職員の皆さんの真心のこもった手作りの「ペット安置所 きずな」と名付けられた、素晴らしい受け入れ場所が出来上がっていました。ペットの亡骸を安置する場所には、「いままで ありがとう」と飾られており、これで飼い主の皆さんが、同じ時を過ごしたペットと本当に最後のお別れが心置きなくできるようになったとうれしい思いでいっぱいです。
職員の皆さんほんとうにありがとうございました。
かわいいペットたちのご冥福をお祈りいたします。 合掌
昨年の10月の決算委員会と12月議会で自転車の走行マナーについて、繰り返し市に対して質問と提案をしてきました。
平成22年度における市内の自転車の絡む事故は578件ありました。これは交通事故全体の件数が年々減っているにもかかわらず、平成21年度の547件に比べ31件、5.7パーセント増えています。
この自転車の事故のうち、自転車と歩行者との事故は8件しか掌握されていません。おそらく重大な事故に至らない、歩行者との接触や自転車の自損事故などは数えきれないくらい発生していると思います。
では自転車の絡むこの578件の事故の内訳はどうか?
この約8割が自動車との交差点での出会い頭の衝突・右左折の巻き込み事故です。警察の調べではその事故のうち自動車ではなく、自転車のほうに重大な安全義務違反(無灯・一旦停止不保持など)が原因の事故が約6割に上るそうです。
今歩行者と自転車を別ける自転車走行レーンの考え方が一般に論じられていますが、多額の資金と時間がかかると思います。自転車事故を減らすためには自転車の運転マナーの向上こそ急がなければならない課題ではないかと思います。
枚方市には市道の中で歩道は155.5kmあります。その中で自転車走行レーンのある歩道はたった6.36kmしかありません。そのほとんどは20年~30年前に敷設されてから一度も改修されず、荒れ放題です。
私は先の12月議会でこの自転車レーンをだれが見ても判る(3歳の児童でも自転車には乗っています)絵文字などの表示の整備も含め、きれいに改修工事をして、マナーアップモデルロードと位置付けて「枚方市は自転車運転マナー向上に一生懸命取り組んでいます」との姿勢を示すべきであると提案させていただきました。
「日本一自転車事故の少ない枚方市」を目指してこれからも取り組んでまいります。
2012年が明けました。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
1月2日私たち公明党市議団は全員で新年の街頭演説をさせていただきました。
枚方市駅前と樟葉駅前にて昨年のお礼と、新年の抱負、そして12月議会の報告をさせていただきました。
樟葉駅で私は議会において、枚方市内の全小中学校の防災点検運動の中で「水害」に対する備えが不足していることを訴え、市の答弁として、淀川が氾濫したとき浸水する可能性のある避難所12カ所に「ゴムボート・救命胴着・水中ポンプの配備をします」との答弁をいただいたこと、また急な浸水被害の際の垂直避難の重要性を訴えたうえで、枚方市が率先してマンションなどの背の高い建物の管理組合と交渉にあたるようにと訴えたことを報告させていただきました。
今年も市民の皆様のため一生懸命頑張ってまいりますのでどうかよろしくお願いいたします!!