11月18日は大阪府市議会議員研修会に参加しました。府下の市会議員が一堂に集まっての研修会で講師は中央大学大学院教授で法学博士の佐々木 信夫先生で、テーマは「地方議会は変われるか」でした。
今後の議会改革の方向性は氏によると3点、
①地方議会は、行政の監視機能に特化 ②地方議会は、立法機関としての機能を強化 ③議員を執行機関の主要ポストに登用、議会も執行責任を持つ が考えられるとのことでした。
各自治体によって事情も様々だと思いますが、枚方市は早くから議員定数削減や、議員報酬の削減を行ってきた歴史もあり、議会改革の今後の方向性を今の時点で考えるとすると、①の行政監視機関に特化する方向性が適するかと思います。
が、なにより議会の役割である
①公共の決定者 ②権力の監視者 ③政策立案者 ④民意の集約者 を市民の皆様に広く知ってもらう努力をすべきです。
今後も議会改革に対しては、単なる経費削減論争にならないよう、しっかりと監視していきます。
ホームページ作成のパソコンの調子が悪く、久しぶりのブログの更新になりました。
11月14日~15日で沖縄に視察に行ってまいりました。
初日はうるま市の企業誘致の視察でした。うるま市は、湾内の埋め立て地を中心に企業の誘致に取り組んでいました。
誘致に関して目標値は
・企業立地件数 54社 ・製品出荷額増加額 977億円 ・新規雇用創出件数 8,500名 ・付加価値増加額 330億円 です。
促進に対する市としての取り組みとして
①法人税の減税 ②関税の選択課税制度 ③保税地域制度 ④地方税の一部課税免除 ⑤賃貸工場 ⑥雇用奨励金 ⑦地域総合整備資金貸付
を行っています。
枚方市としてうるま市の事業環境整備に対する取り組みを注目すべきところは、具体的には、製造関連事業に対しては、地域内で製造した製品を県外に出荷する際、コンテナ当たり2万~9万円の助成を行ったり、情報通信産業に対しては県内の雇用を創出するためIT関連の人材育成講座を創設したり、また県のプライベート網である広域インターネット網を利用し、通信回線使用料の一部を負担するなど、市内に企業を誘致することに積極的に取り組んでいるところです。
枚方市においても雇用の創出は大きな問題となっています。企業誘致・産業の開発・また豊富にある歴史資産を観光資源に変えていく取り組みの参考にしていきたいと思います。
名護市では平和教育についての取り組みを視察させていただきました。名護市は枚方市とは友好都市の関係です。
1995年から毎年2回行われている「高校生とともに考えるやんばる沖縄戦フィールドワーク」の取り組みが視察の主なところです。
毎回7校の高校と1校の高専から80人の高校生が参加するこの取り組みは、沖縄に今なお残る戦争の傷跡をツアーとして現地に赴き、そこで戦争の歴史を正しく認識するとともに、沖縄戦が基地問題など現在も続いていることを若い世代に認識してもらうことを目的としています
沖縄戦の歴史を正しく編纂することを同時に行いながら、また次々に起こる問題の提起を、平和ツアーとして実際に戦争の傷跡が残る現地において、若い世代に当事者としての認識を持たせ、「戦争をしないだけではなく、させない」という意識を育てていく取り組みは素晴らしいと思いました。
枚方市は戦争の歴史をとどめ、編纂することはしていても、若い次世代に伝えることにかんして名護市に学んでいかなくてはならないと強くかんじました。
枚方市立第三中学校の卒業生のみなさんへ!
新しくなった三中の見学会があります!
11月27日(日) 11時30分~14時まで
場内の役員を募集しています!「もしできるよ!」という方が、おられましたら 「おおじ」までメールでお知らせください!
メールアドレス egaogaippai43@yahoo.co.jp までご連絡よろしくお願いします。