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バックナンバー 2011年 6月

第2回枚方市議会定例会議の一般質問が昨日(6月28日)終わりました。私たち公明党は会派から、岡林議員・藤田議員・にふ議員の3名が質問に立ちました。(今回は新人議員の中代表して2名が立って、他の3名は次回ということになりました。)議会での各会派の質問は多岐にわたりましたが、今議会ではどの会派も防災防犯のことについて質問がありました。
その中で、にふ議員が「釜石の奇跡」の例を引いて防災教育について質問をしました。答弁としては「大震災の教訓も踏まえ現在の学校園の危機管理マニュアルの確認・見直しはもちろんのこと、常日頃から教職員の危機意識を高めるとともに、自ら考え行動できる子供の育成を図るよう、今後とも学校を指導していく。」ということでした。
実際に釜石市の被災の状況を視察したとき、この惨状の中、各学校の生徒さん達が自ら命を守ったことは私にとって大きな衝撃を受けるとともに、にふ議員の言葉を借りると「今の枚方市の子供たちは10年経つと大人になります。そしてさらに10年経つと親になります。親から子に伝えていく防災意識の根幹となる教育の重要性」を強く感じ、また正しくその防災教育に取り組むことへの希望を持つことができました。枚方市の防災教育を今後ともしっかりと見させていただこうと決意しました。

愛用の手帳の表紙に張っている釜石市役所でいただいたシール

 釜石の奇跡」とは岩手県釜石市で群馬大学大学院の片田教授とともに行っていた津波防災教育が市内の小中学生約3000人のうち99.8%の命を救ったことを言い、この防災教育の3原則「想定を信じるな」「ベストをつくせ」「率先避難者たれ」が生徒さんたちに徹底されていたため、津波が町を襲ったとき多くの中学生が先頭を切って避難誘導にあたったそうです。

釜石市市街の様子

                                                     
5月30日朝4時30分に家を出発して、台風を追いかけるように飛行機で岩手県に行ってきました。
花巻空港から地元公明党議員同行のもと、まず釜石市に入りました。
市内の大通りは路上のがれきはきれいに撤去されていたので、最初の印象は復旧が進んでいるように感じたのですが、角を曲がって一本裏通りに入ると被災した建物や自動車がそのまま放置されているだけではなく、大通りからか、あるいは裏通りがその状態のまま放置されているのか、5mぐらいのたかさのがれきの山でした。
木造の建物は残っていなかったので、鉄骨造りの建物・RC造りの建物に関して細かくその被災の状況を調べました。特徴的であったのが、この2種類の建物の倒壊の中で共通していたのが、天井の崩落でした。「軽天」と呼ばれる天井下地材に9㎜厚の石膏ボードで仕上げていたであろう天井は、カセット型エアコンなどとともに、そのままストンと落ちていました。
現在の建築基準法では、建築物の構造材に対しては、工法的なこと、仕上げ的なことにも強度計算に基づいた細かい規制が設けられていますが、天井は内装工事の部類に分けられており、ほとんどが現場の職人さんの経験と勘に任せている状況です。そんな中、近年は重量物であるカセット型エアコンの普及、通信機器などの配線など天井にかなりの負担が掛かっているにもかかわらずそれぞれの作業は、天井は軽天の職人さん、配線やエアコンの設置は電気屋さんと別々でそれぞれの作業の管理は、請負業者さんがまったく独自で検査の対象ではないという状況です。
「これでは大切な命を守ることはできない!」建築の現場を長く経験してきた私は、建築基準法の見直しの必要性を痛感しました。建築基準法は国の管轄なので、公明党の国会議員に申し入れる決意をしました。

大変お待たせいたしました!やっとホームページを開設することができました!
様々な事情で、紆余曲折二転三転・・・なにより私自身パソコンが大の苦手!!
畏れ多くも多額の費用をかけずに自分でホームページを作ろうと決意してから、悪戦苦闘の末やっと開設することができました。
これから皆さまと同じ目線で、枚方市政と取り組んでいくようすをこのホームページからどんどん発信していこうと思います。
先日被災地に行ってきた様子を、画像とともに後日アップします。

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