駿河湾(静岡県)に新型堤防が今秋から整備されます。この堤防は太田前国土交通相(公明党)時代に取り入れられ、東日本大震災の被災地で整備されています。東日本大震災の調査によれば、生存者は地震後から平均19分で避難を始め、亡くなった人の平均は21分でした。この2分の差が生死を分けたことを考えれば、堤防が1分でも2分でも長く持ちこたえることができることは重要です。粘り強い堤防のポイントは、
① 陸側の根元の地盤を強化する。(津波でえぐられないようにする)
② 陸側ののり面の壁を厚くする。
③ 堤防のてっぺん部分の部材を厚くする。
です。陸側が大事なんですね。