「るるめちゃん」ブランド構築の提案
本年3月4日に、市の魅力をPRするマスコットキャラクター、湧水の妖精『るるめちゃん』が誕生致しました!
お披露目イベントは、地元出身のパパイヤ鈴木さんも駆けつけて下さり、「3小オーケストラ」の演奏もあり、華やかな式となりました!初登場のせいか、介助がいないと歩きにくそうでしたがそれもご愛嬌!生まれたばかりですから(笑) 今後多くのイベントに積極的に出て行き、早く市民の皆さんに可愛がられるキャラクターになっていくことを期待しています。
(歩行の練習と安全対策も忘れずに!笑)
これは、東久留米市地域産業推進協議会の取り組みの一環として進められてきた「東久留米市発!地域資源活用事業」プロジェクトの一つで、宝くじ助成金事業となっています。
財政が厳しい中、市の財源ではできない、こういった「新しいもの」が誕生したことはとても嬉しく思います!
しかし、我が市にとってマスコットキャラクターは「新しいもの」ですが、世間では「ゆるキャラ」や「マスコット」は、もはや新しいものではありません。でも、せっかく誕生したキャラクターですから、「新しい価値」を生み出して欲しいと願います。その為に市として「今後の戦略」を検討してもらいたいという思いから、3月議会では、この「るるめちゃん」の今後の活用について提案型の質問をしました。
【るるめちゃんブランドの構築】
これは、るるめちゃんのキーホルダーやグッズを作るのではありません。市内の企業、産業、農家、の商品の一部をるるめちゃんブランド(ご当地商品)として売り出していくという案です。
例えば、ドリンクメーカーからは、湧水をイメージさせる「るるめちゃん天然水」、誰でも飲める「るるめちゃんコーラ微炭酸」。パン屋さんからは、地元の食材を使用した「るるめちゃんドック」。他にも「るるめちゃん饅頭」、せんべい、うどん、野菜セット等。
るるめちゃんのシールを商品に貼ってもらう案もありますが、るるめちゃんを商品につけるのではなく、商品をるるめちゃんにつけていくという考えです。多商品の統一ブランドということです。
これは、市の商品にすることが目的ではなく、あくまで企業や商店の売り上げを伸ばすことです。市には法人税収となって入ってきますしね!
企業側のメリットは、通常の新商品よりも宣伝費が抑えられることや新たな販路が生まれること。市は、るるめちゃん商品やブースを設置してくれる店舗等、販路拡大の手助けを行う。
しばらく市内での販売のみとして、その後は市外にも販路を拡大し、ネット販売もしていきます。
企画検討は「地域産業推進協議会」内にて、販売促進能力をもつ市内の企業や、奇抜なアイデアや発想をもつ大学生等も含めたプロジェクトチームも有効だと思います。実行は、NPOを立ち上げ推進していく。行政と市内の企業や産業、農家が一体となって外貨(市外)を取りに行く・・・
こういう戦略を検討していってはどうかと提案しました。本年度発足した「新たな公共の場づくり」にも連動させていけるのではないかとも思うんですね。
市側の答弁は「引き続きこれから、地域産業推進協議会で様々なことを検討していきたい」とのこと。そう、これから!「新しいこと」はこれから始まるわけです。大変なことですが「新しいこと」に期待します!上記の提案内容ではなくても、「単なるゆるキャラ」や「単なるマスコット」で終わらせて欲しくはないものです。