廃棄家電は「都市鉱山」!?
今日は東久留米市の収入を少しでも上げる身近な話題から。
環境省は先月、携帯電話やデジタルカメラ、ゲーム機等96品目の使用済み小型家電を集め、レアメタルや貴金属などを回収する新たなリサイクル制度案をまとめたとのこと。今国会に法案を提出し、2014年4月の導入を目指すようです。
小型家電の基盤等には、その大半を輸入に頼るレアメタルが多く含まれており「都市鉱山」とも呼ばれる価値のあるものです。この希少金属の多くが「ごみ」として埋め立て処分されていることからこの制度案が出てきたようです。
また、他の理由としては、製造業者(メーカー)が外国から輸入した希少金属を、国内でリサイクルすることにより、原材料の輸入量を抑え、コスト削減を図りたいのではないかとも言われています。大手メーカーは大変助かりますね。それで店頭価格も落ちればいいですけどね。もしこういうことであれば、国は大手メーカーのみとくっつかいない工夫をするべきだと思います。
さて、この使用済み小型家電。多くが埋め立て処分されているとありましたが、有償で引き取っているリサイクル業者も多く存在しています。価値ある希少金属が含まれていますから。小型も含め、「廃棄家電はごみではない」という観点から、市の不燃ごみに含まれる家電を売却処分とし、市の収入にすべきではないかと、昨年の12月議会で質問・提案させて頂きました。
東久留米市の「家電リサイクル法」に属さない廃棄家電の処理ルートは、二通り。
1.大きさが30cm×30cmを超えるものは、粗大ごみで
収集 し、下里の資源物選別作業所で解体し資源化さ
れています。金属類などは売却していますが、家電は
無償で業者 に引き取ってもらっています。
2.30cm以下のものは、不燃ごみとして収集し、そのまま
柳生園へ搬入されております。
1については、「現在無償で一部処分を行っている品目も、少しでも有償で処分できるよう、さまざまな研究・検討をしていく」との答弁。現在は担当課の方で協力業者との交渉・打合せが着実に進んでいます。
2について、「小型家電回収ボックス」等を設置するなどして、市内での売却を提案しました。調布市や練馬区では既に実施されています。実施理由として「家電ごみを資源化し、ごみを減らす」そして「部品を有価で売却し、市の収入にできる」としています。
市の答弁では「他団体の状況を把握し、イベントなどで回収したり、ピックアップなどして回収を行なっていくような考えはある。今後の研究課題とする。」とのこと。現在、6月の環境フェスティバルや11月の市民まつりでの回収企画を、協力業者との交渉も含め、進めてくれております。
まずはこういった企画の実施を通し、さらに「廃棄家電は価値あるもの」との認識を広く共有できればと思っております。「回収ボックス」の設置についてはこの共通認識が広まってからでもいいですね!わずかながらもそれが市の収入になり、その収入が市民サービスに使える。このリサイクルを東久留米市でもつくりたいとの考えです。
但し、冒頭に紹介したとおり、国として2014年4月導入で動き始めます。それまでに各自治体でのリサイクルが確立されていないと呑み込まれてしまいます。つまり、東久留米市の「鉱山」が持っていかれてしまうということです。新制度によると「市町村は、庁舎や駅などに専用の回収ボックスを置くなどの方法で小型家電を回収する。スーパーなどの小売店にも協力を要請する」とありますが、恐らくその収集は各自治体が行ない国に出すことになります。国は「無料で回収」といいますが、市で「有価で売却」できるものです。
なので、遅くとも2014年4月までには廃棄家電の市内リサイクルを確立できるよう推進して参ります!