東久留米市議会議員 三浦たけし

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市の震度計設置場所に疑問

未分類 / 2012年1月31日

  3.11の地震発生時、皆さんはどちらにいらっしゃいましたでしょうか。私は市内の所沢街道で車に乗車中でした。信号待ち。車は揺れるものですが、明らかに違う揺れ。全ての電柱が大きく揺れ、道路は波打つよう。多くの人が外に出てきてしばらく続く揺れの中で騒然となっていました。生まれて初めて体験した地震でありました。処違えどほとんどの方が同じ感想をお持ちのことと思います。
  過日は、東大地震研究所の「マグニチュード7級の首都直下型地震が4年以内に約70%の確率で発生する」という試算結果が報道されたり、富士山付近の地震発生もあり、心配は尽きることない状況です。

 ところで皆さんは3.11地震、東久留米市では震度いくつだったと思われますか?なかなか感覚で震度を判断するのは難しいですよね。多摩北部地域では5弱と発表されました。確かに過去に経験したことのある震度4よりは大きかったことから、あの揺れは5弱だったんだと理解できます。

   しかしながら、隣接する全ての市の公式発表は震度5弱であったのに、東久留米市だけ震度4だったんですね。よっぽど地盤のしっかりした市です。シティセールスに結び付けられないかと思うほど。でも本当に震度4だったのでしょうか。先に述べたように初めて体感した揺れだったもので。

   震災後、防災防犯課のご配慮により、市内の防災倉庫の視察をさせて頂きました。その際、市の「震度計」も拝見させて頂きました。市役所の地下駐車場のさらに下の機械室床に設置されております。ちなみに隣接する全ての市は地上に設置してあります。ここに他市との測定値の差が出てしまったのではないかと思わざるを得ないわけです。これを知った方の多くの意見も同様でした。

   そんなに震度にこだわる必要はないんじゃないの。と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、現行の市の「防災対策マニュアル」には、「震度5強」で市長の指示のもと「災害対策本部」が設置されることになっているのです。

   昨年の12月議会一般質問において、「地下に設置してある震度計の整合性について確認をすべきではないか」との質問を致しました。

 市の回答
「平成19年1月10日、気象庁地震火山部管理課の検査で基準に適合するものと結果を受けて運用が行われている。また本計測器は、毎年、保守点検を実施し、運用しているので確認する考えはない。地域防災計画については、現在、見直しを進めているので、その中で災害対策本部の設置についても見直していく。」(主旨)

さらに担当者の個人的な見解(主旨)として(個人的な見解を求めたつもりはないが

① 他市に比べて東久留米市の被害は「かなり軽微」だったこと。

② 家庭の東京ガスのマイコンメーターは、震度5相当以上の地震で自動停止する
  が、今回は停止したところ、しなかったところがまばらなことから、市内では震度
  4から5であ
ったとの「感触」を持っている。

③ 関東大震災でも家屋の倒壊も、地割れもなく、近隣市に比べ軽微であったと伝
  え聞いている

④ 武蔵野台地の持つ増幅率は低く、地震に揺れにくい特性である。武蔵野台地の
  ほぼ中央に位置する当市は地盤が良いことが改めて実証された
ものと考える。

⑤ 震度は震度計のみで実際の揺れを観測することは難しい。震度は地震波の波
  形の周期によって揺れ方が違い、被害に大きく影響するものと言われている。
  防災防犯課では震度で判断することなく、被害状況に合わせた防災対策を講じ
  る
ことが求められていると考える。

 以上の見解で、私の質問である「地下に設置してある震度計の整合性についての確認」など必要ないんだということです。

 納得できませんね。私の質問の趣旨は、震度測定器自体の検査でも、地盤の質でもなく、地下に設置されていることの整合性を確認すべきでないかと言っているのです。もちろんこの確認は、出した見解に責任をもつ専門家によるものです。その上で大丈夫であれば、これはまさに地の利を得た東久留米市のセールスポイントです。逆に懸念されるのであれば、速やかに地上に再設置する検討に入ればいいと思っています。

 設置基準通りとはいえ、平成19年に設置されてから初めての大地震の結果、近隣ではわが市だけが震度4であり、わが市だけが地下に設置している。ここのところの「確認」すら頑なに行わないとする意図が理解できません。

 「震度で判断することなく、被害状況に合わせた防災対策を講じる・・」とありますが、「被害状況に合わせる」ということは、「被害状況を見てから」ということになります。それでは初動が遅れます。なるべく早く被害状況を把握し対応するために、災害対策本部の設置があり、そしてその設置のために震度5強という基準をマニュアルで定めているのではありませんか。冒頭で述べましたが、感覚で震度を判断するのは難しい。震度計の震度で判断するしかないんです。だからこそ、震度計が地下に設置されていることの整合性の確認は必要であると主張しているのです。

まだ他に述べたいことはたくさんありますが、納得いくまで議会で質問して参ります。

今日はここまでのご報告。