「よし!勝つぞ!」
東日本大震災でお亡くなりになられた方、被災に遭われた皆様に、改めてお悔みとお見舞い申し上げます。
我々公明党市議団も昨年5月、8月、11月とボランティアに行かせて頂きましたが、宮城県の「いちご農園」の方から「震災後初の出荷が出来ました!」との真心こもったお手紙を頂き、再度希望の光が増してきていることに喜びを感じた次第でございます。
しかしながら、震災より11ヶ月が経過しましたが、復旧・復興もようやく緒についたばかりであることは否めません。厳寒の季節に突入しており、生活も作業も厳しい状況になっている地域も多いことと思います。まずは本当に健康を第一にお祈り申し上げます。また、原発事故に伴う放射線被害につきましても、依然として根本的な収束には至っていない状況であります。
どちらも我が国においては未曾有の災害、事故でありますが、国はさらに現地の状況はもちろんのこと、地域ごとの文化、習慣までも考慮しつつ復興を進めなければならないと思います。それを円滑に行うには、その地方に地域にもっと権限を持ってもらうようにすべきだと考えます。ようやく新たに「復興庁」が設立されましたが、従来の縦割り行政の一端とならないよう努めて頂きたい。
先日20世紀を代表する歴史家アーノルド・J・トインビー博士が残された言葉を教えて頂きました。「手の届くところにあって、未来を照らしてくれる唯一の光は、過去の経験である」と。歴史や経験を単なる伝説や思い出にしては決してならないということだと思います。政府は対応の遅さや見通しの甘さ等指摘され続けていますが、もう同じことを繰り返さぬようしっかりとした動きをしてもらいたい。
「歴史は繰り返される」という言葉も聞きますが、これは人類の進歩の裏に潜むエゴに起因しているのかも知れません。進歩の否定はしません。助かっています。人類の英知は今後もあらゆる分野で更なる進歩を遂げていくことと思います。でも人間からエゴを消滅することはできない。私はどんな人間でも、内にある英知とエゴは常にほぼ半分半分だと思っています。少しでも英知が上回れば勝ち、エゴが上回れば負け。人間は無意識でも常にこの理性と本能の勝負をしているのではないかと。言い換えればこの勝負は人間の宿命とも言えるのではないかと思います。時には負けてしまうこともありますが、相撲で言えば7敗しても8勝すれば昇進。という考え方もあります。大事なのは一人一人が「よし!勝つぞ!」と決意することが、社会全体を「よし!勝つぞ!」としていく源になるのだと思っています。
最後にもう一つ教わったトインビー博士の言葉「人類の生存を脅かしている現代の諸悪に対して、我々は敗北主義的あるいは受動的であってはならず、また超然と無関心を決めこんでいてもなりません」
今週も「よし!」と決意して頑張ります!・・と同時にエゴも同じくらい膨らむことも踏まえつつ・・