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成人を迎えられた皆様にお祝いを申し上げます。
成人式にあたり、公明党として街頭演説を行いました。
若い人たちが、未来に夢と希望をもって羽ばたいていける社会を築いていきたいと決意を新たにしました。
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市民の生命と財産を守るために、昼夜を問わず活動していただいていることに感謝!

 

2014.12.05 : 平成26年第4回定例会(山下博己議員一般質問)

◯山下博己議員質問 おはようございます。公明党の山下博己と申します。それでは一般質問をさせていただきます。
1、公共施設再配置計画について。IMG_7043a
 本市では、公共施設再配置計画が平成23年度から進められております。この計画は、この先40年間を見据えた計画として、公共施設の健全な運営を維持するために、公共施設面積を今から3割減らし、市民へのサービスの維持に努めるという内容となっております。これは、自治体としては先進的な取り組みとして注目を集めており、全国からも多くの行政視察を受けております。この計画を進めることは、市民生活への影響が大変に大きいことから、市民への周知とともに理解と協力が不可欠となります。
 しかし、本市において、この計画がどのぐらい市民に周知され、理解されているかというと、まだまだ知られていないように私は感じております。私は、最近ですが、何人かの市民の方に、本市で公共施設再配置計画を進めているということを知っていますか、とあえて聞いてみました。その結果、10人が10人、ほとんどの方が知らないと答えております。広報紙やホームページ等で何回か説明をしたと伺っておりますが、余り周知されていないのが現状のように私は感じております。全国では有名でも、肝心な市民にはほとんど知られていないといった感想を抱きます。
 また、ことしの9月1日から30日の期間で、この計画に伴う公共施設の利用料金改定について示した「秦野市公共施設の利用者負担の適正化に関する方針(案)」のパブリックコメントを行いました。それに対し、コメントとして128件の意見があったそうですが、ほとんどが料金値上げについては反対だったようです。そして、ことしの10月、11月と、各地区で開催された市政懇談会に参加した際には、この公共施設の利用料金改定について質問や苦言が多かったように思います。これまで安い料金で利用していた市民から見た場合、料金の値上げとなれば、当然反対する人が多いのはわかります。
 この計画は、将来の公共施設のあり方を見据えた健全な財政を維持していくためとして、どの自治体も取り組まなくてはいけない必要不可欠なものだと私は理解しております。しかし、この計画を進めていくためには、市民の十分な理解と協力をどのようにつくり上げていくかが非常に重要なポイントとなります。
 そうした中、全国でも公共施設の将来のあり方を見直すに当たり、市民への理解を求めようと積極的に取り組んでいる自治体があります。少しここで紹介させていただきますと、山口県周南市では、公共施設白書の策定に当たっては、表やグラフ等を用いながら、市民に少しでも見やすく、わかりやすくお伝えすることを心がけており、「マンガでわかる! 周南市公共施設白書」を作成し、伝え方を工夫して取り組んでおります。そして、周南市公共施設再配置計画策定にかかわる有識者会議を重ねて、その内容を常にホームページ上でも紹介し、さらにはことしの11月9日に市主催でパネルディスカッションを開催し、市民とともに公共施設のあり方を考えようと積極的に取り組んでいる自治体もあります。
 愛知県西尾市では、箱物に関するシンポジウムを大学教授などの有識者を交えて大々的に開催するなど、周知を試みております。さらには、長野県須坂市においては、今後の公共施設のあり方を検討するに当たり、まずは利用者の皆さんに施設管理の現状を知っていただこうと、公民館や小・中学校、体育館、図書館、福祉施設など90カ所の施設で、それぞれの施設の入り口にわかりやすく公共施設コスト表示の掲示を行っております。
 それに対して、本市ではどうかといいますと、そのような市民への周知するための行政側からのアクションが少なく、公共施設再配置に関する出前講座も、申し出があれば説明に伺いますといった、比較的受け身的な動きであるような感想を持っております。
 そこでお伺いいたしますが、これまでこの計画に対して市民への周知をどのように行ってきたのか、そして、この計画は市民の理解と協力が不可欠であることから、もう一度市民への周知のあり方について少し見直していく必要もあると考えておりますが、本市の見解をお聞かせ願います。

2、気象情報収集体制の強化について。010701sonota118-trans
 広島県広島市では、ことし8月の豪雨で大きな被害が発生しました。その要因の1つとして、降雨が山間部での局所的・集中的なものであったことが挙げられます。広島市では当時、これまでの体制で雨量データ等は入手していたものの、豪雨が狭い範囲に集中したことや、自治体独自に設置した雨量計は平野部を中心に設置されていたことから、山間部での地上の雨量計で雨量をとらえることができませんでした。さらには、これらの雨量計がテレメーター化されていなかったことによるリアルタイムの情報が得られなかったことなどの問題が挙げられました。
 そこでお伺いいたしますが、本市で設置されている雨量計について、現在の設置状況と、これを現在、どのように活用されているのかを御説明願います。

3、女性消防団について。
 全国の自治体では、近年、消防団の定員不足が続いており、今後も高齢化が進むことにより、定員の確保がますます難しくなっている状況があります。そうした中、女性消防団として、定員数の確保とともに、女性ならではの特性を生かした活動を展開している自治体がふえております。camp2_07  
 平成15年度に、消防庁消防課長から各都道府県消防防災主管部長に対して、消防団への女性の入団促進について次のような通知が出されております。女性消防団員を確保していない消防団については、その原因を把握するとともに、その確保に向けて適切な助言を行い、市町村ごとに消防団員総数の少なくとも1割の女性消防団員の確保を図ることを目標として入団促進に取り組むこと。その際、市町村、消防本部及び消防団が連携協力して、活動環境の整備、広報・啓発活動の充実促進等を推進すること、とあります。
 今後、本市におきましても、ますます女性の消防団の結成に向けての取り組みが重要となってきております。
 平成25年9月定例会の一般質問にて、私は、女性消防団を結成することについて一般質問をさせていただきました。前回の私の質問に対する消防長の答弁では、女性消防団員の募集については、私が要望した本部付の女性消防団としてではなく、あくまでも分団所属を前提として進め、定員確保に努めたいとのことでした。また、本部付としての女性消防団の結成については研究していきたいとも言っておりました。それから1年3カ月が経過しましたが、その成果と、女性消防団結成について研究された結果はどうだったのか、お伺いいたします。

 ◯栗原豊政策部長答弁 おはようございます。私から、1の公共施設再配置計画について、お答えをいたします。
 人口減少と高齢化が進む中、義務教育を初めとする公共施設を将来にわたって良好な状態で維持していくため、本市は平成20年4月に専任の組織を設置し、公共施設のあり方の見直しに着手したところでございます。
 まず、平成21年10月、公共施設白書を作成し、公共施設の現状と課題について公表いたしました。そして、この白書を基礎資料としながら、平成22年3月に公共施設の再配置に関する方針を定めました。また、平成23年3月には、この方針に基づきまして、平成32年度までの公共施設再配置計画第1期基本計画を定め、現在、前期実行プランを進めているところでございます。
 この方針と計画の策定に当たりましては、まず、方針案を議会に御説明させていただき、地区別市政懇談会におきまして説明を行い、パブリックコメント手続を実施いたしました。次の段階では、計画案を議会に御説明させていただき、パブリックコメント手続を実施し、市民への周知を図らせていただきました。なお、いずれの手続におきましても、内容に賛同する意見が多い結果でございました。
 計画策定後につきましては、平成23年6月及び平成25年11月に広報特集号を発行するとともに、白書公表後は出前講座を実施しております。平成26年10月までの間に15回出前講座を実施し、400人以上の市民の方に御参加をいただき、本市の取り組みに対する理解を深めていただきました。さらには、白書公表後にはホームページを開設し、白書、検討委員会、方針、計画の内容、または計画の進ちょく状況などの情報を掲載をしてございます。
 今後のことに関しましても、できるだけ多くの市民の御理解をいただくことが必要であると考えております。各論を進めるに当たっては、いま一度総論に関しての御理解をしっかりといただいた上で議論を進めていけるよう努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

 ◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 私からは、御質問の2点目、気象情報収集体制の強化について、お答えをさせていただきます。
 御質問の雨量計の設置状況とその活用方法ということでございますが、本市では現在、上幼稚園、消防本部、平沢、鶴巻公民館の市内4カ所に雨量計を設置して観測をしております。なお、鶴巻排水機場の稼働停止によりまして、ここに設置している雨量計は、浸水被害等の軽減に効果が期待できる場所を選定し、今年度中に移設する予定でおります。来年度からは5カ所で観測をしていくこととなります。
 これらの雨量計からの情報はデータベース化され、10分間雨量、1時間雨量、連続雨量を常時収集しております。この情報により、局地的な雷雨や集中豪雨などの気象変化を迅速に把握することができますので、パトロールの実施や雨水ポンプの運転等に活用するとともに、市民への避難準備情報等の伝達、発令に活用している重要な情報であります。
 また、市民にとっても、早目の避難等に活用していただけることから、本市ホームページ上で秦野市防災気象情報から誰でも確認していただけるようなシステムを公開しているところでございます
 なお、県も市内の4カ所の雨量計を設置して観測をしておりますので、この情報もあわせて災害対応に活用しているところでございます。
 以上でございます。

 ◯小松昭一消防長答弁 山下議員の質問の3項目め、女性消防団について、お答えをいたします。
 神奈川県下では、33の自治体のうち、本市を含む12自治体が女性消防団員を採用しておりまして、うち6自治体が女性部を編成し、女性の特性を生かし、主に火災予防広報活動、ひとり暮らし高齢者宅への防火指導、応急手当普及活動を行っております。
 政令指定市を除きました4市の女性部の活動実績ですが、多いところですと、ひとり暮らし高齢者訪問を年間に約100人、隊員数で割りますと、大体1人当たり5人の訪問、また、応急手当普及活動を7回、イベント広報を3回、また、少ないところですと、ひとり暮らし高齢者訪問や応急手当普及活動は実施しておりませんで、イベント広報を1回というところもございます。また、この女性部を編成するに当たりまして、自治体によりそれぞれ貸与する物品等にもよって違いますが、被服費等の費用として1人当たり大体9万円から、多いところですと、24万円程度がかかっております。
 本市の防火指導等の状況につきましては、昨年の御質問の際にお答えをしておりますが、他市に比べて不十分な状況にあるとは思っておりませんが、本年度から老人クラブに対しても防火研修会を始めるとともに、応急手当につきましては、普及員等の研修修了者にサポーターとして登録をしていただき、講習会の講師をお願いしております。本年度、76回の講習会に延べ235人の方々に御協力をいただいておりまして、そのうち、女性には延べ108人の方に御協力をいただいております。このような状況の中、女性の消防団員につきましても、一般の分団部に入っていただいて活動していただきたい、そういったことが望ましいと考えております。
 昨年、山下議員から私どもの広報PR方法について御意見をいただきました。見直しをいたしまして、今年度から1人の女性消防団員が一般の部に加入して、男性と一緒に訓練等の活動を行っている状況でございます。
 以上でございます。

 ◯山下博己議員質問 それでは、二次質問に入らせていただきます。
 まず最初に、公共施設再配置計画についてですが、公共施設再配置推進課も、全国からの行政視察の受け入れがことしの10月だけでも5回あったそうですが、その対応だけでも大変御苦労があるかと思います。しかし、市民への周知へ力を入れていくということのほうがより大事なことではないかと感じております。
 まず、この公共施設再配置計画の計画書を見て、私の感想を申し上げますと、公共施設に対してさまざまなデータに基づいて分析されて、今後の40年間の健全な維持管理を進めていくための緻密な計算のもとで作成されている、大変すばらしい計画書となっていると思います。その内容も説得力もあるすばらしい内容で、ここまで仕上げるには大変な御苦労があったのかと思っております。これについては一定の評価をいたします。
 しかし、1点忘れてはいけないことは、このような公共施設を利用されている方たちの中には、福祉や文化、教育、そして、環境といったさまざまな点で地域のために無償で汗を流していただいている方たちがいるということであります。まさに合理性を求めるために、そのような人たちを配慮した内容に余りなっていないような感想を持っております。そのような無償の奉仕をしていただいている利用者に対しては、公民館の施設を使わせてやっているという角度ではなくて、使っていただいているという点は、決して忘れてはいけない大事な視点であると私は考えております。
 受益者負担とよく言いますけれども、受益者負担といっても、このような無償で汗を流していただいている方にとっては非常に冷たい言葉となって伝わっていきます。それに対しては減免制度があるとは言っておりますが、その線引きをどのようにするかといった点も、非常にこれはデリケートな難しい問題となります。
 そもそもが、公民館などの利用条件というのは営利を目的としないとしているわけであります。そのような点から考えても、利用料金の値上げも受益者負担といっても、現在の2.5倍以内にとどめるということで決めているようですが、そのような利用者から見た場合、市民感情を刺激することにもつながることを十分考慮していくことが必要であると私は考えます。
 以上の点から、私が申し上げたいのは、この料金の改定について、これを一度に上げてしまうのではなくて、例えば、何年かに分けて段階的に値上げをしていくという方法も考えてもいいのではないかと思っております。この点について、まず見解をお伺いいたします。

  ◯栗原豊政策部長答弁 再度の御質問にお答えを申し上げます。
 利用者負担の適正化を図るため、方針では、使用料は、フルコストの3分の1に相当する額を稼働率50%の状態で達成する水準を目指すと定めております。しかしながら、試算をしますと、その水準を目指すためには、現在の使用料を4倍にしなければならないという施設もございます。負担の公平性の観点から言えば、そうすべきだという御意見もあろうかと思いますが、それでは利用者が受ける負担感は非常に大きなものになると考え、一律の目安となる現状の2.5倍という限度を設定させていただきました。
 今後、見直し作業を進め、具体的な金額が出てまいりますが、同じ2.5倍と申し上げても、200円が500円になるという負担感と、1,000円が2,500円になるという負担感では大きな違いがあると考えております。また、近隣市にも同様の施設があるホールのような施設につきましては、利用者の減少による減収にもつながると考えられます。こうした調整を行うことなども方針には明記しておりますので、今後、段階的な改正なども含めまして、よく検討を進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

 ◯山下博己議員質問 さまざまな団体の方の心情をしっかりと踏まえて、この料金改定については丁寧に進めていただきたいと思います。
 公共施設の利用料金についての減免制度については、ある団体は公益性があるからといって利用料金を減免として、また、ある団体は受益者負担だからといって、これは有料とするという、1つの線引きをする形になるわけですね。公民館などの利用者は、先ほどもお話ししましたが、福祉、文化、教育、健康づくり、そして、介護予防や、時には地域コミュニティーづくりといったメンタルにかかわる面など、非常に幅が広く、内容もさまざまなものとなると思います。この減免制度というのは、このさまざまな活動に一定の線引きをすることになるわけでございます。これは非常に難しい問題となります。この線引きがどうなるかによっては、せっかく志を持って地域貢献のために汗を流してくださっている方たちのモチベーションを下げてしまうことにもつながるということを懸念しなければいけないと思います。
 そして、これまでは各所管がこの線引きを決めていたということになっていたかと思うのですが、この計画では、全市的に取り組む計画となっているわけですから、全庁的なある統一したガイドラインに沿った線引きをしていくものと思われます。ただでさえ難しい線引きを全庁的なものとしてまとめていくわけですから、これは非常に難しい大変な作業になるかと思います。
 この減免制度線引きにつきましては、これは行政側からの目線だけで決めていくというのは非常に危険であると私は感じております。市民の目線から見て、できる限り納得のいく形をどのようにつくり上げていくのかと。私は、これがこの計画での最も大事なポイントではないかと考えているわけです。
 そのためには、このような利用料金の問題や減免制度の問題などについて、例えば市民の代表と学識経験者と行政の職員、3分の1から成る検討委員会をつくって、さまざまな視点から慎重に検討を重ねていくということが最も民主的な方法ではないかと考えております。政策部長はこの点についてはどのような考えをお持ちでしょうか。

 ◯栗原豊政策部長答弁 まず、減免制度でございますが、平成25年度の実績を申し上げますと、減免実績がほとんどなく、また使用料収入も多い鶴巻温泉弘法の里湯と、駐車場を除いた市民の誰もが利用できる25施設の実績に限りますが、減免制度の適用を受けた使用は1万2,561件となっております。減免の金額が約4,680万円相当となっておりまして、この金額というのは、使用料徴収対象額の24.5%、およそ4分の1に当たる数値でございます。
 このように多くの活動に減免制度が適用されているわけでございますが、その内容を見てみますと、見直しが必要ではないかと思われるような利用形態が見受けられております。減免制度の本旨に立ち返りまして、慎重に見直しを進めていきたいと考えておりますが、御質問にもございましたように、活動内容につきましては非常にさまざまなものがございます。ですから、事例を集約いたしまして、具体的に判断できるガイドラインを設け、施設間に対応にばらつきがないよう努めていきたいと考えております。
 また、減免の必要性やその割合などにつきましては、検討委員会の設置等、市民の方、または外部の有識者などに御意見をお聞きしまして判断するような方法も検討を進めていきたいと考えております。
 以上でございます。

 ◯山下博己議員質問 先ほど市政懇談会のお話もしましたが、その市政懇談会に参加されている方たちというのは、自治会などで役員として活動してくださっている方とか、また、地域でさまざまな貢献活動をされている方が多いかと思います。その市政懇談会で、先ほどもお話ししましたが、この利用料金についての質問や苦言が多かったかと思います。
 私は、こうした方たちこそ、十分な説明をして、理解をしていただいて、むしろこの計画を進める上での協力者になっていただくことが大事なことだと思っているわけです。そのためにも、まずは各関係機関の市の職員がこの計画を十分に理解をして、それぞれの立場で誠意を持った丁寧な説明責任を果たしていくことが必要ではないかと感じております。
 私の今、また感じているところは、公共施設再配置推進課と各関係部局が、この計画にしっかりとかみ合い、一体となった取り組みとなっているかというと、余りそうなっていないような感想を抱いているわけです。何となく公共施設再配置推進課がやっていることだからといった、他人事のような温度差を感じております。市民に周知する以前に、まずは全職員が同じ目標に立って、心が1つになっているかどうか、ここが大事な点になっているのかと思います。
 それには、やはり政策部長、政策部が中心となっていくわけでありますが、政策部長はこの点について、今後、どのように進めていこうとしているのか、お伺いいたします。

 ◯栗原豊政策部長答弁 庁内における認識の差があるのではないかとの御質問でございますが、公共施設再配置の方針と公共施設再配置計画につきましては、全ての職員が同じ意識を持って進めていかなければならないことは、御質問のとおりであると考えております。今までにも、幹部職員と対象とした研修、または、新採用職員のための研修などを実施するとともに、今年度からは庁内LANを利用いたしまして、イラストやグラフを多用した紙面を定期的に掲示しまして、共通の意識を持つための職員への周知を図っているところでございます。
 また、特に今回の使用料の適正化に関する方針の決定後は、11月4日に庁内の公共施設所管課を対象といたしました会議を開催いたしまして、その中で、関係する全ての職員が見直しの必要性等につきまして確認をしたところでございます。さらには、11月20日に開催いたしました部課長会議では、冒頭の市長の挨拶の中で、全庁的な取り組みとして進めていくこと、また、公共施設を所管しない部課長であっても、基本的な考え方をしっかりと理解し、説明責任を果たせるようにとの指示がございました。今後、同様のご指摘をいただくことがないように、庁内には改めて徹底を図っていきたいと考えております
 以上でございます。

 ◯山下博己議員質問 ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 中国の古い言葉に、「人と交わるには心で交われ、樹に注ぐには根に注げ」という言葉がございます。人の心を大事にし、人のこころを捉えることが大切であるという意味となるのかと思います。
 この計画は、将来の市民にツケを回さないといった、秦野市の健全な財政を見据えた重要な計画であり、決して市民に理解できないものではないと私は確信しております。大切なのは、市民の心をどのようにつかみ、市民とともにどのようにこの計画を進めていくかということであるかと思います。
 今後の進め方は、本市にとりましても全庁的な問題で、非常に重要な点になりますので、市長に最後、お伺いしたいのですが、今後、政策部を中心として進めていくというのは当然のことながら、市長のリーダーシップが問われるものとなるかと思います。今回、私が申し上げた点を踏まえて、市長はこの公共施設再配置計画を今後、どのように進めていこうとしているのか、お伺いいたします。

 ◯古谷義幸市長答弁 山下議員の御質問にお答えしたいと思います。
 実は、私は先月、東海大学で行われました公共選択学会の学生の集いに講師として招かれました。これは全国のいろいろな大学から学生が参加しているわけですが、この大会のテーマは、日本全体の人口減少が進む中で、東京一極集中をどう捉えるのかというのが大きな題目でございました。1時間余りにわたりまして、全国から集まりました約200人を超える大学生に、公共施設再配置の取り組みの基調講演をしてまいりました。次の世代が人口減少と高齢化の問題にしっかりと向き合おうとする姿に接しまして、この世代に重たい負担を残してはいけないなという思いを新たにしたところでございます。
 さて、公共施設再配置計画や、今回、作成いたしました公共施設利用者負担の適正化に関する方針は、将来にわたり持続可能な行財政運営を続けるための指針としてつくり上げたものでございます。ただいま山下議員の御指摘のように、職員の意識が共有化されていなければ、市民の皆さんに負担増や御不便をおかけすることにもなるこの方針や計画を前に進めることはできないと思っております。先ほど政策部長が御答弁申し上げましたが、先日も私から全ての部課長に対しまして、全庁的な取り組みとして進めるように指示したところでございます。
 御指摘もございましたが、市民の心をつかみ、市民とともに計画を進めるべきだという考え方は、私も同感でございます。今後、市民の皆さんに時間をかけてしっかりと説明をし、そして、この方針や計画の必要性を御理解いただいた上で進めていかなければいけない。職員一丸となって進めてまいらなければならないと考えております
 政治は、よく言われるように心の問題でございます。血が通った行政でなければなりません。常に弱者や、そして、高齢者のことを考えながら仕事をしていくべきだと思っております。強い人の味方になる人はたくさんいます。しかし、弱い人の味方が少ないのが現実です。やはり庶民の味方でなければいけません。政治は、極端から極端へ動いてはいけないと思います。やはり常に中道の精神を持って動いていくべきだと思います。極端な意見でもし政治を動かしていけば、それは現在の日本のような形にならざるを得ない、このように考えております。

 ◯山下博己議員質問 まとめになりますが、市長がよく言われている、市民とのたすきがけという言葉があります。これからこの市民にとって重要なこの計画が、市民との協働の中で成功させることができて、40年後の人たちから、そのころ私たちはいないかと思うのですが、この計画がすばらしい計画だったとたたえられるようになることを期待して、この質問を終わりにしたいと思います。
 続いて、少し順番を変えて、先に女性消防団について、二次質問をさせていただきます。
 この1年間の成果として、1人の消防団員の入団があったそうです。よかったなと思います。ことしの消防フェスティバルでも、その新しく入団した女性消防団員が司会を務めるなどして、いつもより新鮮さと華やかな雰囲気の中で開催していたものと思います。
 ところで、小田原市では、平成23年11月から女性消防団員の募集を新たに行いました。その結果、34人の応募があったそうです。そして、その応募の中から、市内在住の20人が選ばれて、昨年、平成25年11月に女性のみの女性消防分団が発足して、活動を開始しております。
 そこで、お伺いいたしますが、小田原市では34人の応募があったわけですが、それに対し、秦野市では1人の入団にとどまってしまいました。その理由は何であったとお考えなのか、お聞かせ願います。

 ◯小松昭一消防長答弁 小田原市と比較しまして、本市の女性の応募が少ないということでございますが、基本的に、小田原市の女性消防団員と組織の構成に違いがございます。ただいま山下議員から御紹介がございましたけれども、小田原市の場合は、女性消防団員は女性部として位置づけまして、主に火災予防広報活動、こういった活動を行っています。本市におきましては、消防団の特性であります要動員力、即時対応力、地域密着力を生かしてということで、一般の部に入っていただいて活動していただいて、地域防災力の強化を図るということを重点に入団の募集を行っています。ここに大きな違いがあると思います。
 以上です。

 ◯山下博己議員質問 やはり各分団に入っての活動という面と、それは女性の立場からすると、入りにくかった面があったのかなと思います。また、もう一つの点として、前回の一般質問でも指摘をさせていただいたところではありますが、男性だけの分団に女性が1人、2人と組み入れられる体制というよりも、女性だけの女性消防団として活動することのほうが入団しやすかったのではないかと私は考えております。
 各自治体の消防団については、全国的に定員不足の傾向となっており、秦野市の消防団も、近年、定員不足が続いており、ここ5年間の推移を示す一覧表をあらかじめいただきましたが、大体、毎年20人から30人ほどの定員不足が続いております。今後も長期的に見ても、本市では消防団員の高齢化が、全国的にもそうですが、進むという中で、ますます定員不足数がふえていくのではないかということが考えられます。
 本市の消防団の定員数というのは、大規模災害が発生した場合を想定しているというお話を聞いております。そうすると、このままでは、いざ災害が発生した場合、現状のままだと万全な体制とは言えず、早急に必要な団員数を確保することが今後の課題となっているのかと思います。しかし、残念ながら、男性の消防団員の増員により定員不足を解消させようということに関しては、今後、見通しがなかなかないのかなと思っております。
 それに対して、女性消防団については、これまでの各分団に所属という本市の募集方法をここで改めて、小田原市のように女性だけの消防団員という、入りやすいような形に変えれば、20人ほどの入団は十分期待できるのかと考えております。この点については、消防長はどのような考えでしょうか。

 ◯小松昭一消防長答弁 先ほどお答えをいたしましたが、小田原市のように、女性の団員を女性部という位置づけをして、活動内容も、火災予防広報活動を主体に行うということで募集をする形であれば、当然、よその実績と同じような形が見込めるだろうということの中から、団員数の確保はできるだろうとは考えます
 以上です。

 ◯山下博己議員質問 男女共同参画社会基本法の第15条には、「国及び地方公共団体は、男女共同参画社会の形成に影響を及ぼすと認められる施策を策定し、及び実施するに当たっては、男女共同参画社会の形成に配慮しなければならない。」と書いてあります。
 今や、男性だからとか、女性だからといった垣根がなくなってきております。山登りをする女性は山ガールと言っておりますが、トラックを運転する女性はトラジョと言い、土木をする女性はドボジョと言うそうであります。最近でも、藤原紀香が出演する女性救急隊員の活躍を描いた「ボーダーライン」というドラマも注目を浴びておりました。まさに、現在では、あらゆる分野で女性の活躍が目立つ時代となっているのかと思います。そうした中で、志のある女性が消防団へ入団しやすい環境をつくってあげて、女性の活躍の場をつくり上げていくということは、本市では、今、必要ではないのかなと考えております。
 そして、女性消防団の活動としては、広報活動、予防活動、災害弱者対策等で、女性だからこその能力を発揮した活躍が大いに期待できるわけであります。また、女性消防団員の方が高齢者や子供たちに親しみやすく、特にひとり暮らしのお年寄りの訪問啓発活動など、全国でもこれは実績があり、大変喜ばれているということを伺っております。また、災害発生時などは、情報収集など、後方支援としての活動も十分期待できます。そして、現在の本市の消防団員の定数は、災害時を想定した人数であると先ほど申し上げましたが、女性消防団ができることによって、災害発生時における消防団員の現在の定員不足を補う形にもなります。
 今後の男性の消防団の入団に期待するということも大事だとは思いますが、男性に固執して、団員不足のまま何年も入団を待っているよりも、女性だけの女性消防団を前提に募集をかけてみて、定員不足の解消につなげるとともに、女性の特性を生かした活動スタイルを展開することのほうが、より現実的であり、かつ、本市にとって有益であるのではないかと考えておりますが、見解をお聞かせ願います。

 ◯小松昭一消防長答弁 御指摘のように、現在、消防団の団員不足が生じてございます。消防団員への理解を深めていただくための活動であるとか、また、団員の活動の安全性を高めるために、装備の高度化などの対策、こういったものを行っておりますが、なかなかすぐに効果も今のところあらわれてはございません。
 現在、市内の事業所に自衛消防隊を組織していただきまして、みずからの火災に備えていただくとともに、大規模災害が発生した際には、近隣の事業所と協力をして災害対応していただくほか、近隣市域へも支援をしていただくことができないかどうか、こういったことを考えております。このことにつきましては、現在、具体的に市内の事業所への要請を始めたところでございます。
 一方、女性部の編成につきましては、冒頭の中で申し上げましたけれども、他市の活動状況、こういったところを見ますと、費用対効果の点から、踏み込むことが今の段階で少し難しいかなとは考えております
 以上です。

 ◯山下博己議員質問 女性消防団の入団が定員不足の解消につながるということまでは、消防長と見解は一致しているようですが、女性消防団が日常的な活動をしていくことで、費用対効果の面でどこまでそれが見込めるかということに見解の違いがあるような感じがします。
 では、この違いがどこから来ているのかをもう一度整理してみたいと思いますが、消防の活動と防災の活動という、行政上の所管を分けているということが関係しているものと私は考えているわけです。言いかえますますと、火災や自然災害に対する意識啓発活動という面で言ってみますと、防火であれば消防局であり、自然災害などに対する防災については防災課が所管するという、そういった職務の立て分けがここでネックになっているものと考えているわけです。つまり、消防本部が所管する女性消防団の日常的な活動が、防火活動だけにとどまるのであれば、余り費用対効果が望めないとしているように私は感じているわけです。
 本市の秦野市消防本部組織規則の事務分掌第3条、予防課予防班に、(2)防火、防災思想の普及及び啓発に関すること、ということが明記されているわけです。このことからすると、女性消防団が防災の啓発活動をしてもいいということにはなっているはずなのです。しかし、どうしても防火については消防で、防災は防災課が所管するという、行政上の立て分けといいますか、それが大きく関係している、それが実態なのではないかと感じているわけです
 これに対して、私は、危機管理という面から必ずしも立て分けるべきものではないという感想を持っているわけです。もし、所管事務に関する立て分けがどうしてもネックとなってしまうのであれば、その職務を大枠で決めている本市の事務分掌の中で、女性消防団の位置づけとして、防災に関する啓発活動までしっかりと明記することで、この問題を前に進めることができるのではないかと考えているわけです。
 そのためにも、まずは女性消防団としての活動について、当然、消防本部と防災課を所管するくらし安心部とよく協議をしていただいて、女性消防団の結成に向けて取り組んでいただきたいと考えますが、この点について見解をお伺いいたします。

 ◯小松昭一消防長答弁 女性の消防団組織をつくりまして、防災に関しても普及啓発活動を行っていくと、こういうことをより多くの方々、多くの団体の方に防災活動に参加していただくというようなことで、非常にいいと考えます。また、仮に、女性の消防部を編成するというような場合には、当然、設置要綱等をつくりますので、その業務内容の中に、防災に関する啓発活動と、こういうことを位置づけることも何ら問題ございませんし、できることだろうと思います。
 この女性消防団の方にもう少し幅広く仕事をしていただくということに関しましての御提案ですが、防災担当部署等も含め、先進自治体で、女性消防団がどのように活動しているか、また、地域の防災の体制の中で、どんな役割を持っているか、どんな活動をしているか、そういったことにつきましても、よく調査研究をして、検討してみたいと思います。
 以上です。

 ◯山下博己議員質問 女性消防団が結成されることによって、防災意識啓発活動が、防災課では人員不足でなかなか大きく進められないという問題と、災害発生時の消防団の定員不足の問題、この両方の問題の解消につながっていくものと思われます。この件は、消防や防火活動は消防本部で、また、防災の活動はくらし安心部でという、今度は組織の体制にも関連しているものと私は考えております。
 現在、災害への逼迫性が非常に高まっている中で、また、災害の規模も大変大きくなっております。今後は、各自治体の防災対策の強化というのが強く求められております。
 それに対して、福岡県北九州市の例を挙げてみますと、消防局の組織の中に防災担当を組み入れて、対策の強化を図っている自治体もあります。このことが、今後、各自治体でも検討されていく傾向にあるように私は感じているわけです。
 本市でも、現在、本市全体の組織編成を考えておられるということをお伺いしておりますが、このことは、市民の命を守るという危機管理という点で非常に重要な点となりますので、ぜひ検討していただくことを要望して、この質問を終わりにします。
 続きまして、最後に、気象情報収集体制の強化について、二次質問に入らせていただきます。
 本市の雨量計を設置している箇所を示す地図を見てみますと、4カ所のほとんどが比較的本市の南側の平野部に集中しております。1カ所は移設を検討と、先ほど答弁でありましたが、近年の山間部での局所的な豪雨による災害がふえている状況であるということを考えますと、今後はむしろ、土砂災害などが発生しやすい山間部などに雨量計を設置することの必要性がより高まっているのではないかと思われます。
 山のほうに県で設置されている雨量計も幾つかあるようですが、本市として、どこに雨量計を設置することが最も効果的なのかを一度調査をしていただいて、必要があれば、雨量計の新たな増設も検討し、気象情報収集の強化に努めていただきたいと考えますが、見解をお伺いいたします。

 ◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 ただいま議員からの御紹介もございましたが、山間部につきましては、既に県が、主要河川の上流域に当たります寺山、菩提の山内、渋沢の峠、塔ノ岳、この4カ所に雨量計を設置しております。
 こういった状況を踏まえまして、先ほど御説明した、市の雨量計を4カ所設置しているという状況でございますが、この県の情報につきましても、土砂災害の災害対応に活用しているところでございますが、それとは別に、市の雨量計の増設というお話でございます。先ほど御説明させていただきました、鶴巻排水機場の雨量計の移設をする予定でおりますので、この移設する際の検討にあわせまして、効果的な場所、さらに必要な場所があるのかどうか、よく調査をしていきたいと考えております。

 ◯山下博己議員質問 現在の本市の雨量計については、テレメーター化されており、本市のホームページの「秦野市防災気象ウェブ」というところを開くと、それぞれの雨量計が、現在、どの程度の雨量を示しているのかというのがリアルタイムで見ることができるようになっており、これは非常に便利なものとなっております。
 しかし、本市の独自で設置している4カ所の雨量計の情報については、ここで表示されているわけですが、県のほうで設置している雨量計については、ここでは表示されていないわけです。
 これについて、県のホームページをあければ、それはそれで見られることになってはいるのですが、この県で設置した雨量計も一緒に一画面で見られるような形になったら、より充実したものになると思われますが、そのような対応はできないでしょうか。
 さらには、この本市の気象情報ウェブでは、現在の総雨量をあらわすグラフの目盛りが50ミリしか表示されていないように、一見そう見えます。これについては、50ミリ以上の表示はされるようになっているのでしょうか。

 ◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 県の測定している情報も見られるようにできないかということでございます。現在、本市のホームページの中に、県が設置している、今、御紹介いただきました4カ所の雨量計につきましても、アイコンを明示して、県のホームページへリンクができるように、現在、体制の改築をするよう、今、進めているところでございまして、来年4月の公開を、現在、目指して準備を進めているところでございます。
 また、50ミリを超える雨量の場合の表示についてでございますが、雨量観測情報の画面が50ミリを超えますと自動的に切り替わりまして、100ミリを超える雨量でもグラフで表示できるという体制を整えているところでございます。

 ◯山下博己議員質問 50ミリ以上の表示についても、必要なときに画面が切り替わるというようなお話ですが、一見、見てわからないような感じですので、その場合、少しコメントを載せて、そのような説明書きを添えていただければ安心なのかなと。50ミリ以上の雨が非常に一番大事なところとなると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。これは要望とさせていただきます。
 また、ホームページでは、雨量表示のほか、雲の動きなどがリアルタイムでわかるようになっております。さらには、河川の水の量が監視カメラ、これは特定の場所だけですが、映像で確認できるようになっております。このようなことは、市民が気象情報を得る上で非常によい試みであると思います。ただ、このようなことが市民の方に意外とまだ知られていないように感じているわけです。
 本市として、このような情報を住民の自主避難のための貴重な情報ツールとして、市民への活用をもっと周知していただきたいと思いますが、この点はいかがでしょうか。

 ◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 市といたしましても、市民がみずから情報収集をしていただき、避難等の判断に活用していただけるようということで、昨年12月からこのホームページを立ち上げたところでございます。大雨、台風などの気象情報や、河川の水位などの情報も発信しているところでございます。今年度からは、さらに河川の監視カメラの増設をいたしまして、こちらの情報もあわせて見ていただけるようになっております。
 これまでも、全戸配布いたしました避難基準の概要版の中で御紹介をさせていただいているところでございますけれども、今後、ハザードマップの配布等の後に、地域に入っての土砂災害等についていろいろ説明をさせていただく話し合いの場がございますので、こうした中でも必ず御紹介をするような形をとらせていただいて、広く知っていただけるように努めていきたいと思います。

 ◯山下博己議員質問 よろしくお願いいたします。
 本年8月の広島県広島市の豪雨災害においては、土砂災害が同時多発的に発生したために、防災担当部局への情報が一気に集中して、スムーズな情報伝達が行えなかったということだそうです。特に、通常の電話回線に住民からの連絡が殺到したことによって、肝心の防災担当職員が現場から連絡をとっても、本部につながらないという状況が発生したそうであります。
 そこでお伺いいたしますが、本市の防災対策本部が立ち上がった場合、その電話などでの情報収集体制はどのようになっているのか、お答え願います。

 ◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 災害時に現場にいる職員との連絡体制がしっかりとれるのかということでございますが、現在、私どもが立ち上げます防災本部あるいは災害対策本部につきましては、市民との外線がつながるのが3回線ございまして、それとは別に、私どもの災害の情報を庁内で共有するための回線が6回線ということで、通常は運用しております。被害の状況に応じて、これらの回線を25回線まで増設して運用することとなっております。
 これとは別に、電話がつながらなかったような状況を踏まえまして、私ども防災本部と現場の職員との連絡用に、MCA無線を本部用に8台、関係部局用に64台、建設業協会に2台、孤立想定区域の自主防災会に4台など、全部で106台を配備しております。それとは別に、衛星携帯電話を本部に4台、避難所等に9台、合計13台を設置しております
 こういったいろんな通信ツールを使いまして、現場と本部が確実に情報交換ができるような体制を整えているところでございます。

 ◯山下博己議員質問 よろしくお願いいたします。
 災害対策は幾ら進めても切りがないところもありますが、大切なのは、実際にあった災害の教訓から学んで、一歩ずつでも確実に対策を強化していくことだと思います。
 今回は、災害情報収集体制の強化という視点で質問や要望をさせていただきましたが、ぜひ、あらゆる最悪の事態を想定して、できることを確実に進めていただくことを期待して、私の一般質問を終わりにいたします。
 ありがとうございました。

2014.09.09 : 平成26年第3回定例会(山下議員一般質問)

◯山下博己議員質問

 1、災害時の情報伝達の強化について。
 局地的ゲリラ豪雨や、最近ではスーパー台風や竜巻など、自然災害の勢力や規模が急速に強まる傾向により、被害が甚大化している実態があります。このような自然災害に対しては、災害を避けることはできないにせよ、どこまで被害を防ぎ、極力減災に努めることができるかが大きな130523090852_0課題となっております。それには、公助を初めとした自助、共助の強化がますます重要となってきております。
 このように、ますます巨大化する自然災害に対しては、最終的には、住民が被害に遭う前に、いかに逃げることができるかが問われており、そのためにも、避難などの情報をどのように確実に住民に伝える事ができるかという行政側の対策の強化が求められております。
 私は、平成25年12月の第4回定例会の一般質問でも、「災害時の情報伝達手段の確保について」というテーマで質問させていただき、新しくツイッターやエリアメールの活用などを実施していただきました。本市の伝達手段としては、ほかにも防災行政無線や緊急情報メール、tvk、そして、広報車などがあります。しかし、現在の体制で避難情報などの重要な情報を全ての住民に確実に伝え切れるかというと、それでもまだ十分とは言えない状況であります。
 この状況を踏まえまして、4点について質問をさせていただきます。

(1)防災行政無線について。
   
現在の行政防災無線も有力な情報伝達手段でありますが、放送が聞き取れないなどといった市民の声も多く耳にしております。ことしの本市の防災訓練がこの8月31日に実施され、私は、地元下宿自治会の防災訓練に参加させていただきましたが、その終了後、ある主婦の方からも、私の住んでいる家から防災行政無線が聞き取れなく、不安なので、何とかしてほしいといった相談がありました。
 災害の逼迫性が高まる近年、市民は防災行政無線が今、何をbosaimusen_c2伝えているのかを以前にも増して注意して聞き取ろうとしているかと思います。特に、土砂災害危険区域などに指定された地域などで、この放送が聞き取れないとなると、いざというときには大丈夫だろうかと不安を抱くことにもなります。また、本市では、近年、建物の増加などによる環境の変化により、以前と比べ防災行政無線の放送の伝わり方も大きく変わってきていることも考えられます。
 そこで、お伺いいたしますが、近年の防災行政無線の重要度が増している状況を考え、1度、防災行政無線の難聴地域実態調査を実施し、その地域に対する何らかの対策を講じる必要が出てきているかと考えますが、本市の見解はどのようか、お聞かせ願います。

(2)アマチュア無線の活用について
   
防災計画に、アマチュア無線クラブとの防災協定による防災対策がうたわれております。災害により連絡手段をなくした場合、このアマチュア無線の役割は極めて重要であると言われております。3・11東日本大震災においては、宮城県名取市役所アマチュア無線クラブによる活動が大きな役割を果たしたと言われております。名取市のアマチュア無線クラブメンバーは、各自の無線機を使用して、市内の被災状況の確認や安否確認を行うなど、避難所との連絡、災害救助活動など、極めて緊急を要する情報授受を迅速かつ的確に行ったと言われております。特に、停電が復旧し、公衆通信網が使用できるまでの3日間は、大きな役割を果たすことができたそうであります。アマチュア無線の情報ネットワークが全国にわたることから、特に広域にわたる災害が発生した場合などは、重要な情報伝達手段ともなることが考えられます。本市の防災計画には、アマチュア無線クラブとの防災協定について記載があります。
 そこで、お伺いいたしますが、アマチュア無線クラブとの本市の防災協定に基づいた体制は、現在はどのようになっているのか、お伺いいたします。

(3)コミュニティFM放送の活用について。
   
ゲリラ豪雨などのとき、最近では、落雷による広域にわたる停電が発生するケースが多くなっております。このように、停電でテレビからの情報が途絶えた場合、乾電池で使えるラジオからの情報が非常に重要となってきます。近年、3・11東日本大震災を受けて、ますますこのラジオでの情報伝達の重要性が指摘されております。
 この点につきましては、私は、平成23年第4回定例会の一般質問でも、災害時のために本市に臨時コミュニティ放送局の開設をしたどうかとの要望をさせていただきました。しかし、FM放送局の立ち上げや維持管理費に多くの費用がかかり、費用対効果の問題がある中で、研究していきたいとの答弁だったかと思います。それに対し、現在、平塚市に湘南平塚コミュニティ放送、通称FM湘南ナパサというコミュニティ放送局があります。この局では、災害時には、臨時防災FM局として、災害にかかわる情報を中心に伝えることになっており、最近では、近隣の受信地域の自治体との防災協定を組むところがふえております。本市では、そこからの電波が本市全域ではありませんが、多くのエリアで受信できることがわかっております。
 この湘南平塚FMコミュニティ放送は、現在、電波の受信地域となる伊勢原市や大磯町などで防災協定を組んでおり、災害発生時には、地域に密着した災害情報を中心に放送する仕組みとなっており、最近では、寒川町もこの防災協定を組んだそうであります。これは、費用面ではほとんど必要とせず、さらなる災害対策の強化につながるものと思われます。
 さらに、この9月1日には、FMヨコハマを初め、県内11社のコミュニティFM局が神奈川FMネットワークとして防災協定を結び、災害時の地域情報を伝える協力体制を組んだそうであります。
 このような流れを踏まえて、湘南平塚コミュニティ放送と本市が防災協定を組み、災害時の情報伝達手段のさらなる強化に向けた取り組みが必要かと考えますが、本市の見解をお聞かせ願います。

(4)インターネットラジオの活用について
 もう一つの情報伝達手段として提案させていただきたいのがインターネットラジオの活用であります。インターネットラジオとは、インターネット上でラジオのように音声を流しているもので、パソコンやiPadやスマートフォンなどを利用してラジオのように音声で聞ける形となります。ちなみに、このインターネットラジオの放送局は市内にあります。
 インターネットラジオのメリットとしては、FM電波のような受信範囲が限定されることなく、インターネット環境さえあれば、今では市内ほとんど全域で受信可能で、本市どころか、全国、さらには、世界へも発信することができます。例えば、ゲリラ豪雨などで停電が起きた場合、ラジオからの情報が大変重要になります。しかし、ラジオの電波が届かない山間部などで停電が発生した場合は、バッテリーを備えたスマートフォンなどの携帯電話を活用したインターネットラジオが有効となります。携帯電話は、今では1人に1台持つ時代だと言われており、緊急時の情報伝達手段としては有力なツールとなっております。
 そして、すぐに避難をしなければいけないなどといった緊急性の伴う情報は、メールなどの文字情報よりも、インターネットラジオからの音声による訴えのほうが効果は十分あるものと考えられます。さらに、このインターネットラジオの放送局の住所が市内に位置するため、地域に密着した災害情報などを優先して提供することができるという大きなメリットもあります。
 先日、私は、この放送局を見学させていただき、そこの責任者の方とお話をさせていただきました。その放送局は、スタジオを第1スタジオから第3スタジオまで備えており、停電した場合などは、発電機で発信できる体制もつくっておりました。その責任者の方は、このインターネットラジオを本市の災害対策としてぜひ役立ていただきたいと熱く語っていました。
 インターネットラジオは、現在はまだ認知度は低い点もあるかとは思いますが、災害発生時の情報伝達手段として今後、周知を図り、普及させていくことは十分可能かと考えます。そのためにも、このインターネットラジオ局と本市が災害協定を組むなどして、災害時の情報伝達手段として連携のとれる体制をつくってみてはどうかと考えますが、本市としての見解をお聞かせ願います。

2、防災・減災対策の強化について。BS15_11
(1)避難行動要支援者対策について。
 この件は、本年3月の第1回定例会にて一般質問をさせていただきました。そこでは、災害時の自力で避難ができない避難行動要支援者対策を進めるに当たっての課題取り上げ、条例をつくるなどの対策を要望させていただきました。その後、防災課のほうでいろいろと動いてくださり、大きな進展がありましたので、その内容について御説明願います。

(2)社会インフラの安全確保について。
 
近年、道路の内部の浸食などで空洞が発生し、陥没による事故が多くなってきていると言われております。下水管などの耐久年数は、一般的に50年と言われておりますが、約30年計画すると、管きょの老朽化に起因する道路陥没事故が多くなる傾向があるとも言われております。本市の下水管きょなどは、大体30年から40年経過しており、このような老朽化による路面下の空洞化が発生しやすい状況であることが考えられます。
 また、近年のゲリラ豪雨からくる河川の増水による沿岸道路の浸食や、雨水管への流量の増加などにより、路面下の空洞化が発生するリスクも以前にも増して高まっているものと考えられます。この路面下の空洞調査とは、調査する道路に空洞探査装置の搭載車を走行させ、マイクロ波を使って路面下の空洞や橋りょうなどのコンクリート内部の劣化などを、まるでレントゲンのように見つけ出すものとなります。もし、災害の発生時に、救急車や消防車などの緊急車両が通行する緊急輸送路で、路面下の空洞化からくる陥没が発生し、通行ができなくなった場合、救助作業やその後の復旧にも大きな支障を来す事態も考えられます。そのために、道路下に空洞化が発生していないかどうかを事前に調査し、あらかじめ修繕を施すことは、危機管理の面からも大変に重要なことだと考えます。
 さらには、本市では、橋りょうについても現在、耐震化長寿命化計画を進めております。その橋りょうの耐震工事や長寿命化への工事を行う前に、当然、橋りょうの現状調査を実施するかと思います。その場合、コンクリートなどの表面の目視や打音検査が現在の調査では中心になっているかと思います。しかし、これでは外部の表面的な検査で、内部の状態がわからないために、調査としては不十分であるという懸念が残ります。それに対しても、このようなマイクロ波による橋りょうのコンクリートの内部を透視してみる調査というのは、長寿命化耐震化計画を進める上でも非常に有効であると考えます。
 そこで、お伺いいたしますが、本市において、過去に道路などの陥没による事故例としてどのようなものがあったのか、お伺いいたします。

(3)総合計画での防災対策の位置づけについて。
 
現在の自然災害の被害が増大している原因として、気象状況の大きな変化が挙げられますが、もう一つの原因として、災害の備えに対するおくれが被害を大きくさせている面も考えなくてはいけません。いつ来るかわからないことには、財源を投じることよりは、そのときの費用対効果を求めてしまう傾向がいつの間にか大きくなってしまった側面もあるのかと感じております。このような、結果的には生命よりも利益を優先しつつある現在の流れに対し、市民を含め、行政、政治、経済に大きく意識の見直しが求められてきていると言えると思います。130423498448616207245_bousai-1-l
 本市では、総合計画2020プランが平成23年から前期が5年計画として進められ、平成28年からは、後期5年計画として現在、作成に取り組んでいるところかと思います。平成23年といいますと、ちょうど3・11東日本大震災が発生した年でもありました。しかし、総合計画としては、作成し終わった段階であり、この大震災の教訓を本市の総合計画に盛り込むことは、現実にはできませんでした。
 そこで、これから作成しようとしている後期計画に、どのようにこの教訓を生かした計画を盛り込むことができるかが大きなテーマとなるかと思います。この件につきましては、私は、平成25年3月の第1回定例会での代表質問でも触れさせていただきました。どんなにすばらしい事業を展開しても、それは安心・安全という土台の上に成り立つものであり、そうでなければ、砂上の楼閣となってしまいます。もちろん、本市がつくる総合計画も、防災・減災という安心の上に計画が立てられるべきであると考えます。
 そこで、本市の前期5カ年の総合計画を見てみますと、各部署がそれぞれ防災対策を進めているような内容になっているかと思いますが、これでは、本市全体としての防災計画がどのように計画され、どのように進めようとされているかがつかみにくい形態となっているように思えます。
 そこで、本市の総合計画において、防災対策を計画の柱としていく意味でも、防災対策をリーディングプロジェクトへ位置づけるなどして、本市全体の防災対策がイメージでき、かつ、防災課が中心となって、本市全体の防災対策が推し進めていけるような計画づくりが望ましいかと考えております。
 さらには、本市では、防災対策を全庁的に推し進めるために、秦野市防災対策推進担当員の設置等に関する規則が定められております。この規則の目的に沿って、しっかりと機能させていく意味でも、総合計画の中で全庁的な防災対策を最重要政策として位置づけていくことが今、必要ではないかと考えますが、本市としての見解をお聞かせ願います。

◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁
 私からは、御質問の大きな1点目、災害時の情報伝達の強化についてと、2点目の防災・減災対策の強化についてのうち、避難行動要支援者対策について、お答えをさせていただきます。
 まず、災害時の情報伝達の強化についてのうち、(1)防災行政無線についてですが、防災行政無線の聞こえ方に関しましては、平成18年度に全自治会に対して聞き取りづらい地域があるかどうかのアンケート調査を実施いたしました。その結果を受け、テスト放送等の確認をし、必要な場所には、計画的に屋外放送局を平成23年度までに新設したため、対策はおおむね終わったものと考えているところでございます。しかしながら、宅地化の進展等の影響から、放送の内容が聞き取れない等の問い合わせをいただくこともございますので、このような御連絡をいただいたときは、同様の現地調査等を行い、状況に応じて放送設備の新設やスピーカーの向きの調整など、個別での対応をしております。
 音声放送による情報伝達は、気象状況や交通状況等の周辺環境の影響を受けやすく、聞こえ方も一定ではないことから、防災行政無線の補完として、緊急情報メールやtvkのデータ放送、放送内容が電話で確認できるテレホンサービスなどの対応も行っているところです。
 さらに、特別警報や避難勧告等の生命にかかわるような重要な情報は、エリアメールも活用して携帯電話会社大手3社全ての携帯電話にメール配信ができる体制を整えるなど、複数の情報伝達手段の確保に努めているところでございます。
 そうは申しましても、防災行政無線は、全市民に対する有効な情報伝達手段であることや、前回の調査から8年が経過していることなどから、再調査をする時期に来ていると認識しておりますので、実施方法など、自治会連合会との御意見も伺いながら、準備を進めてまいりたいと考えているところでございます。
 次に、(2)アマチュア無線の活用についてですが、アマチュア無線の活用につきましては、昭和52年に、秦野アマチュア無線クラブと本市との間で、アマチュア無線を活用した災害時の情報収集伝達等を内容とする協定を締結しています。現在、秦野アマチュア無線クラブの会員数は約20人で、災害時には会員が市内の各地区の拠点へ配置され、市内の被害情報などを収集し、災害対策本部へ情報を伝達することとなっております。さらに、県内では、横須賀市にアマチュア無線クラブの県本部が設置されますので、県内の被害状況の把握、本市の被害状況の伝達をすることになっております。
 また、大規模災害を想定した災害対策本部訓練は、直近では平成24年度に実施いたしましたが、この際、アマチュア無線クラブの方にも御参加をいただき、災害対策本部及び各地区拠点の広域避難所に参集をしていただき、災害情報の収集伝達訓練を行ったところであります。
 次に、(3)コミュニティFM放送局の活用についてですが、大規模災害が発生した際は、地域に密着した被災状況や、避難場所、生活物資の配給などの情報を迅速かつきめ細やかに配信していく必要があります。東日本大震災を初め、各地の災害事例から見ても、コミュニティFM放送は、このような情報を伝達する有効な手段の1つであると考えております。
 本市におきましても、現在、平塚市を拠点としているコミュニティFM放送局に市内の受信可能エリアなどを確認しているところでございます。また、当該放送局の災害時の活動状況を確認したところ、議員からただいま御紹介がありましたとおり、拠点としている平塚市を初め、近隣の自治体とも災害時の協定を締結しており、災害時に各自治体のより細かい被災状況、避難所の開設状況等の情報を優先的に放送する内容となっております。
 なお、災害時には、電波の出力を上げることで、通常カバーできるエリア以上に、受信可能エリアを拡大することが可能であるといった情報もありますので、活用に向けて課題等を整理し、協定の締結を含めた当該放送局との連携に向けて検討してまいりたいと考えております。
 次に、(4)インターネットラジオの活用についてですが、インターネットラジオは、インターネットに接続されたパソコンやスマートフォンで聞くことができるものであり、インターネットの環境さえ整っていれば、通常の地上波ラジオで聞けるAM・FM放送等の放送に加え、インターネット専用のラジオ放送も聞くことができることから、大規模災害に伴う停電の際も、ふだん持ち歩いているスマートフォンで聞けることから、新たな情報伝達手段として期待できると考えております。
 一方、インターネットラジオは、地上波に比べてまだ一般市民への認知度が高まっていないことや、スマートフォンで利用した場合の電池消耗が早いことなどの課題も残っているようですが、議員から御紹介がありましたように、市内に放送局があるということは、本市に特化したきめ細かな内容の放送も可能になるというメリットも大きいと思いますので、今後、関係者の御意見も伺いながら、インターネットラジオの活用について検討してまいりたいと考えております。
 次に、大きな質問の2点目、防災・減災対策の強化についてのうち、(1)避難行動要支援者対策についてですが、災害対策法の一部改正により、避難行動要支援者の避難支援対策が法制化されたことから、支援者となる自主防災会や民生委員の皆さんに法改正の経過や概要等について、あらゆる機会を捉えて説明を行ってまいりました。本年5月には、自主防災会等の支援者の代表者、障害や介護の専門知識を有する方、市の関係職員等で組織いたします災害時要援護者支援の手引き改正検討会議を設置し、避難行動要支援者や配慮者の対象範囲、個人情報保護審査会への諮問内容、避難支援関係者の拡充等について検討を行いました。
 また、山下議員からの一般質問での御提案や、御支援をいただく方の御意見なども踏まえ、6月2日には、秦野市情報公開・個人情報保護審査会へ個人情報の本人外収集、目的外利用、本人通知の省略等について諮問し、目的外利用の禁止や十分な住民周知活動を行うこと等の附帯意見が付された上で、秦野市個人情報保護条例の規定に照らし、諮問事項について支障はないとの答申を受けました
 こうした経過を踏まえ、本市の避難行動要支援者、配慮者の対象範囲を定めるとともに、本人同意方式から情報共有化方式、いわゆる逆同意方式への意向を行い、支援がなければ避難が困難な人に対して、本人の同意を得ずに名簿を掲載するなど、避難行動要支援者の支援対策の土台となる基準を作成し、取りまとめたところでございます。
 以上でございます。

◯山口一男建設部長答弁 私からは、大きな項目の2、防災・減災対策の強化についてのうち、(2)社会インフラの安全確保についてお答えしたいと思います。
 御質問は、過去に道路などの陥没による事故例としては、どのようなものがあったかという内容でございました。本市の道路の路面下の空洞化に起因する陥没は、事例的には非常に少ないという現状でございまして、下水道管等の地下埋設物が原因となる陥没等の事故例はございません。舗装道路に穴があいてしまうということがございますけれども、これはアスファルトの舗装の劣化によりまして、ブロック状に舗装版が剥離して起こるものでございます。空洞化が原因ではございません。
 しかしながら、空洞があっても陥没までには至っていないということも否定はできません。非常にまれなことではございましたけれども、河川の堤防を利用して整備された堤防道路について、大雨のときに河川の流れによりまして、護岸の下部が浸食されて護岸の裏込が流出して、陥没が起きてしまったという事例が一例ございました。
 以上です。

◯栗原豊政策部長答弁 私からは、御質問の2点目、防災・減災対策の強化についてのうち、(3)総合計画での防災対策の位置づけについて、お答えをいたします。
 議員からも御紹介がありましたとおり、平成28年度から始まる後期基本計画は、東日本大震災以降に策定する初めての総合計画になります。後期基本計画の策定に当たりましては、東日本大震災だけではなく、先月、広島県広島市で発生しました集中豪雨による土砂崩れなど、自然災害で得た教訓を十分に生かし、道路や上下水道などインフラ施設の耐久・耐震化や資産対策といったハード面の整備だけではなく、災害時におけます最新高齢者等避難行動要支援者の安全確保、衛生対策など、さらには、議員がおっしゃる庁内における秦野市防災対策推進担当員の設置なども含めまして、各セクションを横断する重点施策として防災・減災対策を位置づけ、防災に強いまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 それでは、二次質問に入らせていただきます。
 まず、最初の災害時の情報伝達の強化について(1)防災行政無線についてであります。防災行政無線の難聴地域については、先ほどの答弁では、再検査する時期であり、実施方法など、自治会連合会との調整を図りたいとの答弁をいただきましたので、ぜひそういった市民の声を受けとめていただいて、推進していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 次の(2)アマチュア無線の活用につきましては、大規模災害を想定した災害対策本部訓練の際は、秦野アマチュア無線クラブとの訓練を平成24年度に実施したとの御説明が先ほどございました。
 そこで、お伺いいたしますが、この秦野アマチュア無線クラブと災害対策本部との災害時の行動マニュアルは作成されているのでしょうか、お伺いいたします。

◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 秦野アマチュア無線クラブとの連携につきましては、先ほど御説明させていただきましたとおり、協定に基づきまして、秦野アマチュア無線クラブの会員の方が本部、あるいは、各地区の拠点に参集いたしまして、情報収集、伝達をするということでございます。こうした動きにつきましては、秦野アマチュア無線クラブの会員配備計画のほかに、本市の職員行動マニュアルの本部設置資料とか、広域避難所に従事する職員用につくっております「地区配備隊ハンドブック」に連携体制について記載をしているところでございます。
 しかしながら、秦野アマチュア無線クラブの会員と本市職員との共有の行動マニュアルといったものは、まだできていない状況でございます

◯山下博己議員質問 実際、災害が発生した場合、どのような行動マニュアルがつくられているかが非常に重要になるかと思います。そこには、アマチュア無線の基地局がどこになるかとか、誰がそれを担当するのかとか、各地域にどのようなメンバーがいて、災害時にどのような情報をやりとりするのかといった、具体的にその内容を決めておく必要があるかと思います。そして、その行動マニュアルに沿って、実際に災害対策本部と直結した防災訓練を実施していくということが実効性のあるものとなっていくかと思います。
 この点につきまして、本市の見解をお聞かせ願います。

◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 それぞれの活動体制を整える中で、お互いの連携体制については、共通理解をしているという状況でございますけれども、より一層、相互連携を強化するということで、確実に行動するという上では、それぞれの従事する先方の会員と我々市のほうの職員が共通理解できるような行動マニュアルということで、まとめておく必要があるという認識でおりますので、こういった細部等の活動内容をお互いに再確認をしながら、マニュアルとしてまとめるということで、進めていきたいと思います。

◯山下博己議員質問 秦野アマチュア無線クラブとの本市の災害時の行動マニュアルづくりを進めていくという答弁がございました。広域にわたる地震や津波などによる災害が発生した場合は、必ずこういったアマチュア無線というのが役に立つものと思いますので、ぜひ実効性のあるマニュアルづくりをしていただいて、災害に備えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 (3)コミュニティFM放送の活用について、質問をさせていただきます。
 災害への危機感が高まる近年、情報伝達手段としてラジオが今、見直されているということも先ほど申し上げましたが、もう一度、ラジオの有効性を周知していく必要があるのかと考えます。乾電池式のポケットラジオは比較的安く、一般家庭でも購入しやすいものかと思います。これまでも各家庭の備蓄品としてラジオというのは含めているとは思いますが、これからもう一度、このラジオの重要性を訴えて、1家に1台のラジオを必ず備えていただくような全市的な徹底をすべきかと考えますが、本市としての見解をお聞かせ願います。

◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 今、御紹介のありましたラジオの備蓄につきましては、これまでも家庭での備蓄品リストや防災チラシへの掲載、あるいは、防災講習会や訓練時の啓発に取り組んでいるところでございます。
 先ほど議員から御紹介がありましたとおり、東日本大震災では、ラジオの必要性について改めて再認識されたというデータもございます。今後も引き続き、災害時の情報伝達手段の必需品として、具体的な事例なども御紹介をさせていただきながら、ラジオの備えにつきまして、より一層の啓発に努めていきたいと思います。
 以上です。

◯山下博己議員質問 これは市のほうとしても、予算をかけることなく実現できるものかと思いますので、ぜひ実施していただきたいと思います。
 続きまして、(4)インターネットラジオの活用についてですが、この放送局が秦野市内にあるということが非常に有効だと思います。防災に対して、地域に根差した放送局を1つ持つということは、本市にとりましても大きな強みになることと思いますので、こういった放送局と防災協定を組むなどして、災害対策にまた、努めていただければと思います。
 以上、4点について要望等をさせていただきましたが、災害発生時の情報伝達ツールとしては、さまざまな状況下で、それぞれメリット・デメリットがあって、それぞれのデメリットを補完する意味でも、なるべく多くのツールを備える必要があるかと思います。しかも、今回、要望させていただいたのは、ほとんど予算を必要とせずに実現できるものとなりますので、市民の安全・安心のためにぜひ推進していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 続きまして、大きな2の防災・減災対策の強化についてに入ります。
 (1)避難行動要支援者対策についてですが、先ほど答弁で、今回、秦野市情報公開・個人情報保護審査会に諮問していただいて、前回、指摘した課題をクリアしていただきました。避難行動要支援者についての名簿作成や支援体制が急がれる中で、早速、行動を起こしていただいたことは評価をいたします。
 そこで、お伺いいたしますが、現在の支援される人のリストの作成状況と、どのような人が対象となるのか、そして、その対象となる人数はどの程度になると予測されるのか、お伺いいたします。

◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 名簿の作成状況、対象者等の御質問でございますが、避難行動要支援者の対象の範囲は、要介護3から5の認定を受けている方、身体障害者手帳1・2級の第1種を所有する方、療育手帳Aを所有する方、及び精神障害者保健福祉手帳1級を所有する方で、支援がなければ避難が困難な方が対象となります。
 この要件に該当する方は、市内全体で、施設入所者を含めて4,864人となります。うち避難行動要支援者としての該当となる在宅の対象者の方は、3,394人となっております。これらの対象者の名簿は、既に作成済みですが、今後、難病患者など、他に対象とすべき対象者がないかについて、先ほど御説明いたしました検討会議に諮り、対象範囲の確定をしていきたいと考えております。
 また、高齢者や障がい者などが避難するために配慮は必要であるものの、自力で避難が可能なため、避難行動要支援者に該当しない方は、要配慮者として防災課が名簿を管理し、災害が発生したときには、必要に応じてこれらの情報を活用していくこととなります。この登録者数は、7月1日現在の数字ですが、2万5,025人となります。合計で2万9,889人の情報を管理しているということになります。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 在宅の対象者ということで、今回の避難行動要支援者リストの対象者となる人数が3,394人ということで、非常に人数が多いなと感じております。
 要支援者名簿につきましては、逆同意方式で進めるということですが、災害時に支援されるのを拒否する人の確認は、どのように進めようとしているのか、また、その人への支援体制はどのように考えているのか、お伺いいたします。

◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 避難行動要支援者の名簿登録について、拒否の意思確認ということでございますが、これにつきましては、本人、または御家族の方との対話の機会を必ず設けるようにしたいということを考えておりまして、市への電話や来庁していただいての申し出方法、あるいは、本市のほうから訪問の聞き取りによる調査方法、いずれかの方法を現在、考えているところでございます。
 その際、法律等の趣旨も御説明をし、災害時に支援をするためには、平時からの見守り体制が重要であることなど、名簿掲載についての御理解をいただけるよう、周知も努めていきたいと考えております。どうしても御理解をいただけない方もいらっしゃると思いますが、そういった方につきましては、災害時には支援関係者に対して名簿を提供しますよということもお伝えする予定でおります。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 次に、要支援者を支援する側としては、どのようなメンバーで考えており、それが何人ぐらいのメンバーとなるのか、お伺いいたします。
 そして、支援員1人当たり要支援者が何人ぐらいの体制となると考えられるのか、お聞かせ願います。
 そして、支援員へのリスト配付と体制づくりができるのがどれくらいの時期になるのか、大体の予定をお伺いいたします。

◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 支援に当たっていただく方は、基本的には名簿配付が認められております自主防災会、民生委員、消防、警察ということになります。なお、この自主防災会につきましては、これまで個別計画を作成する上で、支援となられる方を特定し、支援者として名前が載ることによって、個人の責任が重くなり過ぎるということから、改善をしてほしいという御要望が多くございました。本市といたしましては、まず、自主防災会の組全体を支援者として位置づけた支援対策を整え、支援対策が地域に浸透した段階で、民生委員との役割分担、あるいは、特定の支援者の選定のあり方などについて、地域の皆さんと話し合いをしていきたいと考えております。
 したがいまして、現在のところ、具体的な支援者の数や1人当たりの担当者というのは定まっていないのが現状でございます。
 次に、今後のスケジュールということでございますが、12月までに避難行動要支援者に対しての名簿掲載の拒否確認を行うとともに、対象となる方への制度説明を行い、来年1月には、自主防災会等へ支援者に対して避難行動要支援者名簿の配付を予定しております。また、名簿配付の早い段階で、支援者となる自主防災会と民生委員の皆さんに避難行動要支援者一人一人の地図入りの個別計画を配付します。配付後、避難支援の方法や避難場所、避難経路などの必要な事項を各支援者により記載してもらい、個別計画の完成を目指していきたいと考えております。
 なお、個別計画の作成率につきましては、本年度、自主防災会編成表の提出に合わせたアンケートにより、把握していきたいと考えております。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 要支援者を組単位で支援する体制をしくという御説明がありました。そうしますと、先ほど要支援者の人数が3,394人ということでしたが、本市の各自治会の組数が市全体として現在、4,665組あるとのことですので、単純にイメージしますと、組によっては1人もいないところもあり、偏りによっては、一組で数人の要支援者を対象する組も出てくるかと思います
 そこで、お伺いいたしますが、そうしますと、要支援者で、自治会に所属していない方もいらっしゃるかと思いますが、そのような人に対しては、どのような支援体制を考えているのか、お伺いいたします。

◯栗原敏明くらし安心部危機管理対策専任参事答弁 避難行動要支援者名簿を自主防災会に提供する際には、要支援者の方が自治会に加入しているかどうかの状況につきましては、市では把握することができませんので、特段の区別をすることなく、名簿登録者全員の支援をお願いしていくこととなります。自主防災会への名簿提供後に自治会に未加入者に対しての支援に支障がある等の御相談があれば、その都度、対応してまいりたいと考えておりますけれども、基本的には、自治会未加入者の方に対しても、支援はその地域の自主防災会で対応していただくよう、理解を求めていきたいと考えております。
 また、こうした機会を通じて、要支援者の方に対しましても、自治会への加入を勧めるなど、コミュニティづくりにつなげていただくことも御案内していきたいと考えてございます。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 大体全体感が見えてきたと思います。
 ここで、最後に、静岡県富士市松本区の取り組みを紹介させていただきます。ここでは、当時は災害時要援護者支援という言い方をしておりましたが、平成20年から支援体制づくりに取り組んできております。そこでは、災害時要援護者名簿の作成とともに、要援護者の避難所への移動に関する避難所運営マニュアルの作成にも取り組みました。そこで新たな課題として浮上してきたのが、静岡県立富士高校の避難所に到着後のグラウンドでの待機の問題であったそうであります。それは、その日が雨天、厳寒、猛暑、長時間待機となった場合は、災害時要援護者が体調を崩してしまうという心配があるとのことでした。それに対しては、別の一時待機場所を検討する必要もあるということで、対策を進めているそうであります。
 このように、富士市松本区では、区民の課題に合った新しい住民との人と人とのつながりの希薄さを感じつつも、このような災害時要支援者の支援体制づくりや、一人暮らしの高齢者の声かけ・見守り活動を話し合う中で、区民意識の変化、共助の高まりを感じたそうであります。これも市と区が連携して取り組めた結果だと語っています。
 以上、富士市松本区の取り組みを紹介させていただきましたが、このような事例をぜひ参考にしていただき、災害に弱い立場の人たちへの支援が地域の共助という助け合いの輪となっていけるような体制づくりをぜひ今後、お願いしたいと思います。
 この質問は終わります。
 (2)社会インフラの安全確保についてですが、再質問をさせていただきます。現在、国土交通省でも、事前の危機管理の強化策として、路面下の空洞化調査を推奨しております。そして、その調査に対し、防災・安全交付金として交付金を出すことも、平成25年度から始まっているようです。このような調査は、路面下総点検として現在、首都圏を初め、愛知県名古屋市、大阪府大阪市などでも進められてきております。神奈川県でも川崎市や横浜市など、東部方面の自治体から順次進められている状況があります。そして、昨年、平塚市でも、その空洞化のサンプル調査を実施したそうであります。その結果、幾つかの空洞箇所が見つかり、調査の必要性があるということで、平成26年度に予算化して、現在、この調査を進めているということであります。
 以上のような点を考慮し、本市でも、緊急輸送を中心とした幹線道路や橋りょうについて、路面下空洞化調査を実施してみる必要があるかと考えますが、本市の見解はいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。

◯山口一男建設部長党答弁 路面下空洞化調査について、議員のほうからもるる紹介がございましたが、少しお話しさせていただきますと、道路の陥没は、道路を利用する車や人を危険にさらすということになります。路面下の空洞は、私たちの目に見えない地中で何らかの原因で、日々大きくなっていきまして、突然、道路陥没が起こってしまうといったことから、重大な事故につながるという可能性もございますし、交通や市民生活に多大な影響を及ぼすということにもなります。そういった陥没等を未然に防ぐための路面下空洞調査は、地中レーダー技術を用いた専用探査車などで、車道、歩道の路面下の地中に空洞があるかどうかを確認し、あれば、どのような形で、面積や体積はどの程度なのかということを調査するものでございます。
 具体的には、2段階の調査がございまして、一次調査として、路面下空洞探査車を用いて、路上を走行移動し、電磁波を地中に放射し、反射波により地下の内部状態を確認し、データを収集します。二次調査では、一次調査で収集したデータにより、異常と思われる箇所についてハンディー型地中レーダーを用いて、正確な位置の特定を行います。また、必要に応じて、大きな空洞の疑いのある場合には、削孔を用いて路面下の状況をスコープ等によって調査を行います。
 さて、空洞化調査の実施状況でございますが、国土交通省は、かなり以前から空洞化の調査を行っていることがホームページで見ることができます。平成19年度におきましては、直轄国道において、全国で5,000カ所の空洞化を発見し、陥没の未然防止をすることができたという報告になっております。神奈川県におきましても、平成25年度より取り組んでいるほか、横浜市においては、平成3年度より緊急輸送路を中心に、平成27年度までかけ順次、実施する計画を立て、実施中とのことでございました。
 近隣市におきましては、先ほど議員からも紹介がありましたとおり、平塚市が昨年、試行的に調査を行ったということを聞いております。
 本市におきましては、平成24年1月に、市道6号線に埋設されている汚水幹線管きょの長寿命化調査と合わせまして、試行的ではございますが、下水道部から路面下空洞調査を実施してみたいという提案もございましたので、両部間で協議・調整を図った上で、桜橋と秦野橋間を選定して、下水道部が調査を実施しております。なお、このときの調査におきましては、調査箇所が砂れき地盤であったということによりますけれども、小さな空洞は30カ所程度確認されました。これが直ちに陥没の原因につながるような空洞ではなかったという報告も示されております。
 しかし、報告書の考察の中では、今後、小さな空洞については、引き続き、調査を継続する必要があると示されております。
 今後の本市の対応といたしましては、以上のような状況を踏まえ、市道のうち緊急輸送路に指定されている区間、特に、市道6号線の新常盤橋から富士見大橋までの間は、水無川左岸でもあることから、川による護岸への影響も否定できませんので、議員がおっしゃるように、交付金の対象にもなるということでございますから、来年度以降において、路面下空洞調査を継続的に実施することについて、十分検討を行っていきたいと考えております。
 また、緊急輸送路以外の市道につきましても、公共交通に供されているような重要な路線につきましては、神奈川県の実施する調査結果も参考にさせていただきまして、どの箇所から優先的に調査をすべきかを今後、検討した上で、橋りょうなども含めまして、順次、実施していきたいと考えております。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 今の答弁で、緊急路に来年度以降、調査を検討して、幹線道路や橋りょうについても優先順位をつけて、どこから調査するかを検討していきたいということでした。この調査に当たる業者は、非常に高い技術力が求められると伺っております。そうした場合、業者選定において、一般競争入札というよりは、技術力の質を考慮できるようなプロポーザルによる入札方法が望ましいかと考えます。この点も今後、実施するに当たって、ぜひ考慮していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 最後になりますが、(3)総合計画での防災対策の位置づけについてですが、先ほどの答弁で、後期総合計画については、防災・減災対策を重点政策として位置づけるという御説明がありました。これから本市として、さらなる防災対策の強化に努めていただき、災害に強いまち、市民が安心して暮らせるまちを推進していただくことを強く要望をさせていただいて、私の一般質問を終わります。
 以上です。

2014.06.10 : 平成26年第2回定例会(山下博己議員一般質問) 本文

◯山下博己議員質問 それでは、1、女性相談窓口の拡充について、2、事業別予算書について、3、屋外広告物条例についての3点について質問に入りたいと思います。

1、女性相談窓口の拡充について。
   
これまで「女性の不在の時代」から来る、社会におけるさまざまな諸課題に対し、これからは女性ならではの生活者の目線に即した柔軟な発想を、社会にどのように生かしていけるのかが大きなテーマとなっております。その意味からも、女性の社会進出を促す施策が、今後ますます求められてきております。現在、公明党は、国が進める成長戦略の一つとして、女性活躍推進加速化法の制定を提唱し、2020年までに、指導的地位での女性の役割を30%まで引き上げるとの政府目標達成に向け、取り組んでおります。中でも、女性の活躍の基盤ともなる健康づくりに関しては、女性の健康包括的支援法を制定することも要請し、女性相談体制の強化なども訴えております。本市の女性相談支援体制としましては、女性相談窓口がもともとほうらい会館で行っていたのに対し、危機管理の問題を指摘し、平成26年6月からは保健福祉センターへ移動していただき、体制の強化に取り組んでいただいております。
 そこで、お伺いいたしますが、その後1年が経過いたしましたが、移動後、実際にどのような点が改善されたとお考えか、お伺いいたします。そして、現在までの相談件数の推移と相談内容について、どのような傾向があるのか、お伺いいたします。

2、事業別予算書について。
   
現在の行政運営は、さまざまな必要なサービスが、それぞれの事業に展開されて運営されております。子育て支援や学校教育、そして高齢介護等々、必要だと思われるものは全て事業別に運営する形をとっております。当然、その事業の予算を決めるに当たっても、それぞれの事業別にどのような予算づけをするのかが、年度ごとに検討されるわけであります。その各事業の前年度予算額がどのくらいか、成果がどうであったのか、決算額はどうだったのかなどを事業別に評価した上で、今度の予算額はどのくらいが適切かを判断しているかと思います。しかし、現在の議会に提出される予算書の書式を見ると、地方自治法施行規則によって定められた、性質をあらわす款、項、目、節といった項目を基準に表記する書式となっており、かろうじて最後の説明欄に事業別の金額が記されている形となっております。これでありますと、事業別に評価をしたくても、事業別の金額の動きが見えにくくなっているのが、誰もが感じている点かと思います。私たちは、これに対し、1つの事業の予算を検証するにも、本年度の予算書や前年度の予算書、そして決算書などを横に並べて、金額の流れなどを見ているわけであります。本市では、事業数が全部で800事業以上あるのに対し、このような作業を、執行部を初めとして、議会においては各議員が同じような作業として行っており、全体として非常に大きな労力を費やしているのが今の実態であります。現在、本市では、議会に提出される予算書や決算書に、事業別に内容を説明する補足資料は添えられております。しかし、それは本市としてPRしたい一部の主な事業として抜粋したものであり、逆に、大きく改善が必要な、時には抹消が必要な事業などは表記されないものと思われます。それに対し、現在の主なものだけでなく、約800事業全ての事業に対して、事業別に金額を表記した資料、つまり事業別予算書としてつくられたならば、これまでの複数の人による、同じ繰り返しのむだな労力を大きく抑えることにつながるものと思われます。そして、その事業別にあらわすにも、それぞれの部や課ごとにまとめられた形式であれば、どの部や課がどのような事業を展開しているのか、一目瞭然で、誰の目から見ても、わかりやすいものになるかと考えます。
 そこで、お伺いいたしますが、現在の予算書の補足資料として、本市の全ての事業を対象とした事業別予算書を作成することについての必要性は、本市ではどのように考えておられるのか、お伺いいたします。

3、屋外広告物条例について。
   
現在、本市では、景観を守るためとして秦野市屋外広告物条例が施行されております。これは、県の屋外広告物条例に基づいて、平成17年に県から本市へ権限が移譲されたことがもととなり、平成23年4月に秦野市屋外広告物条例として施行されております。この条例の第1条に、この条例は、屋外広告物法の規定に基づき、屋外広告物及び屋外広告物を掲出する物件について、規制に関する事項及び地域の景観の形成のために必要な事項を定めることにより、本市の良好な景観を形成し、もしくは風紀を維持し、または公衆に対する危害を防止することを目的とするとなっており、本市の豊かな自然や歴史、文化などの市民が共有する景観を守り育てるという意味で、市民生活にとって大変重要な条例となっております。この条例に基づいて、本市で看板を設置する場合は、条例の基準を満たした上で申請するわけでありますが、その際、申請手数料として、照明がない標準的な看板でありますと、1件につき1,500円を納める形となっており、これが3年ごとの更新で、更新ごとに1,500円をまた新たに納めるという流れをとっております。
 そこで、お伺いいたしますが、まず、これまでの秦野市屋外広告物条例施行に至るまでの経過と、これまでの本市で掌握されている看板の設置件数、そして、これまで認可してきた件数の推移はどのようになってきたのか、お伺いいたします。
 2次質問以降は、自席にて行わせていただきます。

◯谷屋彰くらし安心部長答弁 私からは、大きな1点目の女性相談窓口の拡充について幾つか御質問いただきましたので、順次お答えをいたします。
 まず、相談室移転による改善点でございます。女性相談室は、御指摘のとおり、平成25年6月にほうらい会館から保健福祉センター内に移転をいたしました。ちょうど1年が経過をするところでございます。そうした中で、移転による利点として感じていますところは、相談室の近くに多くの職員が常にいるということで、安全性がより高まり、また、DV、ドメスティック・バイオレンスの一時保護や、子供を伴う相談の担当部署もこのセンター内にあるため、より迅速な対応ができるようになったということでございます。
 次に、相談件数の推移でございます。相談件数の過去3年間の推移では、平成23年度総件数は138件、うち面接相談が68件、電話相談は70件であります。そして、平成24年度の総件数につきましては146件、うち面接相談は57件、電話相談は89件。平成25年度の総件数は135件、うち面接相談が63件、電話相談は72件という状況でございます。全体といたしまして、電話相談のほうが、面接相談よりも若干多く、また、年度間の相談件数に大きな変化はないという状況でございます。
 次に、相談内容とその傾向でございますが、主な相談内容は、平成23年度はDV相談が75件、DV以外の夫婦や恋人関係の相談が21件、家族や親子関係が19件、暮らしや生活相談が8件、人間関係の相談が5件、平成24年度は、DV相談が67件、夫婦や恋人関係が29件、家族や親子関係が22件、暮らしや生活が10件、人間関係の相談が3件、そしてまた、平成25年度はDV相談が51件、夫婦や恋人関係が41件、家族や親子関係が17件、暮らしや生活が7件、人間関係が2件などで、全体として、DV相談は、平成23年度が全体の約54%、平成24年度が約46%、平成25年度が38%と減少傾向にありますが、それ以外の、DV以外の夫婦や恋人関係の相談が増加傾向にあるという状況でございます。
 以上でございます。

 ◯諸星勝財務部長答弁 私からは、御質問の2点目、事業別予算書についてお答えを申し上げます。
 予算書の様式は、御紹介がありましたとおり、地方自治法施行規則で定められておりますけれども、本市は事業別に予算額を示すとともに、主管課を表示するなど、できるだけわかりやすい予算書となるよう努めているところでございます。課の順番で事業別に並べた新たな予算資料の作成、そういう御提案でございますが、事業数は、一般会計だけで約800ございます。また、毎年新規事業や廃止、統合される事業もございます。それらを課の順番で事業別に並べ、御提案のとおり、予算額のほか、前年度予算額や決算額を表示するといった作成作業と、その後の確認作業が必要となりますけれども、いずれも手作業になるわけでございます。どの程度の時間がかかるか、これ、わかりかねますけれども、他市などの状況もよく調査して、参考としながら検討してみたいと考えております。以上でございます。

◯河野雄介都市部長答弁 私からは、山下議員の質問の大きな質問の3点目、屋外広告物条例に関する質問にお答えさせていただきます。初めに、屋外広告物法の目的、経過について若干御説明させていただきまして、質問のほうにお答えさせていただきたいと思います。この法律につきましては、屋外広告物の設置などに必要なルールを定めること、それにより良好な景観を形成し、風致を維持するとともに、公衆に対する危害を防止することを目的として制定されております。これは、私どもの条例と同じこと、同じ目的となってございます。昭和24年に制定され、同時に県条例も制定されたというものでございます。私ども秦野市が、この県条例の制限区域に編入されましたのは、昭和33年という形になっておりますので、この県条例が制定されてから、既に65年、秦野市が編入されてからでも、もう既に56年が経過しているという部分でございます。また、先ほど山下議員のほうからも御紹介ありましたが、本市に権限移譲されたのが平成17年ということで、本市の所管事務となりましてからも、もう既に9年が経過しているという部分でございます。
 そういった状況の中で、山下議員からいただきました質問は2つだと思います。まず1点目の、本市で掌握している看板の設置件数について、この質問でございますが、本市で把握しております看板の件数というものにつきましては、看板の設置している枚数ではなく、看板を設置している業者として把握させていただいております。本市では、屋外広告物の事務について、平成17年度に神奈川県から移譲を受けて実施しておりますが、移譲を受けた平成17年度の屋外広告物の許可件数、県で許可していた件数という形になるんですが、これが262件でございました。移譲の際に、屋外広告物の状況を把握するため、平成17年度から平成18年度、平成19年度と3カ年にわたりまして、2500万円ほど委託料を使わせていただきまして、実態の調査のほうを行ってございます。その結果、対象とする事業者数は、合計で1,177件という数字を把握しております。
 次に、質問の2点目となります、この屋外広告物許可件数の推移についてでございます。先ほど申し上げました屋外広告物の実態調査結果に基づき、未申請の屋外広告物につきまして、事業者に対しまして、条例の趣旨を説明し、申請の手続をお願いしてまいったわけですが、これにより、調査を開始しました翌年の平成18年度には93件、3年目の平成19年度には327件、調査を終了いたしました翌年の平成20年度には122件の新規の許可がございました。さらに、本市で市条例として、平成23年4月に県条例から市の独自条例に移行したわけでございますが、平成23年度以降も、平成23年度に48件、平成24年度に73件、平成25年度に37件の新規許可を行いまして、県から引き継いだ分と合わせて、現時点で、平成25年度末という時点で把握しております事業者件数は1,112件となってございます。 以上でございます。

◯山下博己議員質問 それでは、2次質問に入りたいと思います。
 女性相談窓口の拡充についてですが、先ほどの答弁にあったように、ほうらい会館での相談から保健福祉センターでの相談に窓口を移動していただいて、危機管理という面では大きく改善でき、相談者にとっては、いざというときの安心につながっていくものと思います。そういう意味では、一定の評価をさせていただきたいと思います。ある市民の方からですが、私のほうへ女性相談窓口のことについて市民相談がありました。その方は、以前、お子様を連れて女性相談をされた方ですが、そのときに、子供が小さかったのか、非常に騒いでしまって、落ち着いて相談ができなかったというようなことのようでした。それに対して、その方は、相談時に子供を見ていただけるような一時預かりみたいなものができると非常にありがたいといった相談でございました。ここでお伺いいたしますが、現在、そのような小さなお子様連れで女性相談に来られる方が、どの程度いらっしゃるのか、わかる範囲でお聞かせ願います。

◯谷屋彰くらし安心部長答弁 お答えいたします。
 保育を必要とするお子さん連れの相談件数は、実は統計として正確な記録はございません。しかしながら、相談員への聞き取りなどから判明したことではございますが、およそ月に1件から2件、年間で約10件内外と把握をしております。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 やはり月に1件か2件というようなお話のようです。そこで、提案をさせていただきたいと思うんですが、保健福祉センターといいますと、ちょうど子供の預かりをしていただくファミリーサポートセンターが同じセンターの中にあります。例えば女性相談で、通常、緊急以外は予約を先にして、相談日を決めて相談されるというような形になるかと思いますが、その予約の際に、例えば「保育を希望されますか?」と問いかけてみて、もし、希望される場合は、ファミリーサポートセンターと連携して、保健福祉センターの保育室もございますので、それを活用した一時預かりができる体制をつくってみたらどうかというようなことを考えております。その際、ファミリーサポートセンターの現制度でありますと、本人の事前の登録が必要となるそうですが、それは新規であれば1回だけ事前登録をすれば、あとはすぐに利用ができるというようなことのようです。そのようなことを、例えば女性相談とあわせて紹介して、促してあげるということだけでも非常に喜ばれるのではないかと、そう感じております。また、そのとき発生する費用も、もともと子供を預けに来ているわけではなく女性相談が目的ですので、そういうファミリーサポートセンターによって発生した費用などは、市のほうで負担しても、それほど予算がかからないのかなと思いますが、この件について、本市としての考えをお聞かせ願います。

◯谷屋彰くらし安心部長答弁 相談者のファミリーサポートセンターでの保育、それから費用負担の支援の関係でございますが、まず、事前に相談の予約があった場合は、ファミリーサポートセンターに御案内をし、スムーズに相談ができる環境づくりをすることは必要であり、今後、そのように誘導してまいりたいと考えております。
 それから、費用負担の件でございますが、この制度の根幹が、保育を受ける人、それから保育を行う人それぞれの相互援助という考え方でございます。それを基本としていることから、バランスの観点から、保育を受ける人に対して費用支援をするというのは、現状では難しい点があると考えております。いずれにしましても、これにつきましては、今後の課題としてまいりたいと思います。
 いずれにいたしましても、相談者にとって、よりよい保育環境を提供するということは、相談への敷居をより低くすることであります。結果的にDVを解決に導いていく可能性を広げると認識をしているところから、関係部とも協議をいたしまして、御提案のありましたファミリーサポートセンターも含めた、よりよい保育体制づくりにつきまして研究をしてまいりたいと考えます。
 以上です。

◯山下博己議員質問 やはり悩んで相談に来られる方に対して、このような細やかな配慮がどこまでできるかということが大切な点であるかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 相談の内容についても、先ほどの答弁ですと、やはりDVに関する相談が多いように感じております。配偶者による暴力などのDV相談は深刻で、命の危険に及ぶケースもあるようです。時にはシェルターに避難する場合や、警察に早急に届ける必要がある場合もあるかと思います。そのような緊急時の体制として、マニュアルなどで、そうした流れを明確に、現在はしてあるのでしょうか? 

◯谷屋彰くらし安心部長答弁 再度の質問にお答えいたします。
 いわゆるDV法では、国及び地方公共団体の責務という形で、国や地方公共団体、あるいは地方公共団体相互間で連携をしていくというのが非常に重要であるということが明記されております。本市では、DV相談体制を含む女性相談室対応マニュアルを作成をしているところでございますが、その中で、特に本市の体制の空白域となる夜間のDV相談、これにつきまして、秦野警察署の応援を仰ぎながら、切れ目のない相談体制を構築しているところでございます。しかしながら、マニュアルの策定から時間が経過をし、DVをめぐる社会情勢も複雑化、多様化していることから、改めて秦野警察署と意見交換をし、マニュアルに載せる合意事項等が見出せたら、これを明記してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 ぜひ、そういった、緊急時にどのような対応をすればいいのかということを、いろんなケースを考えて、やはり事前にマニュアル化していくことは非常に重要なことだと思いますので、ぜひともそういう緊急時に備えた体制づくり、万全な体制づくりをよろしくお願いして、この質問を終わります。
 次の質問に入りますが、ちょっと順番を入れかえて、屋外広告物条例を先にさせていただきたいと思います。平成17年に、先ほどの答弁ですと、県の屋外広告物条例から本市へ権限移譲されたのを受けて、まず、看板設置に関する実態調査から始めたとの答弁でありました。許可件数の推移を示す一覧表を、私もいただいておりますが、それを見てみますと、県から引き受けた時点では、先ほどの答弁もありましたように、最初が262件と非常に少ない数だったわけです。そこから始まったわけですが、平成25年度におきましては、どんどんふえてきまして、トータルして1,112件と。実態調査したときの1,177件に非常に近づいてきているということから、この条例の周知とともに、申請への促しをずっとされてきたという努力がうかがえるかと思います。
 そこで、これまで看板を設置していて、申請を怠るなど、無認可のままになっている業者も、中にはあるのかと思います。その中では、もともと事業主が申請を怠っているというケースや、条例の基準を満たしていないということによる、認可しないといったケースなどがあるかと思います。そこで、お伺いいたしますが、看板の大きさなど、条例で定めた基準を超えて看板を設置していて、行政指導にも従わないといったケースは、現在、本市では何件くらいあるのでしょうか?これは、現在、わかっている範囲で結構ですので、よろしくお願いいたします。

◯河野雄介都市部長答弁 再度の質問にお答えいたします。
 先ほど御説明いたしました、平成17年からの3カ年かけて実施いたしました実態調査結果により把握しております事業者数、1,177件という数字でございます。それに対して、累計での許可済み件数1,112件という形でございますので、単純に引き算をすると65事業者が未申請という形になるわけですが、現実には、既に撤去されたりいたしまして、現地にないもの、あるいは現時点で条例との不適合と認定して、行政指導を続けているもの、そういった分かれが生じてきます。現時点で行政指導を続けているもの、条例に適合しないもの、あるいは申請をしていただけないものというような把握の中では、おおむね20件程度ということでございます。おおむね20件というような言い方になるんですけれども、看板につきましては、新設されたり、デザインの変更がされたりということで、日々変更、撤去、あるいは新設が繰り返されております。そういった中で、市域全体の実情を日々正確に把握するというのはなかなか困難な部分がございます。そういった中で、今日、市域全体の調査を行っても、また、あすには新たな動きがあるということで、数字が常に動きますので、あくまで現時点で行政指導的な調整を続けている件数がおおむね20件ということで、御理解いただきたいと思います。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 それでは、おおむね20件、これは流動的な数というようなことではありますが、その20件のうち、平成17年の県から権限移譲された当初から行政指導を続けているのにもかかわらず、従ってくれない業者というのは、そのうちどれくらいあるのでしょうか? 

◯河野雄介都市部長答弁 県からの移譲後、全く応じていただけないという業者数という御質問でございますが、現時点で、全く応じていただけないという業者はないというような状況でございます。看板については、県の移譲の段階から、条例に適さない看板が残っているという部分があるわけですが、事業者という形で、先ほど数の捉え方を説明させていただいたと思います。そういった意味合いの中では、1人の事業者が5枚あるいは10枚と持っていたケースの中で、全てを、例えば10枚、条例上問題があったという看板があった場合、その10枚を全部是正していないというような業者はおりません。何枚かは直していただけているということで、できる範囲の中で少しずつ是正をしていただいております。そういった意味合いで、全く協力していただけない業者はいないというような答弁をさせていただいております。また、その事情という部分で、条例違反なわけですから、我々も厳しく取り締まり、一刻も早く条例違反を解消したいと思っているわけですが、建物に附属している看板というような、屋上の看板というような形になりますが、やっぱりこれには非常に大きな改善費用がかかるということで、また、その建物の耐震性だとか耐震補強だとかということを考えているというような業者もございますので、そういったときに同時にというような調整もかけてございます。いずれにいたしましても、現在で条例違反物件ございますので、事業者ともよく調整をして、是正指導を継続して続けてまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 何らかの是正をしていただいているというようなお話であったかと思いますが、私は、ある看板事業を営む業者からの市民相談で、次のような話を伺いました。「非常に交通量も多くて、目立つところに大きな看板が設置されている、ある場所で、無許可で堂々と設置されている看板がある。真面目に申請している人からは申請手数料を徴収して、無許可で堂々と看板を設置している業者からは手数料を取らない。真面目に看板の届け出をしている善良な業者に対する業者いじめだ」といった、苦言を言っておりました。さまざまにある看板業者の中には、条例の基準を超えていて、看板を設置し、幾ら指導しても聞き入れてくれないといった悪質な業者、先ほどは、少しは改善していただいているという話もございましたが、部分的なところだけで、全面的には従ってくれないとかというところもあるかと思います。
 そこで、お伺いいたします。条例には、そのような業者に対しては50万円以下の罰金を科すなどの罰則規定も示されておりますが、長年にわたり指導に従わないといった、割と悪質な業者に対しては、これまで、どのようなアプローチをされてきたのでしょうか?

◯河野雄介都市部長答弁 再度の質問にお答えいたします。
 長年の指導に従わない業者に対する市の対応という御質問だと思います。改善していただけない、指導に応じていただけない業者に対しましては、機会あるごとに訪問あるいは電話連絡等を行い、是正指導を続けてございます。さらに、現地調査、あるいはパトロールによって不適合となる屋外広告物が新たに判明した際にも、速やかに是正指導を行い、未申請物件に対して申請手続を促しております。神奈川県から移譲を受けて9年、本市の条例制定後3年というような中で、先ほど1次答弁の中で若干触れさせていただきましたとおり、平成24年の法制定、本市の区域が昭和33年ということで、60年近い県の指導の経過がございます。その中で、私どもが所管してから9年ですので、調査して、こういったものをぜひお願いしたいという説明をして、まだおおむね5年程度だというような中では、それ以前の50年というような、長きにわたってやってきたというような中で、なかなか事業者の、あるいは権利者の皆さんの思いを変えるということが難しい部分ございます。先ほども言いましたとおり、全く話に応じてくれない、関係ないというような方はいない中で、それぞれの事情の中でやれることをやっていただいているというような中では、今後も一つ一つ必要性を説いて、条例に適合した看板へ変更していただきたいと思っております。また、もう一つの視点といたしましては、台風などの災害時には、当然その看板が吹き飛んできたら非常に危ないわけですから、そういった市民の安全性に配慮して、パトロールを強化し、危険のある看板については本当に速やかにというような調整をしております。そのほかにも、公序良俗に反するというような中で、いわゆるピンクチラシ的なものですとか、闇金融的な張り紙に対しては速やかに、これはもう通報を受け次第、これは除去しております。そういった対応をしてございます。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 県の移譲から9年たっているわけですが、先ほどの市民相談に該当するものも、もともと県から移譲された当初からある看板だと思います。そういった意味では、なかなか言っても聞いてくれないというような実態もあるのかと思います。私は、今回、この市民相談を受けて、この質問に至ったわけですが、いろんなさまざまな調査をしていく中で感じたことは、この条例に基づいた計画的な管理体制が少し弱いような感想を抱いております。せめて長期間にわたって指導に従わない、悪質という言い方しますけれども、そういうような業者に対しては、それなりの対応があってしかるべきではないのかなと思います。この条例についての所管事務は、もともとまちづくり推進課だったのが、昨年、平成25年6月から建築指導課に引き継いだようですので、余り過去のことを言われて、建築指導課としては困ってしまう部分もあるのかと思いますが、市民からすれば、そういったことは関係ありませんので、今度はこれからどうあるべきかという視点で質問を進めていきたいと思います。
 この条例には、罰則規定は50万円以下の罰金とうたってあるものの、私は、これはハードルが、ある面で高過ぎて、実効性がないという点も一つの原因になっているのではないかと感じております。それに対して、私は、悪質な業者に対する実効性のある罰則規定なるものが必要ではないかと思います。何年も指導や勧告に従わない、特に悪質とみなされる業者に対しては、例えば、その違法に設置されている看板の上に張り紙をして、そこに、この看板の業者は本市の条例に違反し、再三の注意も従わない悪質な業者でありますなどといった表記をするなどの措置もしてもいいのではないかと感じます。これであれば、費用も余りかからず、一定の効果もあるのではないかと考えます。そのためには、現在の条例にそのような条文の記載が必要となりますが、考えてみる価値はあるかと思います。また、1つ、別の例として、宮城県仙台市においても、条例に対してなかなか行政指導に従ってもらえないという中で、また、処分の実績も少ないというような中で考えたことが、違反内容ごとに点数を設定して、一定の点数を超えた違反者への処分を制度化するという、違反者に点数制度というのを導入されようと、今、検討しているようです。これだと、一つの処分を行う一定の基準というのが明確になって、その基準を超えたものが、一つの悪質という見方をして、それで、措置としては営業停止や屋外広告業の取り消しというようなことを検討すると。また、無登録で広告を掲示している違反者への罰則も厳しくするということで、警告が一定回数以上となった場合は刑事告発することを明文化するという、そういう方針だということも、検討されているそうです。そういったことも一つの効果があるのではないかと思っております。そういったような具体的な実効性のある対策を考えてみたらどうかと考えますが、どうでしょうか?

◯河野雄介都市部長答弁 未申請者への対応という御質問でございます。この未申請者への対応につきましては、やはり全国共通の課題であり、各自治体で多様な取り組みがなされているものと思っております。今回も山下議員から警告シール、奈良県奈良市あるいは静岡県三島市の事例、先ほどお話をいただきました宮城県仙台市の点数制のような事例、いろいろな取り組みを全国でやっているものと思っております。宮城県仙台市につきましては、2008年から2010年に違反勧告1,700件を出して、556件しか改善がなされなかった。改善率で32%、逆に違反率で言うと68%というような、非常に悪質というような部分が多かったのかなと思っております。私ども秦野市で数字的に追ってみると、1,200件弱で二十数件ということで、2%程度という形になっております。そういった中で、点数制導入、あるいは業のというところまでは、私どもの本市の中では、そこまで悪質な業者はいないのかなと思っております。逆に、先ほどいただきました警告シール、こういったことは、静岡県三島市の例を見ましても、この広告物は、三島市屋外広告条例に違反していますというようなものをシールとして張っている。こういったことがあるということで、静岡県三島市に確認しましたところ、張った事例はないということでしたが、これがあるということでの抑止力、そういったことがやっぱりあるのだろうと思っております。そういった意味合いの中では、今回、山下議員がいろいろと貴重な御提案をいただいております、そういった提案についてしっかりと受けとめさせていただきまして、先進的に取り組んでいる自治体の事例などを参考にしながら、法の精神を生かした適正な運用となるよう、調査・研究、これからも続けてまいりたい、そのように考えております。
 以上でございます。

◯山下博己議員質問 条例に従っていただくためには、関係する市民にそれなりの努力をしていただいているわけですので、真面目に従っている市民が損をしているような思いを抱かせるようなことはあってはならないと思います。これからは、本市では新東名高速道路とか、それに伴うインターチェンジ、また、厚木秦野バイパス道路の建設などを考えると、今後、ますます本市の環境への大きな影響があるものと考えられます。また、ビジネスとしての利益追求から来るモラルの低下、また、違法な看板の設置や違法なビラの張り紙などが、今後、ますますふえていく傾向もあると考えられます。そうした意味からも、今後、新たな基準づくりやルールづくり、さらには実効性のある体制づくりがますます必要となってきていると思います。ごみや落書きなども、小さいうちに手を打つことが、より抑止効果が出ると言われております。そういう意味でも、今の芽の小さいうちに、しっかりとした体制をしいていくということが、後々の秦野市のよりよい景観を保つことにつながると思いますので、今後のさらなる体制づくりをお願いして、この質問を終わりにします。

 最後の質問の事業別予算についてでありますが、先ほどの財務部長の答弁で、事業別予算書を作成する必要性はあるというようなお話があったかと思います。私は、これからの時代、執行部や議会、そして市民の全ての人が、本市で使われている市民の税金の使い道がどのようになっているのかということを、事業別でわかりやすく示していくということは当然必要なことかと考えます。本市で作成している予算書については、現在はコンピューターでデータ管理されて、システムで金額などが正確に打ち出される仕組みとなっているようです。それに対して、現在の予算書や決算書に添付されている主な事業別の補足資料については、先ほども答弁にありましたように、手作業で作成されているという、手間をかけてつくっていられると伺っております。手作業ですと、どうしても間違いが生じて、後から訂正するといったケースも多くあるようです。人間は間違える動物と言われております。今後、もし約800事業の事業別予算書を作成することを考えた場合、手作業ではとても追いつかなくなることも考えられ、現在の予算書の作成のシステムにリンクした形で、事業別予算書についてもシステム化していくことも視野に入れて考える必要があると思いますが、この点について、本市ではどのような見解をお持ちか、お聞かせ願います。

 ◯諸星勝財務部長答弁 再度の御質問にお答えをいたします。
 現在、本市の予算編成システムは、御指摘がございましたように、転記作業が多いということなど課題があります。ですから、私としては新たなシステムの導入の必要性というのは感じているところでございます。しかし、直ちに新たなシステムを導入することはやはり難しいのかなとも考えております。少しお時間をいただきまして、他市の例なども研究しながら、できるところから進めさせていただきたい、このように考えております。
 以上です。

◯山下博己議員質問 それでは、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。
 私は、この4月に総務常任委員会の視察で福岡県の大野城市に行ってまいりました。視察内容は、市民参加型の事業別行政評価システムについてでありました。そこでは、公共サービス、DOCK事業を展開しており、D、誰でも、O、オープン、C、チェック、K、環境づくり、誰でもオープンにチェックできる環境づくりとして、事業別にフルコスト計算書を作成して、市民や専門家などから成る評価委員会による徹底した各事業の診断を実施して、次の予算につなげていくという作業を行っておりました。そこでは、1年間で100事業を対象として、この5年間で500事業の診断を実施して、全部で2億5,000万円の削減効果を出しておりました。これは、福岡県大野城市では3年間で全事業に対して2回りの評価を実施したことになるそうであります。この福岡県大野城市のような、誰でもオープンにチェックできる環境づくりという視点は、これからの時代、財政が厳しい中で非常に重要な点かと思います。本市にとりましても、事業別に少しでもわかりやすい資料を作成し、それをもとにしたさまざまな視点から、しっかりとした評価をしていくといった環境づくりはますます重要になってきているかと思います。今回の総務常任委員会での福岡県大野城市での視察には、先ほどから答弁をいただいている財務部長の諸星部長も同行していただきました。最後に、せっかくですから、その視察の感想と今後の豊富などを、あと11分ございますので、述べていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

◯諸星勝財務部長答弁 総務常任委員会の視察に同行した感想と今後の豊富というようなことでございます。山下議員から御紹介がありましたとおり、2泊3日の日程で、九州の3都市の視察に同行させていただきました。それぞれにテーマを持って視察をしたわけでございますが、先進的な取り組みに触れることができ、また、視察を終えた後の夕食時などにおいても、委員長を初め、委員の皆様とさまざまな意見交換、親睦を深められたこと、私にとっては大変有意義な視察とすることができたと思っております。大変お世話になり、この場をおかりして、お礼を申し上げます。ありがとうございました。
 こちらに帰ってきまして、早々に関係部署に情報提供をさせていただいたところでございますけれども、御案内にありました、2日目に視察しました福岡県大野城市は、人口10万人ほどの、福岡県福岡市に隣接する都市で、視察のテーマは統合型行政評価システム、こういうものでございます。本市においても行政評価に取り組んでおりますので、比較しながら大野城市の説明を受けておりましたけれども、この統合型といいますのは、コストの視点、民間活用の視点、業務改善の視点、新規事業チェック、この4つの視点から構成されています。多角的視点から評価して、効率的な行政経営を図ろうとするものでございますけれども、私の感想としては、対象事業数やアプローチの違いはございますけれども、本市の評価の視点と大きく異なる点はないのかなと感じたところでございます。しかし、評価の出発点、ベースが市民の満足度、ここから出発して行政評価が行われるということでございますので、ここは大いに参考になったところだなと思ってございます。また、委員の方から御質問がされました。それは、コストの中に初期投資費用や減価償却の考えが入っているのかと、こういうことでございます。これに対しましては、そこまでは入っていないというようなお答えでございましたけれども、これは、本市の評価においても同様でございます。課題はあると思いますけれども、今後、研究する必要性を感じたところでございます。
 私は、この4月に財務部長を命じられました。大変厳しい財政状況ではございますが、「入りをはかりて出るを制する」健全財政を常に念頭に、全力を尽くしてまいりたいと考えております。議会におかれましても、御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。ありがとうございました。

◯山下博己議員質問 ぜひ頑張っていただいて、わかりやすい財政運営、健全なる財政運営をこれからも進めていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上です。ありがとうございました。

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秦野たばこ祭りの交通安全・防犯パレードに、総務常任委員会委員長として参加して来ました。安心・安全の街を目指し頑張ります!

 
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今日、東中学校の運動会に参加して来ました。
一生懸命走り、また応援している姿はとても良かったです。

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今日は秦野市の防災訓練の日。下宿自治会の防災訓練に参加して来ました!
終了後、「防災行政無線が聞き取りにくいので何とかして欲しい。」との市民相談。市民の声をふまえた防災対策をしっかりと進めて行きます!

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昨日は横浜でIT研修会に参加して来ました。

1.空き家対策について

【質問】空き家問題に関しての本市への市民相談の件数が、毎年30件から40件あり、私のところへも相談が来て いるが、それに対 する対策が進んで いないと感じる。  その理由としては、 法律的な問題もあるが、この問題が多部署にまたがり、責任があいまいになる点である。それに対しては、課題を一元化し、より責任ある体制作りをすべきでは?

【政策部長答弁】平成26年度は、空き家の実態調査を実施する。そして、空き家に関する情報を一元管理して責任ある管理体制について検討する。

【提案】空き家の未然防止対策として、空いている優良物件の情報提供や、インターネットを利用しての紹介などを積極的に進めることも提案した。

 

 2. 避難行動要支援者対策について

【質問】災害が発生した場合、高齢者などの自力で避難できない人をどのようにして 避難させるかが 課題となる。  民生員などの 協力をえて避難支援体制を組む形となるが、これまでは個人情報保護法が障害となり、本人の同意がなければ、支援対象者がどこにいるかの名簿の提供ができなかった。  それが平成25年の法改正で、本人の同意がなくても災害が発生した場合に限り名簿の提供ができることとなった。  しかし、災害が発生してからではすでに遅く、あらかじめ支援計画を明確にできないところが課題として残る。

   それに対し、豊田市や 神戸市などの様に、名簿 の事前提供を可能にする 条例をつくり対応している 自治体がある。本市でも 同様の体制づくりをすべきでは?

【危機管理対策専任参事答弁】すでに条例化している自治体の運用状況や、課題等を調査し、支援体制を慎重に検討する。

 

  3.学校施設の長寿命化について

  【質問】 本市の学校施設が現在築40年から50年を経過しているが、事前の修繕を実施することで使用期間築60年を築80年まで延長が可能である。文科省も、改修費などに対し、手厚く補助する制度をつくり、積極的な活用を呼びかけている。  新たな建設費用の縮減や平準化の面から、本市でも長寿命化修繕を計画的に実施すべきでは?

【教育部長答弁】建て替えと比べて、使用期間をあと20年間延ばすことの費用対効果を考えて、長寿命化に向けてしっかりと研究していきたい。