バックナンバー: 2017年 8月 8日

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公明党会派のメンバーと昨日は、北九州市「自治体開設のこども食堂について」、今日は、曽於市「高齢者買い物無料送迎サービスについて」研修を受けて参りました。
北九州市の自治体開設のこども食堂は、ひとり親家庭の子どもの孤食を防止する目的で設立されました。それが保護者の帰宅が遅くなる家庭の小中学生まで対象者を拡げ、孤食を防止するとともに、学習支援や、基本的な生活習慣の学習や生活指導までみてもらっています。現在、5箇所でNPOなどが立ち上げて行っていますが、指導など行政がしっかり絡んでいる為、保護者からの安心にも繋がっています。8月にはさらに2件が立ち上がる準備をしているとの事でした。岡崎市でもこのような取り組みが出来るよう訴えていきます。
曽於市の高齢者買い物無料送迎サービスは、曽於市が直面している人口減少が他の自治体より10年先をいっているとの認識のもと、曽於市社会福祉協議会が中心となり、曽於警察署とも連携し、社会福祉法人白鳥会がバスを提供し、高齢者を地区内のスーパーに連れて行き買い物後、自治会ごとに送り届けるという無料サービスをモデル地区ではじめました。運転免許証返納後の買い物問題を少しでも解決するための買い物支援サービスです。
利用者の声として、80歳を超えて車の運転をしているが、次の免許の更新をどうしようかと迷っているが、このような支援があれば免許返納も考えたい。また、出かける機会が増えた。地域の方の中に協力者が増えてきたなど、効果が出てきています。岡崎市においても、中山間地域での買い物困難者対策に活用出来ると思いました。このような支援が出来るよう働きかけていきます。