衆議院会館で鎌田實 先生の講演会へ出席しました。
東京地方は、午前中から雪がパラつき、国会議事堂も雪の中でした。
鎌田實は、東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県・諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、潰れかけていた病院を再生させた。「健康づくり運動」「住民とともに作る医療」を実践し、脳卒中死亡率の高かった長野県はいまや長寿日本一、医療費も安い地域となった。
チェルノブイリ原発事故があったベラルーシ共和国の放射能汚染地帯へ97回の医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援。また、イラク支援を開始し、イラクの4つの小児病院へ薬を送り、難民キャンプでの診察を実施した
3.11以降は、東日本の被災地支援に力を注いでいる。(鎌田先生のブログより)
講演では、様々な話をされましたが、交感神経は、緊張し血管を収縮する。これが常にあると脳梗塞・心筋梗塞へとつながる。副交感神経の時間を取ることが必要との話は、興味深かったです。
また、長野県で健康で高齢化となると医療費がかからなくなり、保険料も安くなる。逆にアメリカは自由診療を行い日本の2.6倍の医療費がかかるが、長寿ではない。
長生きには、腸を良くする。繊維質・発酵ものを食べることが重要との事でした。
そして、イスラエルとパレスチナの戦争で、イスラエルの軍隊に打たれたパレスチナの少年を父親が、イスラエルの方が病院が近代的との事から助けて欲しいとイスラエルの病院に連れて行くが、少年は脳死の状態。しかし心臓は生きている。この心臓を移植させて欲しいといわれ、父親は承諾し、パレスチナの少年の心臓が、イスラエルの少女に移植される。
鎌田先生が、何とか心臓を提供した父親に会いたいと探し、お会いする。
イスラエル軍に打たれた敵の子どもに心臓を提供するのはなぜと尋ねると父親は人間として当たり前の行為だという。
そして、心臓提供を受けた少女と再会する。
パレスチナの父親に周りは復讐をというが父はやらない。
本当に人間らしさを失わずに生きていける事がそこにある。
絶望を希望に変えるヒントがあると言われる。誰かのために生きると生きる力が湧いてくると。
また、東日本大震災で石巻に行かれたり、福島の30キロゾーンに最初に入って行って支援されたことなど感動的な話で、あっという間に終わりました。素晴らしい講演で、もっともっと鎌田先生の事を知りたい、学びたい、著書も読んでいきたいと思いました。
最初に高木美千代衆院議員が挨拶され、井上幹事長来られ、最後には太田大臣も駆けつけて来れ、ご挨拶をさせていただきました。


