
三次市には19の行政区があり、その一つ青河町は現在、人口500人(70歳以上は150人)。
かつては、青河小学校は最盛期には120人の児童がいましたが、子どもも減りこのままでは廃校になり、地域も寂れてしまう。
そこで、若い方に住まいを提供し、若い方に来てもらおうとの取り組みが始まった。
9名の方が出資金を出し合い、有限会社を設立。
青河町内にある空家を寄贈していただき、出資者の中には建築関係の方もいて、その方の指導の下、自分たちでリフォーム。つまり出資者が作業者でもある。
また、材料費だけで新築の住宅も作った。
入居の条件は、小学校以下の子どもがいる家庭、必ず青河小学校へ通学。地域行事へは積極的に参加することなどで、中古住宅は2~3万円。新築(5DK)でも5万円内。
この成果で10家族38人の方が賃貸として住み、そのその後マイフォームを新築されたり、最初からこの地で暮らすとブルーリバーの新築の家に入ってこられた方もいる。
現在、若い14家族60人の方が増えた。小学校も25人の子どもが通っているが、このブルリバーで入ってきた子どもは14人。
人が来るポイントは家賃。利益が出ても出資者の配当金はなく、その分賃貸の家賃を下げる方に回しているとの事だった。
三次市の中心部まで車で10分~15分、自然豊かでほたる祭りも行われ、広島市の幼稚園なども芋ほりに来るなど交流を行っている。のどかで良い町だと思いました。
課題は10年後、今の小学生が卒業するころどうするかだと言われていました。
出資者の中に、建築関係の方がいたのもこの事業を始めるのにあたり大きなポイントだったと思います。
現在高台を造成して果樹園を作ろうと行っているそうです。自分たちの町をどうにかしようとの真剣な想いから知恵を出し行動をし、この成果につながったものと思いました。この想いを感じた視察でした。
