元東京都副知事で、明治大学大学院教授の 青山佾(やすし)先生をお迎えして、公明党政策局の政策研修会が行われました。
青山先生は、2000年の三宅島噴火の時には全島避難や復旧で陣頭指揮を執られ、現在明治大大学院教授で、いろいろな所で講演も行われています。
東日本大震災は、阪神淡路大震災と違い被害の実態からは、9割の方が水死した東日本大津波と言える。
これだけ広範囲の災害復興は、集落ごとに被害の程度も違うし、主力産業や気候、風土、歴史がそれぞれ違うので、国など上からメニューを押し付けるのではなく、地域主体の復興であるべき。
地域のコミュニティをどのようにするか、集落ごとに復興プランを議論すべきだ。そして住民が決めたことを進め、きめ細かい復興計画の構築が必要と言われていました。
後藤新平が内務大臣として関東大震災後、帝都復興計画に腕を振るった後藤の功績を紹介しています。
その一つに横浜市の山下公園があり、海のそばは漁港など海産業が主であるが、そこに当時の横浜市長とともに日本初の海の公園を作ったエピソードも紹介いただきました。
災害対策基本法は、災害は日本のどこでも起こる。地質学上予想がつかない。
対策はやるが完璧は不可能。だから避難を基本とした法律となっている。
また電気の発送電分離で自由化の議論がされているが、安定供給・価格安定・供給義務についての議論はされていない。ロンドンなどでは、週のうち5回電気が止まるが、このような安定供給など議論されないまま自由化の話となっているなどのお話もいただきました。
あっという間の1時間の講演でした。
避難・復興に指揮をとられてこられた経験からのお話、もっといろいろお聞きしたいと思いました。


