福岡市のインキュベート事業(創業者向けオフィス・事務所)について視察をしました。
創業予定または創業5年未満の創業者に低廉な賃料で事務所を提供し、併せて専門家による経営指導・相談・助言などを行うことで円滑な自立化を支援する事業です。
簡易なパーティションで区切った事務所スペース(18~25㎡程度)は月額1,200円/㎡で、入居期限は3年間です。
インキュベートプラザ博多が16区画、インキュベートプラザ百道浜が12区画。
また大学や福岡商工会議所等とともに、産学官の連携により設置・運営しているインキュベート施設「福岡ビジネス創造センター」も同様で、こちらは全部個室で16区画、使用料は同じです。また共同研究で利用の場合は、入居期限は5年間となっています。
その他、民間のビルで指定施設の賃貸もあり、月額賃料の1/2以内で3万円を上限で3年間補助をする創業応援型賃貸施設もあります。
この事業で卒業した事業者は128社あり、現存する企業は83社との事です。入居者が卒業後も確実に実績を挙げるため、経営ノウハウを側面支援を強化することが必要とのことでした。
そして創業者応援団としてステップアップ事業があり、創業10未満の中小企業者を対象にビジネスプランを評価し最優秀賞2件には補助金100万円と専門家派遣による創業者サポートする事業です。書類審査とプレゼンテーションを行いますが、プレゼンテーションやその後の交流会で新しいビジネスを展開する企業どうしのネットワークづくりや情報交換の場にもなっているそうです。
九州最大のまちとしてのビジネス、またアジアへ近いのでアジアビジネスとして、創業者を生み出そう、サポートしていこう、育てていこうという体制が強く感じられ、これが新しい産業の振興を推進し地域経済の発展につながっていると思います。
財団法人とせず、商工会議所の中に市が入り、直接経営支援を行っているのも特徴的でした。
ご多忙の中、対応していただいた経済振興局 創業・経営支援課の課長・係長様には感謝申し上げます。



