【行政視察】避難所の間仕切りパーテーション
令和元年度一般会計決算の認定について【賛成討論】
10月2日(金)飯能市議会9月定例会は最終日を迎え、条例改正等を含む11の議案と一般会計等各決算認定11件、議員提出議案1件すべてを可決、閉会となりました。私が行った令和元年度一般会計決算認定(認定1号)の賛成討論の全文を掲載します。
認定第1号 令和元年度飯能市一般会計歳入歳出決算の認定について
公明党の栗原義幸でございます。
議長のお許しを頂きましたので、認定第1号、令和元年度飯能市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論を行います。
「変わることが無ければ、成長することもない」これは、マイクロソフト社の創業者、ビルゲイツ氏の言葉であります。
令和元年度飯能市一般会計予算は、令和という新たな時代の幕開けに際して、発展都市への飛躍と挑戦、変革への強固な意志と明確なビジョンをもって編成されたものでありました。そして、このたびの令和元年度決算は、飯能市がこうした時代の変化を先取りし、恐れず果敢に挑戦することで勝ち得た、大きな成果であると考えます。
賛成の論点を申し上げます。
まず、財政指標から見た行財政運営の健全性であります。財政構造の健全性を示す、経常収支比率については、前年度より0.1ポイント改善の93.8%となりました。近隣11市の平均値よりも低い数値となっております。
財政健全化判断比率は、実質公債費率が前年度と同じ3.1%。将来負担比率は前年度比より0.2ポイント改善の35.4%となり、いずれも早期健全化基準を大きく下回り、公債費負担比率、基礎的財政収支においても、財政の健全性が認められるものであります。
一方では、単年度収支はマイナスとなっておりますが、これは単に黒字になればよい、というものでは無く、2年から3年おきのマイナスは財政として健全であり、一般的である旨、担当所管から答弁もあったところです。
以上のことから、令和元年度の財政運営は健全かつ適切であったと判断し、引き続きこれらの指標に留意し、これからも健全かつ適正な財政の運営・執行を求めるものであります。
次に、特筆すべきは、積極的に財源確保の努力がなされていることです。監査委員の審査意見書にも記載がありますが、具体的には、地方創生交付金をはじめとした国庫支出金の獲得や市税収納率の継続的な上昇、ふるさと納税の額も過去最高額となったことなど、大いに評価すべきと考えます。
歳出では、総合振興計画のシンボルプロジェクト、行政改革プロジェクトに基づき、本市の地方創生をけん引し、後押しするための確実な事業展開がなされております。
昨年12月開始の住民票等のコンビニ交付サービスは、その利便性の他、マイナンバーカードの普及促進に寄与し、現在に至っては交付率も20%を超えたと、聞いております。
ウィズコロナによる「ニューノーマル社会」の構築と推進へ、また行政のデジタル化の推進に向けては、マイナンバーカードの更なる普及と利活用の促進は、第一義であります。大いに期待するところであります。
また、令和元年度には、世界最先端の教育に挑む、本市初の小中一貫校として奥武蔵創造学園が開校いたしました。国の構想に先駆ける形で、質の高い教育のためのツールとして一人一台のLTE回線によるタブレット端末を導入されたことは、注目に値します。
本年9月には、奥武蔵創造学園での活用実績を基に、全市の小・中学校において、同様のタブレット端末の導入・活用が始まりました。奥武蔵創造学園における元年度の取り組みのおおきな効果であると考えます。
次に、今年度、名栗地域には新たな交流拠点として「ノーラ名栗」が整備され、その一部が先般8月にオープンいたしました。ノーラ名栗は元年度に国の認定を受けて地方創生拠点整備交付金などを活用したものであります。現在、グランドオープンに向けて、グランピングエリア等整備中でありますが、観光振興にとどまらず、農業・林業・教育の分野などの政策連携による名栗地域の創生へ、また本市の活性化へ、核となるものと期待しております。
また、今年度、待機児童がゼロになりましたが、こちらも元年度に実施した取り組みが効を奏したものでありま す。10月からは幼児教育・保育の無償化も始まりました。本市における全世代型社会保障の進展に大きく寄与するものであります。
自然災害においても、多くの避難者と被害が生じた台風19号の発災時などには、災害・復旧対策へ予備費が投入され、適時適正な補正予算の編成・執行等、可及的速やかな対応がなされたことは「住んで良かった、住みたいまち、飯能」につながるものと評価いたします。
最後に、阿須山中の公共用地の関係でありますが、土地の取得については公社の経営健全化計画に基づき適正に処理されております。長年の懸案であった有効活用事業においては、これまでの市の説明において、全く不足はなく、本市の地方創生と青少年の健全育成に資するものであることに相違ありません。同時に、本事業に対し、これまで展開されている批判、つまりエビデンスを軽視し、憶測や、推測によって、繰り返される情緒的・抽象的な指摘や非難には、全くもって、あたらないものと、申し上げる。
本市の発展をいたずらに阻害し、市民と市民、市民と行政を分断する、反対ありきの議論は、きっぱりと「やめにしていただきたい」と申し上げたい。変わらないものに成長は無いのであります。誠に遺憾であります。
結びになりますが、令和元年度の決算が、本市の地方創生、「市民ひとりの漏れのない幸せ」そしてそれらを実現する、令和3年度の予算編成へとつながりますことを大きく、ご期待申し上げ、私の賛成討論を終わります。有難うございました。

