東京都市議会議員研修会が、府中の森芸術劇場にて開催されました。
講師の方は、オリンピックメダリストの山本博氏で「オリンピックを目指して得られたもの~五輪メダリストからのメッセージ」との講演が行われました。
山本氏はこれまでオリンピックを11回挑戦。「まだ、オリンピック目指しているの?」と聞かれるが「まだ、勝てる」という勝算があるから出ると。
また、ご自身もアスリートを目指す多くの子どもたちを指導される中で『自分の為より、誰かの為に戦う人 』『自分がもういいと思ってから、もう一度頑張る習慣が大切』と語っておられ、
もういいと思ってから更に1歩の努力が、何事にも大きく人生を変えるのだと実感しました。
長い期間、オリンピックを目指し地道に勝つための血の滲むような努力をされてきたからこその言葉は重みと力強さがありました。
以前市民パトロールの活動中、公園じゅうに生い茂っていた草刈りの要望を出していたところ、先日終わっていて、スッキリ。良かったです。
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10月7日午前中は、経済委員会6名で市内にある日野自動車(株)さんでお話を伺い、その後、工場の中を見学させて頂きました。日野自動車さんは本社は日野市にあり、羽村工場、群馬県の新田工場、茨城県古河工場の3カ所に工場があります。
その中でも、東京で唯一の自動車工場である羽村市の工場には、東京や近隣の小学校(五年生)など約150校、1万1千人の見学、一般見学も千葉や埼玉などの県や海外からも見学に見えているということでした。昭和39年から稼働し、既に50年を過ぎた建物も。
初めに見学させて頂いた溶接の工場では、すべてはロボットの作業で人は一人もおられません。凄い火花が遠くまで飛んでおり、見学が可能なように透明の版でしっかりと囲いがあるので、安心して見学出来ました。
2番目に組み立てラインを見学。ここではすべて人の作業で部品からミラー、ドア、ガラスの設置まで1人の人が同じ工程を担当し、ゆっくり流れて来る車に一瞬で次々に部品を設置されていきます。1分1秒を争うように設置されていく人の手の早いこと。車のガラスをはめ込まれる作業は二人掛かりで1秒で。
仕事の緊張感が伝わってきました。若い人だからこそできる作業で、とても中高年ではついていけない世界です。父もある自動車会社に九州から東京に出てきて40代から勤務しておりましたが、この作業を拝見し、父の苦労を垣間見た思いがしました。
3番目に検査のラインを見学。全員技能を持った検査員で検査。部品を乗せたロボットの台車が工場内道路を走る際に昔流行った歌の音楽が流れていて、作業されている皆さんの緊張を少しほぐしてくれるのではと感じました。
羽村市に来て初めての工場見学に、学ぶことが沢山ありました。当日は私たち以外にも小学校の見学が入っている大変お忙しいなかで、経済委員会の視察を受け入れて下さった会社の皆様に感謝しております。
また、市内で様々なボランティア活動や桜まつり、産業祭への参加、市の財政にも大きな影響のある日野自動車さんの様々なご貢献、ご協力ありがとうございます。
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午後から、西多摩議員研修会へ参加を。詳しくは次回。
視察3日目は、御舟町の特別養護老人ホーム「グリーンヒルみふね」さんを訪問。
以前、羽村市の特別養護老人ホーム神明園さんで知り合った施設長の吉本氏とNPO法人の寺西理事長さんとは、
公明党総支部で行なったセミナーや介護施設の災害想定ゲームでも大変お世話になりました。
熊本地震で実際に体験されたことを元に作られた災害想定ゲーム「KIZUKI」は、リアリティがあって当時多くの施設の皆さまが参加して下さり、有意義な学習の場となりました。
今回は、吉本施設長さんより、「災害から学ぶ社会福祉施設の災害対応力向上計画」について、具体的に施設として災害時の状況と今日まで改善されて来られた防災対策、今後の計画についてお話を伺いました。
施設長さんの、入所者や介護士さんなどの従業員さん1人1人を大切に思われる行動、守るための具体的対策には、心より感動しました。
その取り組みは現在でも日々前進していることを実感しました。特に災害時の情報の見える化、LINE、紙ベース等は参考になりました。
終了後に、実際の防災備蓄品の管理の様子や、施設全体を見学させて頂きました。
全国の介護施設の模範となると同時に、自治体や町内会での取り組みにも大変参考になる先進的取り組みが、今後広がっていくことを願っております。
ここで学ばせて頂いたことを今後に活かしてまいります。
10月8日〜10日まで、大牟田市(福岡県)、熊本市等を会派の視察で伺いました。
台風が接近している中でしたが、お天気に恵まれました。
初日は、大牟田市役所に伺い、移住・定住促進についてお話しを伺いました。担当職員は女性2名で、移住定住サポート会議のメンバーも経営者、農業者、起業家等の女性12名で期限は令和2年3月まで。
移住定住の相談体制の充実など徹底した女性の視点を大切に、大牟田市の魅力の発信で、イメージ向上を図られています。
羽村市でも東京の大都市圏に人が集中するなかで、羽村市に人をどう呼び込んで行くのか、という課題があります。
同様に、熊本市という近くの大都市圏に人が集中するなかで、どう人を移住や定住を進めて行くのかという様々な取り組みは、高齢化率35%(羽村市25%)という深刻な状況だからこその取り組みに学ばせて頂きました。
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その後、動物愛護の観点からの園運営について、市観光おもてなし課の皆様よりお話しを伺い、大牟田市動物園を実際に拝見させて頂きました。
動物福祉を全面に打ち出された大牟田市動物園は、「お金をかけなくても出来ますよ」と動物福祉の対策で、目が醒めるような思索やヒントを沢山拝見させて頂きました。
1つは、檻が無い見せ方。周りをお掘りにして水を入れたり、リス猿、カバのゾーンなど檻がないことで、動物も人間もストレスフリーを感じました。
2つ目は、ドアツードアで、リス猿や怠けもの、鳥類は、ドアをつけて網を高く張ることで、広い空間を確保。その網の中を人間が歩くことで、動物と人間が身近に触れ合えるのです。中の通路は人間が通り、動物の逃げ場も通路の脇にキチンと確保されていました。
3っ目は、狭いオリは、空間や地下を活用。
様々な配慮から、動物達が生き生きとしているように感じました。
4つ目は、ライオンやゴリラなどの猛獣は、当然檻の中なのですが、市内の木を切った丸太や、消防車のいらなくなった古い消防ホースなどで、毎日遊びに変化をつけ、餌も簡単にとれないように工夫したり、動物の立場に立った退屈しないような檻づくりに驚きました。
人間も全く同じ環境で、狭い中に閉じ込められ変化がなかったら、ストレスが溜まります。
なかには、裏に隠れている動物もいて、動物の自主性を尊重されていました。
こうやって、動物が元気であれば、見る側も元気になり、徹底した動物愛護、動物福祉の精神が溢れていました。質の高い動物園を拝見し、改めて、市動物公園を考えると、檻の中にいる普通の動物たちがちょっと可哀想に思えてきました。
本日は、公明党東京都本部主催の、夏季議員研修会が行われました。
主な講演が二つ、その一つが、未来のあるべき社会像「プラチナ社会」の実現を目指して…
講師 :三菱総研研究所 小宮山宏理事長氏
プラチナ社会とは、エコロジーで、資源の心配がなく、高齢者も参加でき、地域で人が育ち、雇用のある、快適なまちづくりを進める国民的運動が「プラチナ構想ネットワーク」とのこと。
3日目の7日は旭川市役所へ。
移住・定住促進について、企業誘致についてお話しを伺いました。
定住促進のお話をして下さった地域振興課の課長さんが、実は平成28年に旭川市役所の地域創生のための採用枠で、それまで東京や関東圏にお住まいだった方が、転職して奥様のご実家である旭川に移住されたお一人であったことに、まず驚きました。
旭川の魅力を存分に発信、長期に渡る充実した相談支援、試しに住んで見られるログハウスの設置など。住まいや仕事、子育て等決め細やかな支援策は大変勉強になりました。
旭川の地震などの自然災害が今後起こる確率は非常に少ないこと。空港まで近い利便性の良さ、家の中は東京より暖かい、移住者の交流会など、手厚い支援策に驚き、お話を伺っているうちに「私も1度住んでみたいな〜」とちょっと心が動きました。
定住促進も、企業誘致も、凄い努力をされていることが伝わり、敬意を表します。
今後の市の施策に活かしてまいります。
お世話になりました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
2日目の6日は、名寄市のきたすばる天文台(なよろ市立天文台)へ。
当初木原秀雄氏より私設天文台の寄贈からスタートし、老朽化と共に市民より新天文台の要望があったとのこと。
望遠鏡の設置を考えていた北海道大学との連携によって、1.6メートル口経のピリカ望遠鏡が設置されています。
羽村市の自然休暇村と同じ50㎝口径も設置されており、羽村市の中央児童館に設置されているプラネタリウムがありますが、名寄市でも、図書館にあったプラネタリウムを、きたすばる天文台に移設されて1ヶ所にまとめられ、誰もが利用出来るように。
そこで大学や天文台職員などと共同研究し、世界レベルの論文発表や市民向け講演など行われていました。様々な活用や取り組みを学ばせて頂きました。
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稚内市から南下して、名寄市に行く途中で、高レベル放射能廃棄物(使用済燃料)の処理の実験場、幌延深地層研究センター(地下350メートルより地下の岩盤に埋める地層処分の実験場)を通りました。何十万年も使用済燃料を保存できるという。
同じような実験場が日本では秋田にもあるそうですが、あくまでも実験場であり、様々な方法で、放射能廃棄物を無害化できる技術の開発を、早急に進める必要性に、日本は迫られていると思います。
8月5日より行政視察へ。
初日は稚内市役所にて、議会改革についての行動指針について、稚内市議会の議会ICT化について、稚内市中小企業振興基本条例について視察させて頂きました。
議会基本条例ではなく、行動指針にされた理由は、市民との連携(2校の高校との意見交換など)議員間の連携(行動指針の達成度の事業評価など)行政との連携(対等な立場で議論、最新の技術など活用方法の検討など)をより具体的行動に繋がる指針とするためとのこと。
お話を伺い、議会改革が実質的に前進されていることを実感しました。
平成25年4月から市議会公式SNSの開設、平成26年9月から本会議のインターネット中継、平成29年12月からタブレット端末の導入でペーパレス化を実現されています。あらゆる角度から議会の見える化に取り組まれていました。
議会の度に増える書類の山。中々進まない羽村市のペーパレス化ですが、今後引き続き議会改革に取り組んで行くことが決まっており、議論を深めて行きたいと思います。
また、稚内市中小企業振興策として基本条例を設置された事で進んだ地域経済の活性化について、中小企業の説明会を1日でも行うことでの中学生の意識の変化など、学校との連携は大いに参考になりました。
本日は、姶良市の広報広聴特別委員会の皆さま6名で、羽村市の議会広報誌について視察に見えました。
鹿児島県姶良市には以前会派で平和学習の拡大への取り組みを学ばせて頂いた際、同じ会派の竹下議員に大変お世話になりました。
羽村市広報委員会のメンバーで受け入れさせて頂きました。
姶良市議会では、議会報作成の全ての工程を議員で議論されながら、5、6回集まり手作りで作られておられました。因みに羽村市は、全員でのチェックは、ほぼ2回の委員会のチェックで完了としています。
これは、ソフトを利用していること、事務局の力が大きいと思います。
文字数は、羽村市の半分くらいで、写真が大きく掲載。羽村市に対しても議員の質問タイトルの長さ、議会コマーシャルに市内の観光スポットを入れるなどご意見も頂き、貴重な情報交換の場となりました❗️
姶良市には、樹齢1500年の大木があり、中に八畳ほどの空洞が未だに生きているその生命力に圧倒されたことを思い出しました。
羽村市は市バスもあり、交通の便利さを褒めて頂きました。遠い所、ありがとうございました
未来の教育に、時間差はあるものの、必ず入って来るであろう「教育現場へのICT活用について」
iPadを活用した学習を、一足先に小学校3年生全員を対象に貸与の形で実施されている、
お隣の福生市を総務委員会で訪問し、学ばせて頂きました。
導入されている「やるkey」の費用について、家庭学習への効果について、生徒の取り組み、先生の負担の軽減になるか、今後の方向性についてなど活発な質疑が交わされました。
実際にiPadを触らせて頂き、文章問題を数式にして、答えを出すと「大変良く出来ました!」の花マルが画面全体に。
何度でも挑戦でき、やる気に繋がることを実感しました!
全体像が見えて、勉強になりました。
お世話になりました皆様、大変ありがとうございました。