さて、時間を見つけては読書をしています。約40分で読み終えた『脳科学からみた「祈り」』。
脳科学者 中野信子著
脳内の動きをリアルタイムで観察出来る画期的新技術の登場で、脳に与える祈りの影響について、納得でした(^.^)
初版は随分前の本ですが、「その人の幸せを祈れる相手が増えれば増えるほど、私たちの自己の範囲は拡大され、その分だけ脳が幸福を感じる機会も多くなる」利他の精神ですね。それを脳科学の最先端が指し示していることは興味深いです。
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目に見えないことは信じられない方も多いことでしょう。しかし、この世で起こっていることで、まだ解明されていないことの方が多いというのもまた事実です。
謎に包まれた素粒子の世界。見えない世界が最先端の脳科学で明らかになって来て、「常識」は科学の発達とともにどんどん覆されています。今まで信じられなかったことが、常識になることもあるのでしょう。
脳の仕組みをきちんと捉えた上での結論として、「逆境はあった方が良い。逆境の多い人生は、むしろ最高に幸せな人生になり得る」とのこと。私自身も沢山体験をして来たところです。最大のピンチは最大のチャンスであるということを。