羽村市の12月議会の補正予算で、100%国の予算で行われる事業として、
保育士さんの処遇改善に対する補助(保育従事職員処遇改善事業)が図られ、
上乗せの補正予算が計上されました。質問を通じ分かったこと。
認可保育園‥‥保育士1人 8,000円(月額)
認証保育所、認定こども園、定期利用、家庭福祉員‥‥保育士1人 9,000円(月額)
これは、あくまで国の算定基準で予算がおりてきますが、決定は事業所ごと
となっておりますので、多少の違いはあるかもしれません。
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保育士不足が今深刻なのですが、その待遇が良くないこともあり免許を持っていても、なかなかなり手が少ない現状です。
ワーク•ライフ•バランスを進める上でも、保育士さんの確保はもっとも重要な問題です。
待機児童0を発表された横浜市ですが、発表されたとたんに他の市や自治体から引っ越しされて来られたり、
女性の再雇用が推進され、あっという間に待機児童が今年0から231名を超えたと報道されていました。(「潜在的な待機児童」3,551人)
民間のあらゆる場所を活用して、保育所を設置されていますが、すぐに一杯になり、保育士さんも足りない現状とのこと。
いかに、少子化であっても保育に対するニーズが高いかが分かります。
• 今、若い世代は男性の給与が低いため、1人で生計を担うのは
難しくなってきていること。(非正規雇用が増えている)
• 女性が仕事のキャリアを活かしたい、続けたいと思っていること。
• 核家族化が進み、子育てに加重な負担がかかり、見てくれる人が他にいない。
など、保育の需要が減らない理由があります。
男性も女性も、育児と仕事と両立して関われるような対策を進める
「子ども子育て新システム」では、
幼稚園から「総合こども園」への移行により、保育も補強され
「すべての子どもの健やかな育ちの実現」を目指しており、
少子化であっても、保育の需要も益々増えていくことでしょう。
さて、冬至で、今日はゆずを里芋の煮物や、お風呂用など
「ゆずの香り」を満喫しました。