今日は公立中学校の入学式でした。新たな船出に心からエールを贈りたいと思います。羽村第三中学校に出席させていただき、共感する挨拶をお聞きしました。
来賓挨拶された小学校長のお話に、本年の高校野球での選手宣誓がでてきました。私も大変感動しました。彼の言葉に、多くの日本人が勇気づけられ、励まされたことでしょう。内容は以下の通りだったと思います。
「いま東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。被災地では全ての方々が一丸となり仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えられると信じております。私たちにいまできること、それはこの大会を精一杯、元気を出して戦うことです。“がんばろう!日本”。生かされている命に感謝し、全身全霊、正々堂々とプレーすることを誓います」
被災地では、中学生のボランティアが活躍しています。親が行方不明でも、今の自分にできること精一杯やっている姿がテレビに映し出されていました。人はどんなに辛い状況であっても、他者を支えることで生かされていきます。
支えあう社会を築くため中学生が先頭に戦っています。その姿にどれだけの大人が勇気づけられていることでしょう。
一昨年でしょうか、羽村市で中学生の防災ボランティアの実施を提案し、昨年の防災の日より実施されました。避難所での誘導やパーテーションの作成など取り組んでおりました。
今日の入学式でも立派に新入生が決意を述べられておりました。その雄姿に頼もしく思い、新たな船出が、実りある中学校生活となるよう願わずにはおれませんでした。
今日、羽村市内で7つある小学校でそれぞれ入学式がおこなわれました。校舎から見える桜は三分咲き。初々しい新入生たちを迎えていました。
私は武蔵野小学校に参加させていただきました。武蔵野小学校は、今年度より羽村市初となる、隣接する羽村第三中学校との小中一貫教育がいよいよ本格的に始まる学校です。
入学されたすべての児童が希望に満ちた学校生活がおくれるよう、全力で支援してまいりたい。
小1プロブレムという言葉があります。幼稚園や保育園は、「遊び」を通して自然体で様々なことを学んでいきます。これに対し小学校では教科の学習が中心に学んでいきます。児童はこの切り替えに戸惑い小学校になじめず、クラス授業が成り立たなくなることがあります。またベテラン教員ほどおこる確率が高いことも報告されています。
私はこれまで幼・保・小の連携強化を訴え、具体的施策を提言してきました。議員になってすぐに、幼保小の連携のための懇談会の開催を提案し、羽村市はこの懇談会を立ち上げました。現在も継続されております。さらに内容の濃い、実りあるものと発展してもらいたいと願っています。
羽村市の幼稚園はすべて私立幼稚園です。幼稚園は、行政との関係も市というよりは都との関係が深いと聞いています。それゆえか市の教育行政として幼児教育にたいする認識が薄いよう思われます。また保育園のことももっとよく知るべきでしょう。小1プロブレムの問題解決は教育行政の意識改革が必要と考えています。
他にもいくつか提案させていただいております。まだまだ志半ばですが、今後とも強い関心をもってこの問題に取り組んでいく決意です。
特別支援教育が開始されて7年が経過しました。東京都においては、平成16年に第一次実施計画がスタートして以来、昨年11月には第三次実施計画が策定されました。ここでは長期計画と実施計画の見直しをおこない、平成28年までの計画延長を決めました。
障害の有無にかかわらず、誰もが相互に人格と個性を尊重し支えあう共生社会(ノーマライゼーション社会)の実現を目指すとして出発したのが、特別支援教育です。私が議員として活動を始めたころ、心身障害教育(国では特殊教育)から特別支援教育への移行時期でした。
羽村市では特別支援教育が開始される際、固定学級がなくなるなどと、ありもしない風評をばらまいた人たちがいました。当時、保護者の皆さんからたくさんの相談をいただきました。そしてその不安を払しょくすべく、都庁に赴き、羽村市議会でも市の姿勢を質し、一部の悪質なデマを流す勢力に対し、今後のあり方を明確にしていきました。
このことがきっかけとなり、特別支援教育、発達障害支援について取り組みを始めました。教育カウンセラーとしての経験も少なからず役にたったのではないでしょうか。この8年、保護者の皆さんとの意見交換、学習会等の参加や多くの先進地も視察させていただき、議会の中で一歩づつではありますが前進させてまいりました。
いまだに特別支援教育は、ノーマライゼーションという高い頂きを目指ている登攀途中だと思います。今後さらに前進をと思っていたところ、銀の鈴社より一冊の本が出版されました。点頭てんかんという障害をかかえた娘さんと共に歩んだ25年を手記にまとめた書物です。題名は、『お月さん、とんでるね~点頭てんかんの娘と共に生きて』です。
一昨日、著者の夏野いづみさんからこの本を頂戴しました。当事者が客観性を持って伝えることは決して簡単なこどではなかったと推察します。しかし、この書物は一人の母親の視点で、温かくも適切な指摘がちりばめられた内容となっています。多くの教育・学校関係者をはじめ、保護者の皆さまにも是非読んでいただきたい一書だと思います。
今日の午後、議会前の打ち合わせの後、生涯学習センターを訪れ、教育研究発表会を参観しました。羽村市では平成17年度より、公立の小・中学校の教師による教育研究発表会が実施され、今年で6回目となります。これまで時間の許す限り毎年、拝見させていただいております。
小学校では来年度から、中学校では平成24年度から新学習指導要領が完全実施されます。また羽村市では小中一貫教育が推進されています。教育環境が変わる節目となる今年の取り組みは特に重要と考えます。
これまで小中一貫教育を実施している学校を数多く視察してきました。そこでの最大の課題は教師の意識改革でした。中学校の教師は、ご自身が思っている以上に小学校のことをよく解っていません。逆もまた同じです。
視察で印象的だったのは、広島県にある国立三原学園でした。ここは同じ敷地に幼稚園・小学校・中学校があり、幼・小・中の一貫教育をしておりました。検討を始めたころ、同じ敷地で毎日顔を合わせているにも関わらず、お互い何も理解していないことに気付いたそうです。そこから出発して様々な検討を行い、一貫教育を始めました。
教師は当初、一貫教育の意義を理解するのに戸惑ったといいます。しかし、実施して定着すると、連携の重大さを痛感したそうです。
羽村の教育研究会は小学校と中学校の先生が一緒に同じ教科を1年をかけて研究していきます。そこで連携と信頼が生まれてきます。この会が、教師の皆さまにとってよりよき研鑽の場となるよう祈ってやみません。
小・中学校、高等学校、大学も私立は創立理念をもっています。保育園や幼稚園もまた同じです。その理念に共鳴して保護者の多くは、子どもをあずけます。
「ヨコミネ式教育」を聞いたことがありますか。今日その考案者の横峯吉又氏の講演を聞かせていただきました。その後、ヨコミネ方式を取り入れた地元の保育園の体育発表会も参観しました。
年少から年長までびのびとしたかわいい演技でした。整然と並び、はきはきとした声、立派な演技に感動。年長になるとほとんどの園児がきれいに側転できます。さらに片手でも側転するのです。跳び箱も10段を跳ぶ園児もいました。
新しい考えを導入した際に一番戸惑ったのは保育士。「はたして自分たちが指導できるのか」と思ったそうです。しかしながら、急速に成長する園児の姿が証明しました。保育士も保護者も子ども達の変わる姿に感動し、今日に至ったとのことでした。
園長先生が、我が園は特別のことを実践するのではなく、小学校に入学させるに足りる準備をするのだと、淡々と語られていたことが印象に残りました。
他人の子どもをあずかり、どう育成するかを真剣に取り組む保育園の志を見せていただきました。それぞれの志をもった羽村市内の保育園では、今日もにぎかやな園児の声が響いていることでしょう。
今日は羽村第二中学校で研究発表会が開催され、私も参加させていただきました。少し早目に出向き、休憩時間中の生徒の様子も拝見しました。給食が終わった直後で、廊下や教室で談笑する姿があり、多くの生徒たちが元気よく挨拶してくれました。
本日の研究主題は、「互いによさを認め合い、心豊かな思いやりのある生徒の育成」で、平成21年・22年と東京都教育委員会の人権尊重教育推進校として取り組んできた研究発表会でした。道徳授業の中で人権についてそれぞれの学年が取り組んでいました。
中学生といえば子どもから大人へと心身ともに急激に発達する時期です。不安定な時期を「魔の14歳」と表現するほどです。それでも成長していく生徒を、大きな心で「希望の14歳」と見ながら見守り、指導していくことが大切でしょう。このような生徒達と接する先生方も、真剣勝負の毎日でしょう。どんな大変なことがあっても未来を担うのは、間違いなく目の前の生徒です。「中学生頑張れ!先生頑張れ!」と心から祈る一日となりました。
引き続き学校公開があり、午前中は地元の小学校におじゃましました。ひと教室づづ見てまわりましたが、以前と比較して各教室の授業雰囲気が実に落ち着き、安定しているように感じられました。保護者の皆さまともお話しましたが、同じことを感じているようでした。どうしてなんでしょうと話あってみると、どうやら音読の成果ではないかということになりました。この小学校ではずいぶん前から、しっかりと声に出して読むことを実践させていました。家でも毎日何回も同じ文章を読む。学校でも発表する。先生に評価され、ほめてもらう。そうするとまたやる気がでる。こういった積み重ねで学力も向上し、さらに頑張るという好循環があるのではないかという話になりました。学校図書館も充実し、休み時間などでは図書館は児童で溢れかえっています。教師と図書館司書との連携で工夫のある授業も大きな要因でしょう。また読み聞かせの地域ボランティアの方の活躍も見逃せません。
「読書の大切さ、重要さ」をこれまで議会の中でも何度も取り上げてきました。これからも本が大好きな羽村っ子を育成するためにがんばります。
昨日・今日と市内の公立小学校で学校公開・書写展、家庭教育セミナーが開催され、各学校を訪問し最後は、東小学校で開かれたセミナーに参加しました。
午後は第13回目となる羽村市地域教育シンポジウムに参加。このシンポジウムは毎年テーマを決め、子どもと大人がそのテーマについて語り合うというものです。今回は「きまりごと」がテーマで中学生から提案があったと聞きました。毎年恒例の羽村第一中学校の演劇部による寸劇もユーモアある見事なものでした。教育分野で活動してきた私にとって、児童・生徒・保護者と直接会い、小中学校・幼稚園・保育園と教育現場を見ることを常に心がけてまいりました。現場発の教育改革を目指し、よりよき羽村の教育のため、さらに走ってまいります。
写真は市内私立保育園の園庭を芝生化した様子です。こちらの保育園は本年、第4回キッズデザイン賞のフューチャープロダクツ部門に選出された園で、園舎デザインの創造性や子どもたちを生み育てやすいことなどが評価されたそうです。芝生を撮影しようと、カメラのシャッターを向けると園児たちが楽しそうに手を振って声をかけてくれました。
昨年、羽村市議会の厚生委員会で鳥取方式の芝生を視察させていただいた。鳥取方式の芝生化は一言でいえば、雑草も刈れば芝生という考えで、足を踏み入れてはいけない高級な芝生というイメージから、誰でも自由に気軽に楽しめる芝を目指していた。植え付けから手入れ、管理も比較的簡単で安価であり全国的に注目されているシステムであった。鳥取方式の生みの親の一人であるニールスミス氏が、保育園の芝生化の効果について語っておられた。赤ちゃんのころから芝生の上ではいはいしていると安全で体力もつく。乳幼児期も土の上で運動するのに比較して、より安全な芝生の上のほうが思い切り駆け回ることができるとのことであった。実際鳥取市の二つの芝生化された保育園を視察して園児たちの遊ぶ姿を目にし、芝生化の利点を保育士さんから直接お伺いした。羽村市の保育園や幼稚園をはじめ小学校、公園などでも実施できればと視察報告会で報告させていただいていた。
今回見学させていただいた園は鳥取方式ではなく、ロール式のものだそうです。冬芝を植えやっと生えてきてホッとしていると園長先生は語っておられた。芝生の上で育つ園児の成長を楽しみに園を後にしました。



