第33回目となります羽村市障害者スポーツ・レクリエーションのつどいが羽村市スポーツセンターで開催されました。障害者の皆さまを支えておられるボランティアの方々も多く参加されておりました。人の真心によりこのまちは支えられていることを実感する催しです。
一方で、障害者という言葉が未だに使用されることに違和感があります。発達障害という言葉もそうです。ノーマライゼーションという言葉が輸入され受け入れらていますが、まだその理想へは遠い道のりなのでしょうか。バリアフリーやユニバーサルデザインのまちづくりは当然大切だと思います。
しかしながら、人の心の垣根を取り払わない限り理想への第一歩は踏み出せません。そんなことを思う今日の催しでした。
午後から夜まで訪問対話。志しを貫く青年実業家、仕事と奮闘されておられる壮年、病と格闘するご婦人。一人ひとりが我が人生と真正面から向き合っておられる。この方々と共に、私も政治の分野で真正面から勝負をしようと誓う一日となりました。
市民相談で動いた一日でした。そんな中、国会では本日、第183通常国会が閉会しました。
与野党の泥仕合が演じられ、安倍晋三首相に対する問責決議案が参院本会議で可決されました。お陰で、成立が見込まれた12本の法案と条約が廃案となりました。電気事業法改正案、生活保護法改正案、生活困窮者自立支援法案、海賊多発海域船舶警備特別措置法案、水循環基本法案、雨水利用推進法案などです。
高齢者のお宅を訪問し悩みを伺い、幼子を抱いた母親の声に耳を傾け、将来に不安を抱える若者と対話をする日々。生活現場に身を置いて走り続ける者からすると、いったいどこを向いて政治をしているのかと言いたい。これが市民の皆さまの声です。
だからこそ、「小さな声を 聴く」 という作業を今日も、明日も続けていきたい。