今日まで、生涯学習センターゆとろぎで、日本刺繍の展示が行われていました。19歳の時から刺繍を始め、50年以上に渡って多くの作品を作り続けてこられた、羽村市在住の大野弘江さんの作品展です。
日々家事や好きな旅行、健康のための山登り、水泳のあいまに刺し続けられてきました。そこから「あいま刺繍」と名付けられたそうです。なかには3年半もかかった作品もありました。
作品のデザインに合わせて、蚕の糸を色で染めたものを紡ぐところから始めるそうです。そうしてひと針、ひと針裏から表に通して絵柄を完成させていく気の遠くなる作業です。
展示の作品一つひとつが精巧で美しく色あせていません。特に結婚の時、嫁入り道具に持ってきたという鏡台に掛けてあった刺繍は50年の歳月が流れても色鮮やかで驚きました。
ご本人は、最初で最後の展示会と申しておられましたが、さらにまた、もっと多くの方にご覧いただける機会ができることを望んでいます。


