午前中は一般質問の通告書を提出してきました。おそらく質問する日は、9月6日の最後か、9月7日の最初になりそうです。
午後は東京たま広域資源循環組合議会の議員として、埋め立て処分事業とエコセメント事業を視察してきました。
この組合は、多摩地域の25市1町の自治体で構成されている一部事務組合で、日の出町の二ツ塚に廃棄物広域処分場があります。多摩地域に住む約400万人が出すごみの一般廃棄物を処理しています。
長いトンネルを抜けて目に飛び込んでくるのは大きな工場施設です。ごみの中間処理施設から運びこまれた焼却灰をもとにセメントを作る工場です。このセメントを、「エコセメント」といいます。
エコセメントのメリットとして、埋め立て処分場の延命化が図れたことだそうです。当初は平成25年には埋め立て地はいっぱいになる予定でしたが、エコセメント事業によって30年以上いっぱいになる時期を延ばすことができたとの説明を受けました。また、エコセメント工場の建設によって、極端に埋めるごみの量が減ったそうです。
一昨年でしょうか、徳島県の上勝町に視察に行ってきました。その町は清掃車が一台も走っていない町でした。町民の一人ひとりが資源回収所に自宅から出たごみを持っていくのです。そして約40種に分類してごみというものを出さない。すべて資源とするという循環型社会の模範ともいうべきところでした。
自然環境豊かな日の出町に穴を掘り、ごみを埋める施設を建設。さらに膨大な金額を投資してエコセメント工場を作る。逆説的な考えかも知れませんが、ごみがゼロの社会になると、この施設も必要なくなります。
そのような社会の建設は、人の価値観を大きく転換しないと出来上がらないのかもしれません。今日の視察を通し、改めて「ごみゼロ」社会に向けての挑戦を確認させていただきました。


