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災害・テロ警戒時における不安への対処について、アメリカ精神医学会からのアドバイスがあります。これは2003年のテロ警戒を受けてのニュースリリースで、精神神経医療研究センターの中川敦夫氏の翻訳によるものです。今この時に大事な示唆を与えるのではないかと思いますので、以下列挙してみます。

  • 見込まれる危険性について、(正確な)知識を得ること。事実は、うわさ話やデマよりも恐怖の程度が少ないことが多い。
  • テレビその他の報道によって、不安感や無力感などの気持ちが著しく増している場合、それらを視聴したり読んだりするのを控えるべきである。そもそもすべての詳細な情報を知る必要はない。参上の報道を、特に繰り返し視聴することは、子どもにとって恐怖を与えうるので注意を要する。
  • 見込まれる危険性について思いめぐらすのをそらす方法(気分転換)をみつけること。たとえば自分で調整できる活動に参加する、家の掃除をする、ボランティア活動をする、趣味を行う、息抜きをとって映画等をみるなど。
  • 週末などは、再補給する時間を設けること。自宅で過ごしたり、外出したりするなど現状の生活から1.2日離れることは、常時災害に接している生活サイクルを変えうる。
  • 家族や友人と抱えている不安について話し合うこと。一人でいることを避けること。
  • もし自分が不確かなことに対して心配をしていると分かった場合、思考内容を転換すべきである。
  • アルコールやカフェインの摂取を回避または少なくとも最小限にすること。カフェインは神経過敏にさせ、また不眠を生じうる。
  • 定期的に体操をすること。
  • もし喫煙している場合は、タバコの本数が増えないように注意すべきである。喫煙は、短期的には、不安を緩和するようにみえるが、長期的には健康被害を大きくする。
  • もし恐怖がコントロールできない、または危険への脅威にさいなまれ、日常の活動を継続できない状態になっている場合は、医師や心の健康相談専門家に相談することを検討すべきである。医学的評価を要する症状としては下記がある。(注;これだけには限定されない)
  1. 食事や睡眠習慣の変化
  2. 身体的問題~胃腸不良、腰痛、首の痛み・頭痛
  3. ものごとへの集中が困難である
  4. かつては興味を持てた活動に関心がなくてっている
  5. 自宅を離れることへの大きな恐怖

 

明日4月1日より今まで閉鎖されていた公共施設が昼間を中心に開くことになります。自粛も大切ですが、自らが元気を取り戻し、生命力豊かにし、次への挑戦を開始したいと思います。いよいよ明日より新年度。

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羽村市 石居尚郎
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