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バックナンバー 2011年 3月

災害・テロ警戒時における不安への対処について、アメリカ精神医学会からのアドバイスがあります。これは2003年のテロ警戒を受けてのニュースリリースで、精神神経医療研究センターの中川敦夫氏の翻訳によるものです。今この時に大事な示唆を与えるのではないかと思いますので、以下列挙してみます。

  • 見込まれる危険性について、(正確な)知識を得ること。事実は、うわさ話やデマよりも恐怖の程度が少ないことが多い。
  • テレビその他の報道によって、不安感や無力感などの気持ちが著しく増している場合、それらを視聴したり読んだりするのを控えるべきである。そもそもすべての詳細な情報を知る必要はない。参上の報道を、特に繰り返し視聴することは、子どもにとって恐怖を与えうるので注意を要する。
  • 見込まれる危険性について思いめぐらすのをそらす方法(気分転換)をみつけること。たとえば自分で調整できる活動に参加する、家の掃除をする、ボランティア活動をする、趣味を行う、息抜きをとって映画等をみるなど。
  • 週末などは、再補給する時間を設けること。自宅で過ごしたり、外出したりするなど現状の生活から1.2日離れることは、常時災害に接している生活サイクルを変えうる。
  • 家族や友人と抱えている不安について話し合うこと。一人でいることを避けること。
  • もし自分が不確かなことに対して心配をしていると分かった場合、思考内容を転換すべきである。
  • アルコールやカフェインの摂取を回避または少なくとも最小限にすること。カフェインは神経過敏にさせ、また不眠を生じうる。
  • 定期的に体操をすること。
  • もし喫煙している場合は、タバコの本数が増えないように注意すべきである。喫煙は、短期的には、不安を緩和するようにみえるが、長期的には健康被害を大きくする。
  • もし恐怖がコントロールできない、または危険への脅威にさいなまれ、日常の活動を継続できない状態になっている場合は、医師や心の健康相談専門家に相談することを検討すべきである。医学的評価を要する症状としては下記がある。(注;これだけには限定されない)
  1. 食事や睡眠習慣の変化
  2. 身体的問題~胃腸不良、腰痛、首の痛み・頭痛
  3. ものごとへの集中が困難である
  4. かつては興味を持てた活動に関心がなくてっている
  5. 自宅を離れることへの大きな恐怖

 

明日4月1日より今まで閉鎖されていた公共施設が昼間を中心に開くことになります。自粛も大切ですが、自らが元気を取り戻し、生命力豊かにし、次への挑戦を開始したいと思います。いよいよ明日より新年度。

特別支援教育が開始されて7年が経過しました。東京都においては、平成16年に第一次実施計画がスタートして以来、昨年11月には第三次実施計画が策定されました。ここでは長期計画と実施計画の見直しをおこない、平成28年までの計画延長を決めました。

障害の有無にかかわらず、誰もが相互に人格と個性を尊重し支えあう共生社会(ノーマライゼーション社会)の実現を目指すとして出発したのが、特別支援教育です。私が議員として活動を始めたころ、心身障害教育(国では特殊教育)から特別支援教育への移行時期でした。

羽村市では特別支援教育が開始される際、固定学級がなくなるなどと、ありもしない風評をばらまいた人たちがいました。当時、保護者の皆さんからたくさんの相談をいただきました。そしてその不安を払しょくすべく、都庁に赴き、羽村市議会でも市の姿勢を質し、一部の悪質なデマを流す勢力に対し、今後のあり方を明確にしていきました。

このことがきっかけとなり、特別支援教育、発達障害支援について取り組みを始めました。教育カウンセラーとしての経験も少なからず役にたったのではないでしょうか。この8年、保護者の皆さんとの意見交換、学習会等の参加や多くの先進地も視察させていただき、議会の中で一歩づつではありますが前進させてまいりました。

いまだに特別支援教育は、ノーマライゼーションという高い頂きを目指ている登攀途中だと思います。今後さらに前進をと思っていたところ、銀の鈴社より一冊の本が出版されました。点頭てんかんという障害をかかえた娘さんと共に歩んだ25年を手記にまとめた書物です。題名は、『お月さん、とんでるね~点頭てんかんの娘と共に生きて』です。

一昨日、著者の夏野いづみさんからこの本を頂戴しました。当事者が客観性を持って伝えることは決して簡単なこどではなかったと推察します。しかし、この書物は一人の母親の視点で、温かくも適切な指摘がちりばめられた内容となっています。多くの教育・学校関係者をはじめ、保護者の皆さまにも是非読んでいただきたい一書だと思います。

市内公共施設を一日も早く再開してほしいとの市民の皆さまからの声がありました。ここでようやく再開となります。詳細は以下の通りで、広報はむら臨時号③にて掲載されます。

施設名 使用状況
ゆとろぎ、図書館、スポーツセンター、スイミングセンター、弓道場、郷土博物館、コミュニティセンター、老親福祉センター(じゅらく苑)、いこいの里、福祉センター、学校施設(校庭・体育館・多目的ホール等)、産業福祉センター、富士見公園クラブハウス 当分の間、計画停電中および夜間(午後5時以降)は利用できない。●産業福祉センター・・・夜間(午後5時以降)は企業活動のために使用する場合のみ利用可能。なお、和室は被災者受け入れ場所のため利用中止。●老人福祉センター(じゅらく苑)、いこいの里・・・一般入浴当分の間利用中止。●富士見公園クラブハウス・・・利用は午後6時まで。
グラウンド、テニスコート、堰下レクリエーション広場 夜間(午後6時以降)は利用できない。※夜間照明は当分の間利用できない。
動物公園 開園(通常通り)
児童館 計画停電中は利用できない。(4月中の開館時間は午前9時から午後4時30分まで)
フレッシュランド西多摩 開館(入浴時間については問い合わせてください)
羽村駅西口個別説明事務所 開所時間は午前9時から午後5時まで。
富士見斎場 利用については相談してください
※各施設で予定している市の事業なども、計画停電が実施された場合は、中止となることがある
※施設の利用予約などについては、各施設に問い合わせてください。
※公共施設予約システムについては、市のホームページをご覧ください。

今日は、来月4月17日に告示される、羽村市議会議員選挙で提出する書類の事前審査が行われました。

大震災から、福島原発の影響や計画停電の影響など刻々と状況は変化しています。この2週間は、市民の方がどのように感じられ、何を望んでおられるのか、お見舞いをかねて訪問させていただいております。

その中での事前審査。もうここまで自分の選挙が近付いたのかと改めて実感しております。どうあれ、一生懸命頑張るのみです。

公明党ホームページに掲載されている情報です。ご活用ください。

東日本大震災 災害関連情報

公明党 災害義援金口座開設のお知らせ

3月24日の公明新聞の社説で、東日本大震災が日本経済に与える影響を、「東日本大震災/直接被害 最大25兆円/政府試算 原発事故の影響含まず」として論評しておりました。関東にある羽村市も当然間接的影響を大きく受けるし、その中でも計画停電の影響は特に心配されます。

東京電力は、計画停電のグループを5から25へと細分化して明日から実施すると発表しました。

年度末から新年度への移行の時期は、卒業、転勤、就職、入学と大きく人も動く時期であり、送別会や歓迎会などまちのあちこちで開催される時期です。しかしながら、商業店舗はキャンセルが続出。また市内の工場でも仕事が減り、長期休みをとった企業もあると聞いています。まち全体が人どおりも少なく、元気がありません。

3月議会で来年度の予算が原案可決しましたが、羽村を活性化するための補正予算なり政策が必要となります。多くの皆さまの知恵を結集して難題に挑戦していきましょう。私も真剣に取り組んでまいります。

ストレスの影響。昨日のブログの続きとなりますが、今日もそのような話を聞きました。歯医者さんで聞いた話は、麻酔の効かない人が増えているということです。今日から羽村の小中学校は春休みです。余震に敏感になっている子ども達が多いとも聞きました。

羽村市の春を彩る「花と水のまつり」も中止となりました。4月の上旬は羽村の堰で満開の桜が、4月の中旬は根がらみ前田園では30万球を越えるチューリップが皆を迎えます。

おまつりは中止になっても、春になれば桜も咲くし、チューリップも開きます。だから家族や友人で、桜の下におにぎりを持って出かけてはとお話をしています。また、一面のチューリップ畑を歩くだけで心が癒されます。

今日は風も強く、寒い一日となりました。それでも春はやってきます。以前ご紹介したオープンガーデンも見ごろの季節となります。

コミセン、ゆとろぎ、図書館、児童館、郷土博物館等、ひらけるところから早々の再開を望みます。人と会う場を必要としているのは今です。

公明党ホームページに掲載されている情報です。ご活用ください。

東日本大震災 災害関連情報

公明党 災害義援金口座開設のお知らせ

大震災から2週間。被災地では復旧・復興に全力です。福島原発も懸命な挑戦が続いています。避難されておられる方のストレスも大変なものだと思います。

羽村を廻っていると、最近、おう吐や下痢ぎみの人が多いとききます。看護師の方も着実に病院に来る患者の数が増えていると指摘していました。

大震災のショック、放射能の恐怖、計画停電による不規則な生活に追い打ちをかけて公共施設の休館が決められている。しかし市民の皆さまも限界でしょう。

被災地でない羽村市民の皆さまもストレスを感じ始めておられる。廻っていてこのことを実感する。人間は社会性の動物です。人は人の中で生きています。内に閉じこもるのではなく、ストレスを解放することを考える時期にきていると思います。

公共施設の休館は、できるだけ早めに中止すべきと考えます。当初の目的とは変化してきています。明日から春休みも始まります。高齢者の方も話し相手を求めています。

行政判断をする上で、ストレスを解放する場も必要だという視点を忘れないでもらいたい。

公明党ホームページに掲載されている情報です。ご活用ください。

東日本大震災 災害関連情報

公明党 災害義援金口座開設のお知らせ

昨年3月議会で、「安心安全のまちづくり─自助・共助・公助の強化を─」と題して一般質問しました。その中でこのタイトルにある「事業継続計画」(Business  Continuity Planを略して通称BCPという)について早期実現を提言しました。

初当選いらい8年間、安心・安全のまちづくりに執念をもち、毎年数々の提案をしてまいりました。BCP策定はその中でも大きな政策課題のひとつです。

昨年の議会質問に対して、「羽村市におきましても、平成22年度中に事業継続計画を策定・運用していく予定であります。」と明確に述べておられた。平成22年度もあとわずかです。議会での約束はどうなったのか。

地震などの災害時では「地域防災計画」に則って業務を遂行していきます。しかしそのような場合でも、通常の住民サービスも継続させていかなくてはなりません。そのことを考えるのが「事業継続計画」なのです。

この未曾有の大震災を契機に羽村市のみならず、すべての自治体はこの事業継続計画を早急に策定すべきであります。そして地域防災計画もより実効性のあるものへと大きく変えていかなくてはなりません。

スーパー堤防や耐震対策など、いとも簡単に事業仕分けした、どこかの危機管理意識のない方々にも猛省を促したい。日本は地震大国であり、地震エネルギーは日本列島に蓄積されていることは専門家の共通の見識でしょう。

東日本大震災の復旧・復興支援を全力で行うとともに、各自治体は、わがまちの安全対策を真剣に考えるべき時にきていると言いたい。市民の生命や財産を守ることが市町村の第一の役割なのだから。

公明党ホームページに掲載されている情報です。ご活用ください。

東日本大震災 災害関連情報

公明党 災害義援金口座開設のお知らせ

本日、東京都水道局は葛飾区にある金町上水場から放射性物質が乳児の暫定基準値の2倍を超える数値を測定したことを明らかにしました。

これに伴い、羽村市は本日朝に採取した水を東京都に検査を依頼し、その結果安全性が確認されたと羽村市から報告がありました。

市民の方からも報道を見て心配をされておられました。福島原発事故に対して東京電力の職員をはじめとして多くの協力者の方々が命がけで戦っておられます。事故が終息に向かうことを祈ります。

これまで公明党として原発関連の要望を政府に対して行ってまいりました。屋内避難地域への物資輸送の万全策、原発に関して最終責任者を明確にする、災害弱者の一時的疎開の検討、核燃料プール冷却作業に高さ58mから放水できる作業車の調達等です。

今後ともネットワーク力を生かし、被災地支援に全力で取り組んでまいります。

公明党ホームページに掲載されている情報です。ご活用ください。

東日本大震災 災害関連情報

公明党 災害義援金口座開設のお知らせ

本日、3月議会が終了しました。大震災の影響下での開催でしたが、全力で臨ませていただきました。

さて、東京都は東北地方太平洋沖地震等による避難者の都営住宅等への受け入れを決めました。21日時点の情報です。以下列挙します。参考にしてください。

東京都では現在、2000戸程度確保しているうち、今回は直ちに使用できる都営住宅等600戸を都内に避難している方に対して提供することとしました。

都営住宅等への受け入れ対象者

  1. 東北地方太平洋沖地震により居住継続が困難になった被災者
  2. 福島第一・第二原子力発電所の周辺において、国から避難指示等が出された地域等からの避難者

受け入れ条件

  1. 入  居  期  間  当面6ヶ月間
  2. 家賃・共益費  免 除

申込受付期間

  1. 3月23日(水)、3月24日(木)、3月25日(金)の3日間
  2. 午前9時から午後7時までの間で受付

申込受付場所

  1. 東京都庁第二本庁舎 2階(新宿区西新宿2-6-1) ※JR新宿駅徒歩10分
  2. なお、東京武道館、味の素スタジアムなどの東京都の避難施設に避難されている方については、同施設でも受け付けています

申込受付方法

  1. 申込受付期間内に、上記の受付場所に備え付けの申込書を、その場で記入してお申込みください
  2. 今回は、電話、FAX、郵送での申し込みはできません
  3. 原則として、世帯単位での申し込みとなります

入居者決定方法

  1. 入居者の決定は先着順でなく、申込受付期間内に申し込みをされた方が割り当て戸数を超えた場合は、抽選で入居者を決定します
  2. なお、入居者の決定に当っては、乳幼児、妊婦、障害者、難病患者、65歳以上の高齢者のいる世帯を優先します

抽選日

   3月28日(月)

   抽選結果を当日午後以降、上記の受付の場所にて、指示します

   また、東京都都市整備局ホームページに掲載します

入居開始日   

   4月1日(金)

東京都一時提供住宅問い合わせセンター


 【電話番号】03-6812-1200
 【受付時間】9時00分から18時00分まで(土日、祝日を除く)
 なお、平日の18時から21時までと3月26日(土曜)、27日(日曜)の9時から21時までについては、次の電話番号にお問い合わせください。

 東京都都市整備局 都営住宅経営部・住宅政策推進部
 【電話】
 03-5320-4972
 03-5320-4981
 03-5320-5008
 03-5320-5019
 03-5320-5022
 03-5320-5053
 03-5320-4921
 03-5320-4946

 

公明党ホームページに掲載されている情報です。ご活用ください。

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羽村市 石居尚郎
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