「シェムリアップの事件の際には暖かいお便りを頂戴しありがとうございました」(原文)――。福岡県議会の全議員でつくる「福岡県国際交流推進議員連盟」(豊沢一男会長)にこのほど、カンボジアのシェムリアップ市で起きた学校人質事件の被害者家族から御礼の絵はがきが届けられた。
 差出人は、カンボジア人の夫と同市で孤児院を経営するメアス博子さん。今年6月、外国人子女らが通う国際学校の幼稚園に武装集団が押し入り、幼児らを人質に立てこもる事件に、息子・拓見君が巻き込まれた。
 事件をその日のニュースで知った公明党の高橋雅成議員(現在、同連盟副会長)は、早速、メアス博子さんと家族にあてた励ましのメールを送った。同議員は今年2月、同連盟の海外視察団の一員としてメアス夫妻の孤児院を訪れ、拓見君とも会うなど家族との親交を深めていた。
 同議員はさらに、同連盟としてもお見舞い文を出しては、と提案。当時、同連盟副会長の新開昌彦議員(公明党)の働き掛けに豊沢会長や各会派も快諾。翌日、議員連盟としてお見舞いの手紙を送っていた。
 届いた絵はがきは、お見舞いに対する御礼の返信。その中で、メアス博子さんは「息子はまだ学校には行きたくないと言いますので、ゆっくり時間をかけて解決してゆこうと思っております」「息子も皆と遊ぶ時は笑顔を見せております。子供たちに助けられています」と、いまだに癒えない心の内をのぞかせていた。
 同視察団に公明党から参加した高橋、新開、浜崎達也の3議員は5日、メアス博子さんからのはがきを手にし、「今後もメアス夫妻を励ましていきたい。人質事件の背景には貧困があり、その撲滅に向け何らかの支援をしていきたい」と感慨深げに語っていた。

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浜崎 たつや
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