福岡県議会は、6月定例議会の本会議で、傍聴の聴覚障害者に対し手話通訳のサービスを行った。公明党の提案を受け初めて実施された。
 手話通訳が行われたのは14日の代表質問と16日の一般質問。傍聴したのは、福岡市聴力障害者福祉協会のメンバー。公明党の浜崎達也議員が質問した16日は、福岡聴覚障害者団体連合会の内田久雄事務局長ら11人が傍聴。手話通訳者が、同議員の環境問題に関する質問と麻生渡知事の答弁を手話で通訳すると、同会メンバーたちは、深くうなずいたり、メンバー同士で手話を交わすなど議場でのやり取りを真剣に見入っていた。
 同議会への手話通訳導入については、2003年6月に公明党の田中正勝県議が内田事務局長(旧姓・猪口、当時、理事長)から相談を受け、上岡孝生県議が早速、同月に開かれた県議会の議会運営委員会小委員会で提案。同年10月、希望者に手話通訳者を配置する制度導入が決まった。手話通訳の利用を5日前までに県議会事務局に申し込めば、手話通訳者の派遣費を県が負担する。
 同事務局によると、これまで聴覚障害者が手話通訳者を連れて傍聴したケースはあるが、制度の利用は今回が初めて。内田事務局長は「今後も障害者に関する質問などがあれば、どんどん参加したい。次の9月議会では事前に準備し、多数の参加を呼び掛けたい」と話していた。

(公明新聞より)

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浜崎 たつや
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