函館港におけるクルーズ客船受入の現状と今後の課題
本日、経済建設常任委員会有志で、クルーズ客船受入の現地調査を行いました。
函館港におけるクルーズ客船受入の現状は、旅客船埠頭が未整備であることから,貨物用のふ頭(港町ふ頭,西ふ頭)を利用して乗降が行われているが,これらのふ頭は,市中心部から離れたうえ,貨物用ふ頭であり,上陸する乗船客は,函館観光への期待感を阻害され,さらに,交通の不便を強いられている状況にある。
国において、若松地区の旅客船ふ頭整備が、昨年10月に事業採択され、市の中心部である若松地区に、12万総トン級のクルーズ客船が係留可能な岸壁等(延長360m,水深-10m)が整備されます。完成は平成30年代前半の予定です。
函館市の港には、旅客ターミナルが無いため船内での各種手続きが行われている。ダイヤモンド プリンセスでは、写真の場所で行われております。↓↓↓ 1000人規模の手続きでは手狭で時間がかかるそうです。
そこで、経済建設常任委員会では、スムーズな受入、少しでも長く市街地で楽しんでいただくため、旅客ターミナルの整備(CIQ(税関,出入国管理,検疫の略称)施設,手荷物受け取り場所,外貨の両替機等の設置など)が必要ではないかと検討しています。今後、他都市での取り組みを調査研究し、若松ふ頭での受入環境整備等の対策をまとめていきたいと考えています。