函館市道路面下の空洞調査来年度より実施。
函館市五稜郭町での掘削作業の様子
250㎜厚のアスファルトが空洞により剥がれ落ち100㎜になり表面が陥没。
市民生活の基盤となる道路は、大規模災害のときには救命のため、緊急物資を運ぶための命をつなぐインフラであることから、平成26年 第3回定例会 一般質問にて、函館市における緊急輸送路について、その安全の確保と管理の状況そして、路面下の空洞についての質問させていただきました。
そこで、道路パトロールなどとあわせて、路面空洞探査車を使用したレーダー探査などの手法により、空洞化調査は必要と訴え,調査実施する意向、また,調査の実施時期についての質問に対して、
市は、「 緊急輸送道路は,災害時に,防災拠点を相互に連絡する重要な道路であると認識しております。 緊急輸送道路の,路面下の空洞化調査は,災害時にも安定して機能する道路ネットワークを確保する上で必要なことから来年度より,調査を実施してまいりたいと考えております。」との答弁をいただきました。
早速、世界的にも実績を誇るジオサーチ株式会社のご協力のもと函館市内の市道をランダムにサンプル調査を行い、道路面下の空洞を探査いたしました。
解析の結果、10箇所の異常個所が抽出され、中でも危険度の高いAランクが2か所あり早急に補修と判断され市土木部により掘削作業を行い、原因を探りながら陥没の危険を未然に防ぐ事ができました。