令和5年度当初予算に対する市議会公明党の代表質疑
令和5年第1回定例会の予算代表質疑では市議会公明党より美濃部弥生議員が登壇し、財政運営と行財政改革、DX推進計画に基づく事業、障がい者支援、学校教育の充実、防災・防犯対策、産業振興、多様性を認め合う社会など13項目にわたって質疑を行いました。
質疑内容(要旨)
- 健康・医療では、帯状疱疹ワクチンに対する補助を要望したところ、『高まっている市民ニーズや東京都の補助制度も踏まえ、スピード感をもって制度設計に取り組む』との答弁を得ることが出来ました。
- 子育て支援では、高校生世代への医療費の無償化に対する所得要件の撤廃を要望し、市長からは『居住する場所に関わらず、格差が生じることのないよう、引き続き、協議の場を通じて、東京都へ強く要請していく。』との答弁がありました。
- 児童虐待の相談件数が増え続けるなか、東京都は児童相談所の再編案を示し、八王子児相は八王子市のみを管轄することになりました。今回の都の児相再編計画に対する市長の思いを聞いたところ『東京都に対しては、既に市長会等を通じて財政的な支援と人材育成を含めた専門職人材確保のための支援強化等を働きかけている。引き続き東京都への要請と連携の強化に努める。』との答弁がありました。
- 地域公共交通の充実では、「居住地から目的地まで連続的に乗り継げる交通サービス」や「福祉交通との連携による移動しやすい環境づくり」の実現に向けて市長に質問したとところ『今後の地域公共交通では「官民連携」「多分野連携」これら「2つの共創」をつなぎ合わせる取組みにより、市民の皆様の暮らしを支える地域公共交通を実現していく。』との答弁がありました。
- ホームドア整備に関する今後の展望について市長は『西八王子駅の早期の整備完了に向けて、引き続き協議調整を進めるとともに、京王線についても、早期整備に向けて精力的に要請する。』との答弁がありました。
- 「文化の薫るまち八王子」に対しては『誰もが身近なところで文化芸術に触れることができ、市民の皆さまの活動が活発に行われるよう、引き続き文化芸術の振興に取り組んでいく』との答弁がありました。