竣工間近の新館清掃施設を見学
7月12日(火曜)、八王子市議会公明党は竣工間近の「新館(しんたて)清掃施設」を見学しました。環境に対する配慮や啓発面でも最新鋭の施設として仕上がっています。既に試運転が始まっており、本年10月から本格稼働します。
新・館清掃工場は、流動床式ガス化燃焼炉による低空気比燃焼、炉内脱塩特性を活かしたボイラの高温高圧化、専用設計による抽気復水タービンの採用などにより国内最高水準の発電効率を実現した施設です。
焼却炉は80㌧/日×2基体制で、合計160㌧/日の処理能力を持ちます。市内の戸吹清掃工場は300㌧/日の焼却能力を持ちますが、全市的なごみ減量の取り組み成果に鑑み、この規模に設定されました。
施設内部には木材を多用しているほか、環境啓発コーナーや研修室を配置、屋外には多目的広場やビオトープ池まで配置されており、かなり環境保護に配慮した施設であることが分かりました。
施設コンセプトは「人とひと、人と自然を紡ぎ、安心のまち・豊かな環境を紡ぐ次世代の清掃施設」。公設民営方式による新・館清掃工場は、他地域に比べても最新鋭の施設として作られ、地域住民にも親しんでもらえることが期待できました。