【視察】AEDコンビニ配備の現場を視察
八王子市議会公明党として12月23日(水曜)、コンビニエンスストアに設置されたAED(自動体外式除細動器)の現場を視察しました。医療保険部の地域医療政策課長から説明を受けました。
訪問したのはセブン-イレブン千人町一丁目店さん。店内に配置され、外からも見えるようにAEDのステッカーがガラスに貼られていました。
八王子市は、今年度から3カ年でコンビニを中心にAED250台を設置する計画を具体化、その第一弾として今年度は75台(うち1箇所は消防団詰所)の設置を進めています。今回その一つを視察させて頂きました。
市はAEDを買取ではなく、コストパフォーマンスに優れたリース方式(期間5年)で調達しました。これにより、バッテリーやパッドなど消耗品の交換もリース会社が行うこととし、市本体のメンテナンス面での負担を軽減できました。
さらに、AEDに遠隔監視システムと通信モジュール(GPS)を内蔵していることも大きな特長の一つ。本体の異常やケースの開閉などが起きた場合、アラートが自動発信され、状況を遠隔で把握できるようにしており、さらに消耗品交換の連絡もAEDの自動発信で知らせる仕組みです。
平成27年(2015年)第3回市議会定例会の一般質問(9月7日)で、市議会公明党の村松議員がAEDのコンビニ配置を提案したのを皮切りに、委員会などの質疑を通じ様々な場で推進を訴えてきました。
2年ほど前、市のアクションプランに載り、昨年度はAEDの空白地域の調査が行われました。市はこれまで市民センターや市事務所、学校などの公共の場所に324台を設置してきましたが、この調査を踏まえ、地域的な空白を埋める形でコンビニを中心に町会館、消防団詰所など計250台を新たに設置することとなりました。
ここでやっと第一弾のAED配置が実行され、人の生命を救うための手立てが強化されることになります。
今後も、皆様の生命を守るため、全力で取り組んでまいります。
今年度のAED設置場所一覧を添付します。一部ですが、2021年1月に設置されるものもあるそうです。